カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

銀杏・いっぱい落ちてるよ!

2011年10月25日 | ☆季節

大学の敷地内の銀杏が落ちている場面を見た。
バスの座席から瞬間的に見たので、いやな香りはバスの中に入ってこなかったが、外に立つときっと強烈だと思う。
茶碗蒸しになくてはならない、美味しいむっちりとした食感からおよそほど遠い匂いがするのも不思議なくらいである。
ここには誰も銀杏拾いには来ないのだろうか。
道路から石垣を積んであって、その上が敷地内になっているので、歩いている目線では捉えられない場所である。

私の町の北に向かう街路樹のイチョウの葉が、黄色くなる頃、ビニルの袋を持った人が歩道の銀杏を拾っているのを見かけるが、今年はそれをまだ見ていない。

私は銀杏を炒ったのが大好きなので、白くて固い殻に手入れをした銀杏を、産直で買って食べるのを楽しみにしている。
臭い匂いを敬遠しているのは申し訳ないと思いながら~~~。


このイチョウの木の幹を目で上に辿ると、ある、ある、まだびっしりと枝についている。
人に拾われるのを待っているような、豊作のイチョウの木だ。
この木を見てからもうだいぶ経った。
人に拾われたかなぁ。
小鳥に啄ばまれたかなぁ。
何か気になる食欲の秋だ。
 14717歩
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斑鳩散策 その2 柿と法輪寺の塔

2011年10月24日 | ☆ ふるさと・大和
法起寺から法輪寺への道路沿いの、休耕田は秋桜の花園である。

奈良・斑鳩の里にある法輪寺は、聖徳太子の御子・山背大兄王創建とも伝えられている。
二体の飛鳥時代の仏像と昭和五十年に飛鳥様式で再建された三重塔が、斑鳩三塔(法隆寺の塔・法起寺の塔)として趣のある大和の風情を楽しませてくれる。


法輪寺の塔の見える柿畑の柵に、毎年案山子が一体、柵に柿番人のように座っている。
愛嬌のある番人さんだが、今年は一体では寂しかろうと、おばあさんが加わって二体仲良く道行く人に笑顔を向けている。

 法輪寺の塔を右に見ながら、法隆寺方面に向かって自転車道を少し進むと、ススキは銀の穂波を見せ、薄紫の紫苑が、いつものように・いつもの場所で斑鳩の里の秋を装っている。


この日は法隆寺に行く予定はなく、「大和の柿と、法輪寺の塔」を見ながら秋を満喫したかった。
この辺りの木には柿の実が少ないなぁ~~~
収穫が始まっているのかもしれない。





法輪寺の塔を見ながら柿畑を回っていると、カメラに入る柿が少しずつ増えてくるのが嬉しい。
法起寺が秋桜で着飾っているとしたら、法輪寺は実りの宝玉を纏っているのではないだろうか。
どちらも大和の秋の風物詩である。

最後に塔と、柿と逆光の秋桜のコラボレーション。
もう少し光のある時ここに来ていたら、秋桜の存在も変わっていただろうかなど、花も実もある秋景色を楽しめたいい日だった。
 23日 10087歩
 24日 13261歩


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

斑鳩散策 法起寺の塔とコスモス

2011年10月22日 | ☆ ふるさと・大和


法起寺は斑鳩町岡本に建立されている。
本尊は十一面観音。

「法隆寺地域の仏教建造物」の一部として世界遺産に登録されている。


デジブック 『斑鳩散策・塔と秋桜』
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋刀魚はかんてき(七輪)で 目黒の秋刀魚我が家バージョン

2011年10月21日 | ☆季節

収穫の秋・良いお天気だった昨日は斑鳩辺りでは、晩生の稲の刈り取り作業の真っ最中だった。
この機械が動くと、刈り取りから稲籾が袋詰めになって、田圃にへんし~んといった作業が全て行われてくる。
親子らしい二人の作業を暫く眺めていた。
後継者のある農家の嬉しい風景である。


大和の秋の風物詩・穂先のない稲藁が沢山刈り取りの済んだ田に干してある。
向こうに咲くコスモスが、秋風に揺れている。

秋本番の1日であった。


「今夜、秋刀魚のバーベキューをするから、おばあちゃんはなにもせんでいいよ。」

この日はフルに動いたのですっかり疲れていた。
いつものNWのコースを4周した後、社会見学のときバスの窓から見えた、斑鳩のコスモスが、「今が旬」と花に呼ばれて法輪寺まで車を走らせた。(後日ブログアップします)
この日の は20661歩だからかなり動いた日だった。

疲れて帰ったら、嬉しい孫の一言に

「秋刀魚は、炭を鋳こし、丁度いい火加減にしてから網に載せる」脂が火に落ちると「ジュー、ジュー」となって炎が上がる。
秋刀魚の香が庭に広がる。これが応えられないと息子の拘りはこれなのである。

焼酎の水割りと熱々の秋刀魚の父親とお酒を飲まない息子は焼き役のサービスがうまい。

スイミングから帰ってきた上の孫も加わり、秋刀魚バーベキューは9時ごろまで続いた。

後片付けの洗い物を一手に引き受けながら、もうその頃は昼間の疲れもすっかり取れて


秋刀魚も美味しかったが、肉厚の椎茸に、摩り下ろし生姜をたっぷり入れて焼いたのも美味しかった。
「これが、松茸ならゆうことなしやなぁ~~~」



その声が聞こえたかのように、今日は松茸を頂いた。
明日は何にしようかなぁとレシピを見ている。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瓦の文様 帝塚山大付属博物館

2011年10月19日 | ☆ ふるさと・大和

帝塚山大学付属博物館は平成16年4月に開館。学生の教育に活用すると共に、地域にも開放している。考古、民俗歴史、美術にいたるまでさまざまな資料を収集している。中でも考古資料がもっとも多く約3000点もの瓦類を所蔵している。常設展は古代朝鮮半島の瓦が中心である。(研修会の案内文より)



中国の瓦作りの技術は朝鮮半島の高句麗、百済、新羅に伝えられ、やがて日本でも瓦作りの生産が行われるようになったが、日本での初めての瓦作りは飛鳥寺建立の時で、百済から渡来した技術者によって作られたと言う「瓦略史」の講義を興味深く拝聴した。







最後の見学場所と言うより参拝寺院だった、大安寺の漆喰土塀の瓦を早速カメラに。
今までの私なら土塀には興味があり何処の寺院でも撮って来るのだが、この日は瓦の文様について、見学研修をしたので、瓦の文様についても、寺院を参拝した時の見所の楽しみが広がった。
難しいこと、歴史的なことはすぐ忘れてしまうが、そこで出会った瓦の文様に興味を持つ楽しみがまた一つ増えた。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする