カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

サラの花

2005年04月29日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

琵琶湖の畔にある、水生植物公園みずの森に行った。
昨年行ったときには、受付の女性が、「サラの花が、咲き始めましたよ」と言ってくれたが、写真を撮るには撮ったが、はっきりとそれらしく撮ることができなかった。
サラの樹は、仏教五木の”聖なる木”の一つであると、パンフレットに書かれている。

「さら」と言う言葉の響きが好きで、この木に寄せる思いが深い。
この日の花との出会いは嬉しいものであった。

このクリーム色の花びらが、お釈迦様が涅槃に入られる時、灰色に変わって、降り注いだといわれている。
日本で、古刹に植えられている沙羅双樹と呼ばれている樹は、夏椿とも言われ、インド原産のサラの樹とは、別のものである。温室で育てられて、今丁度満開のサラの花を見て、涅槃に入るお釈迦様の上に、降り注いだという花びらの話に納得した。



コメント (9)
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