少し遡りますが、久米寺へ紫陽花を見に行った日の帰りのことです。
「水無月」があるかしらと、和菓子店へ立ち寄りました。
水無月はありました。
外郎の三角の台に、小豆と杏子を載せた2種類がありました。
お店の人の話では、6月30日に食べるのが正しいしきたりだそうです。
月末にまた来たらいいと思って、この日にも買って帰りました。
1年に1回の嘉祥菓を食べる日のあることを教えてもらいました。
その日は6月16日とのことでした。
そのルーツについて調べてみますと、とらやのHPにありましたので、興味のある方はご覧ください。
16日土曜日の午前中にお店に行きました。
白玉団子が16個小豆の中にずっしりと入っていました。
白玉善哉とでも表現したらいいのでしょうね。
水無月と同じように、1年の半分を無事に過ごし、これから半年の佳きことを願って、京都では古い時代からの
和菓子を食する習慣だったようですが、このようなことは、初めて知りました。
1日限りの限定品だとのことでしたので、その日は予約をして帰りました。
後先になりますが、美味しいものなら、年中行事に取り入れたら、
何となく日々がゆたかな気分になるような気がします。