晩秋の光を浴びて、境内のどの紅葉も輝いています。
駐車場に車を入れると、銀杏の葉にそこは埋め尽くされて、黄色い絨毯を敷き詰めたようです。
境内の池に映る紅葉がまず目を惹きました。
先程の銀杏の葉を落とした木です。
満開の時は、もっと見事だったことでしょう。
風に吹かれたのか池の縁に沿って、帯のように銀杏の葉が連なっています。
かりがね橋へ登って行く方を先に撮れました。
境内にわたる太鼓橋の上からすこし見上げると、裏山の紅葉が、お堂を美しく彩っていました。
境内の中ほどに歩みを進めますと、全山紅葉で、眩いくらいです。
一番いい時にお詣りしたようにに思います。
ごろごろ水を汲みに登って来るのは、年に4回くらいですから、大体龍泉寺の境内の
木々の色づきを、頭に入れ乍ら水を汲んだ後、ゆっくりとした気持ちで、山の恵みの
神の水を頂けることに感謝しながら、龍泉寺にお詣りしているのですが、
今年の紅葉の美しさはまた格別のような気がします。
やはり夏の暑さに痛みつけられた上に、腸閉塞と言う病での入院を経験して、
今元気にいられることが、紅葉の美しさに心から感動できたからなのでしょう。