四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

河野裕子さんを悼む(その4)

2012-07-05 13:51:12 | 生かされて今日

永田和宏氏 

 ○悔しいときみが言う時悔しさは        

          またわれのもの霜月の雨

 ○ひき受けてやれない私は庭に出て

          雪だ雪だときみを呼ぶのみ

 ○歌は遺り歌に私は泣くだらう

          いつか来る日のいつかを怖る

 

河野裕子さんの絶唱

 ●手をのべてあなたとあなたに触れたきに

          息が足りないこの世の息が

 

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