それ以来何度お参りしたか分からないほどであるが、一度も鐘の音を聴いた記憶がない。
鐘を撞く時刻でなかったのだろうが、11月3日のお参りで初めてその鐘を聴いた。
しかも、鐘と法螺貝の音が、三つ目の登廊を登りきった時、頭上から荘厳に響いてきたのだった。
なんとラッキーな日だと感動しながら聴き入った。
この鐘の存在を知ったのは、長谷寺 2 2007・11・30の記事にしている。

第三登廊を上りきったところに「鐘楼」がある。
この「鐘楼」には「尾上の鐘」が吊り下げられている。
新古今和歌集に定家の歌『年を経ぬ 祈る契は初瀬山 尾上の鐘の よその夕暮れ』があり、「尾上の鐘」の呼び名はここからきたものらしい。



