大降りはしなかったけれど、3日間降ったり止んだりの日が続いている。夕方になって町の雨はやんだが、西吉野の山々は、まだ雨に煙っている。
時々黒い雲が山に近づき、置く吉野の山はまだ全く見えない。 山襞には雲が溜まるのか湧き上がるのか・・・
望遠で遠くの高見山を引き寄せてみたら、頭は雲から出ているが、山裾はすっかり雲に覆われている。 これでは東の方の山間部はまだ雨が残っているのだろう。 手前のロープの作のようなものは、近くの工場の屋根が入ったので、道路際から撮っているように見える。
上のように遠くの山々を見ていたとき、目の前を横切るように大きく羽根を広げたアオサギが、飛んで来た。山に向けていたカメラで行方を追うと、草むらの中ほどに着地した。こんなに近くに留まるのは珍しい。 たぶん私が家の濡れ縁から撮っていたので、気がつかなかったのだろう。
アオサギの視線の先を目で追うと。そこには、やや小さなシラサギが草むらに向かって歩いていた。 どちらの鳥が飛び立つのだろう飛び立つ時に撮りたいと思ってカメラを向けて待っていたら、工場から出てきた車が、裏の道路を走ったので、あっという間に2羽とも飛び立ってしまった。
また遊びに来るといいなあ。 明日は晴れるという。今日は終日24度の過ごしよい日だったことだけは、ありがたかった。