四季の歌と暮らす

 年齢ごとに「一度っきり」の四季と、
旬(しゅん)のヨコハマを味わう「くりごとの集」です。

豪華客船(2)

2008-05-15 07:13:56 | 生かされて今日
 初入港したラプソディ号の船尾で、乗組員が休憩しています。アラスカへ出港し、今は大海原を進んでいるでしょう。
 「おくのほそ道」の冒頭の名文をどうぞ。何度読んでもリズムある名文ですね。

 『月日は百代(はくたい)の過客にして、行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ馬の口とらえて老(おい)をむかふる者は、日ゝ旅にして、旅をすみかとす。古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそはれて、漂泊の思ひやまず』

 過ぎてゆく時間、月日も私達の人生と同じ様に旅人だと。

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