カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

鐘の響きと法螺貝の奏でる音を聴いた日 長谷寺

2009年11月06日 | ☆ ふるさと・大和
初めて長谷寺にお参りしたのはもう40年も前のことである。
それ以来何度お参りしたか分からないほどであるが、一度も鐘の音を聴いた記憶がない。
鐘を撞く時刻でなかったのだろうが、11月3日のお参りで初めてその鐘を聴いた。
しかも、鐘と法螺貝の音が、三つ目の登廊を登りきった時、頭上から荘厳に響いてきたのだった。
なんとラッキーな日だと感動しながら聴き入った。

この鐘の存在を知ったのは、長谷寺 2  2007・11・30の記事にしている。



「尾上の鐘」
第三登廊を上りきったところに「鐘楼」がある。

この「鐘楼」には「尾上の鐘」が吊り下げられている。
新古今和歌集に定家の歌『年を経ぬ 祈る契は初瀬山 尾上の鐘の よその夕暮れ』があり、「尾上の鐘」の呼び名はここからきたものらしい。

鐘について調べていると、上のような記述を見つけた。



法螺貝を吹く若い僧侶



本堂横に登ると鐘を撞く人と撞木が見えた

デジブック 『長谷寺詣で』

 大井~大湫
コメント (10)
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