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(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
先日興福寺北円堂に行った時に、「わが町の栄山寺八角円堂は???」というコメントを頂いて、サツキの花の咲く頃に行ったきりだったので、再度古刹を訪ねた。
境内の建物が焼失した時に、唯一焼け残った奈良時代の建物としての八角円堂をゆっくり眺めた。
堂内は撮影禁止だが、極彩色だった跡を留める仏画、天蓋の絵、内陣の柱などには壁画が残されているのが見られる。
剥落の激しいのがかえって、遠い天平の時代の建築がそのままここにあるのを実感する。
軒は垂木が二層で、下が丸い木材を使い、上は四角い木材を垂木にしている。
素朴な造りであると思いながら眺めた。
直接屋根を受けているのは、板のように見える。
屋根は明治44年(1911年)の解体修理以前には草葺きであったものを修理に際して瓦葺きに推定復元したものであるらしい。
さりげなく存在しているのがいいですね。
門が開けてあるのは中に入れるのでしょうか?
紅葉さ中に実に映えます。
おっしゃるように全くさりげなく、国宝が、ここにあるのです。
もう一つの国宝の、梵鐘もまたの機会にご紹介します。
こちらの方が少しこぶりなのでしょうか。
いずれも国宝の建物、藤原一族の栄華が偲ばれますね。
4月の古道紀行の例会で訪ねるようになっているので、楽しみにしています。
こぶりですね。
今までのご住職の考えで、一木一草も自然のままにと、境内が、一見荒廃の感じでしたが、最近少し美しく整備されてきたように思いました。
どちらが良いのか、見る人の心によるのでしょうね。
4月は若葉に向かう季節ですね。
竜馬さんがご覧になった栄山寺の記事が楽しみです。