公園館前の芝生の丘には、ニチニチソウが美しいカーブを描いている。
公園館の玄関広場に、この日初めて出したという大きい鉢植えの花が並んだ。
花だけを見ると、ムクゲとかハイビスカスの花によく似ている。
公園館の人に尋ねると「タイタンビカス」という名の花だと教えてくださった。
季節の花300で調べても載っていなかったのでGoogle検索をすると、
『タイタンビカスとは、株式会社 赤塚植物園が開発したまったく新しい植物で、ある特定のアメリカフヨウとモミジアオイの交配選抜種です。 その性質は、驚異的なほどに強健で、日当たりさえ良ければ特に植えつける場所を選びません。』
タイタンビカスの花・この大きい花は直径21cmだそうで、写真では大きさが実感しにくいが、見上げると圧倒されそうだ。
検索の続き
『生育は驚異的なほどに旺盛で、春に芽を出した後、晩夏には、大きいときで草丈3mにもなります。花期は、7月から9月の間で、一輪一輪は、一日花ですが、次から次へと開花し、1株でのべ200輪近くの花を咲かせます。しかも、花の大きさは子供の顔(直径15~25cm)ほどもあり、全盛期の真夏には、巨大な花が次々と咲き乱れ、その美しさと存在感に圧倒されてしまうほどです。
この圧倒的な存在感と驚異的な強さ、ハイビスカスのような花姿から『巨神タイタン』にちなんで、『タイタンビカス』と名づけられました。』
下の池の傍に咲くムクゲの花を見に行くと、先日は花数が少なかったけれど、今は満開状態だった。
花だけを見ていると、上のタイタンビカスと本当に良く似ている。
八重のムクゲも華やかに咲いている。少しの間に花たちは、自分の開花の時期には、たがわずに花を咲かせる。
しかし、秋の花のイメージの萩の花は馬見丘陵公園の水分広場への土手辺りには花が咲き乱れている。
秋の花といえば「秋の七草」のオミナエシ、キキョウ、カワラナデシコもすでに花を咲かせている。
これらの花は水分広場を、丁寧に見て歩くとあちこちから、呼びかけてくるように、
花が見つかるので公園歩きは楽しい。
この日は、半夏生の日だったので、遠目には半夏生の花に見えたのだが、葉っぱは半分白くなっていない。
どうもオカトラノオの花ようだ。
公園館へ立ち寄って、半夏生の花はこの公園にあるのかと尋ねてみたが、いくつかの図鑑を調べてくださって、どうも植えていないようだとのことだった。水辺に咲く花なので、この公園でも見たいとリクエストしてきた。