季節の味覚を十分味あうことのできた梨である。
幸水に始まって二十世紀、そして最後に新高梨を頂いた。
甘みと瑞々しさが、食後のデザートとして食する楽しみが続いた季節だった。
最後に頂いた新高梨の大きさは、まるで赤ちゃんの頭くらいもあり、掌にずしりと重い。
一つを4回に分けて丁度よい大きな梨である。
つい最近柿をどなたかから頂いて、お嫁さんが「良かったら持っていって」と言ってくれたので、ダンボールの箱に入っている柿を幾つか離れに貰ってきた。
富有柿で、一つ一つは十分大きいのだが、新高梨と一緒にしてみると、この梨の大きさがよく分かる。
これらの果樹は市の特産物であるお陰で、季節季節に豊に頂ける幸せに感謝である。
これからは柿の季節。
味覚のバトンタッチである。
中津川~大井