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カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

久米寺 その5 多宝塔と紫陽花

2018年06月21日 | ☆ ふるさと・大和

 

  

久米寺宝塔(重要文化財、江戸時代初期、とち葺、高さ 14.5m)

 

久米寺の紫陽花の花を観賞し、明日で終わりにしますと、書いてから再びパソコンに

向かうまで、自然災害の恐ろしさに、打ちひしがれたような気持ちで 過ごしました。

今日で最後の多宝塔と紫陽花と題して、写真を見ながら、当時のことを思い出しつつ

綴っていこうと思います。

多宝塔は、境内から見える正面だけは、いつでもお詣りの時に、見ることができますが、

多宝塔の回りを、間近にお参りできるのは、紫陽花の季節だけだそうです。

 

  

    

塔域に入ってまず目に付くのは、大きな木の周りにいらっしゃる、七福神の石像です。

それぞれの位置で、塔を御守りしているのでしょうかしら。 

 

 

あじさい園を一回りして、池に架かる赤い橋を渡ってから、塔の横から入る時、このような

綺麗な紫陽花の花が大きな石の瓶に浮かしてありました。

 

 

「養老2年(718)インド摩伽佗国の王善無畏三蔵という人が来朝、

約2年間のあいだに高さ10.909m四方の塔を建立し、

3粒の仏舎利並びに大日経を塔内に納めた」

奈良の塔と言うところに記されていました。  

 

多宝塔は、慶安年中(1648~1652)に焼失し、

その後、嘉永初期に仁和寺の旧塔を移築したのが、現在の多宝塔です。

 

 

 

 

塔の周りをまわりながら、四方それぞれの紫陽花と塔を何とか入れようとしながら、

写していきました。

 

 

 

 

紫陽花は、まるでお供えのように、大きな花を咲かせていました。 

コメント (4)
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