カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

夏椿の花が満開 お房観音

2015年07月02日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日から橿原市のお房観音で、風鈴まつりが始まった。

終日雨だったので、今日、お詣りかたがた出かけてきた。

いつもなぜこんなに早くに行くのか、私なりの訳がある。

風鈴まつりが始まったころに、本堂裏のお庭の夏椿が開花するのを待って、白い可愛いこの花に会いたくて出かける。

「季節の花300」に記述されている夏椿のことを以下に転載させてもらった。

 

・開花時期は、 6/ 5 ~ 7/10頃。「椿」の名だが、梅雨の頃に開花する。
・すっきりした白色のきれいな花。
 5枚の花びらの縁(ふち)には、こまかいギザギザあり。

・花の形が椿によく似ていて、夏に開花することから「夏椿」。
・幹はすべすべしている。


・「沙羅双樹(さらそうじゅ)」と呼ばれることもあるが、お釈迦(しゃか)様が亡くなったときに近くに生えていたことで有名な
 「沙羅双樹」は、全く別の熱帯樹のこと。「沙羅双樹」は日本の風土では育たない。

 では、なぜ夏椿がこの「沙羅双樹」に間違われたのか・・・。
 昔、ある僧侶が、「仏教にゆかりのある沙羅双樹の樹は、日本にもきっとあるはず」と、山に入っていろいろ探したところ、夏椿の 

  木を見て「これが沙羅双樹だ♪」と思い込み、それを広めたため、との説がある。(ちなみに、釈迦が悟りを開いたことで有名な木 

  は 「インド菩提樹」)この沙羅双樹は、草津水性植物園の温室に、植栽されているので開花情報を尋ねたら教えて頂けると思う。

夏椿とは全く異なる儚げな花だ。


・別名
 「沙羅の木」(しゃらのき)。
   沙羅双樹とまちがえたため
   この別名がついた。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする