四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

初めての台湾(その1)

2016-05-06 08:48:20 | 生かされて今日

 慈済基金会(ツーチー)にご縁がありまして33人の立正佼成会のメンバーと台湾へ参りました。春日和の4月17日からの4日間初めての台湾です。羽田空港国際線ロビーには五月人形が飾られており、祈祷室(PRAYER  ROOM)が目を引きました。個人的信仰が大切にされていて素敵だと思います。

機内はほぼ満席、幸いに窓側でわが母郷の鹿児島市、桜島、錦江湾を上空から愛でることが出来ました。亡き両親が私を呼んでいるようでした。また、お隣県の熊本が大震災の直後で余震が納まりますようにと祈りました。

〇武具飾る国際線に祈祷室

〇機上より父母の山河の春日和

広大な東シナ海にはあまたの戦没者のお骨が眠っていることでしょう。遣隋使や遣唐使、大陸からの文化文明が運ばれた海原を3時間半、タイペイの松山空港に第一歩を踏み出しました。しょうざんと読むのかなと思いましたら、日本統治時代のままにまつやま空港と呼ぶそうです。

〇若葉のタイペイ流るるオートバイ

昔の中国本土の自転車の洪水に似て、台北はオートバイの奔流です。今はまだ自動車を買う収入ではないそうですが暫くすると道路は車だらけの渋滞が予想されます。

建物は懐かしく古くくすんでいますが、メイン道路の青葉若葉の木漏れ日は素敵です。町中の道教の古刹は多数のお祈りする信者がひしめき少し歩きました。近くには占い通りあり、横浜中華街を思い出しました。

 

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