いかにも手作りらしいこのような看板がありました。
「面白そう」そう言いながら路肩に車を停めて近くに行きますと、ロープが張ってあって入園できないようにしてあります。
芸術活動が終了したのか、今日は休みなのか全くわかりません。
道路を隔てた反対側に、工房のような建物がありましたが、そこまで尋ねに行く気がなくなって、外から見える範囲で面白そうな作品を写してきました。
テーマの「虹の泉」の背景のような陶板です。
森を背景にして作品を一つ一つ積み上げて、陶板焼きのトーテムポールのようです。
青空と何を語っているのでしょう。
体を乗り出してロープのところから、もっと中に続く陶板焼きの作品を辿っていきたい思いを、じっと堪え乍らひたすら眺めていました。
どんな人たちが創ったのでしょう。
地の利の高低をうまく生かして陶板焼きで埋め尽くしています。
これらの作品ははどんなメッセージを、高見山の麓から発しているのか、興味は広がるばかりです。
大木の精のような子たちの見つめる先は何でしょう。
足元はこのような作品で埋め尽くされています。
とにかく面白くそれぞれの作品に惹かれ、全体の作品と自然との不思議な調和に感動しました。
虹の泉に堪能して、交通量の少ない国道166号線をのんびり帰路へと走りました。
木材の町らしく、材木の集積場が道路端でよく見かけましたし、標高の高い土地らしく、茶畑も綺麗でした。
高見トンネルを抜けて、奈良県側に来ました。
ここから見た高見山は、我が家から見える山容そのものです。
あとは桜井・宇陀方面へ左折して、楽しみの寄り道をする場所を見つけるのみです。
虹の泉の創作の場を、囲いをしていたのかしらと、何とも不思議な思いがします。
入場料を払ってもっと隅々まで見せてもらいたいものです。
スケールの大きさにもビックリポンです。