琵琶湖の畔にある、水生植物公園みずの森に行った。
昨年行ったときには、受付の女性が、「サラの花が、咲き始めましたよ」と言ってくれたが、写真を撮るには撮ったが、はっきりとそれらしく撮ることができなかった。
サラの樹は、仏教五木の”聖なる木”の一つであると、パンフレットに書かれている。
「さら」と言う言葉の響きが好きで、この木に寄せる思いが深い。
この日の花との出会いは嬉しいものであった。
日本で、古刹に植えられている沙羅双樹と呼ばれている樹は、夏椿とも言われ、インド原産のサラの樹とは、別のものである。温室で育てられて、今丁度満開のサラの花を見て、涅槃に入るお釈迦様の上に、降り注いだという花びらの話に納得した。