退職した女性の会から出店してもう長い。
福祉作業所に、たとえ少額でも、何かのお役に立てばとの発想から出発した。
何度かこのブログにも登場して記憶に留めてくださっている人もあろうかと思う。
その日に都合のつく人の集まりだから、メンバーはその時々によって違う。
昨日は新しい年度に入って第1回目の作業の日だった。
お喋りをしながらより分け作業が進んでいくが、2時間くらいが限度で皆疲れて無口になってくる。
もう一つとても嬉しいことがあった。
会員のお母様が10何枚かのマット座布団を編んで持ってきていただいたことだった。
お年は87歳とのことで驚きと感謝でいっぱいになる。
配色よく仕上がったおばあちゃんの作品は、ホントに素晴らしい。
「おばあちゃん、何か誰かの役に立つことをしていると元気で居てもらえるから。」
そう言って、またこの日の選り分けた素材を、会員さんはもって帰ってくれた。
私たちも、編める者はビニル袋に入った素材を持って帰り、家で編む作業が、かげろう座」の日まで続く。