カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

歌の会

2013年08月21日 | ★ 日々の呟き

 

 

可愛い六地蔵さんが、老人憩いの家の手芸作業室の窓辺に並んでいた。

どのお地蔵さんも個性豊かで、表情も衣服も、異なっているが手に持つお数珠はみんなおそろいである。そしてどのお顔も、お地蔵さんらしい優しさに溢れている。

   2体ずつ撮ったが、ストロボをオフにした成果、みんなピ

ンボケになってしまって、腕のまずさが、露見している。

   昨日は月に1度の退職者「歌の会」サークル活動の日で

猛暑の中午後から夕方まで、「老人憩いの家」に行ってきた。

この施設は、もとは市の経営によって成り立っていたが、平成22年10月1日より、五條市から指定管理を受け、特定非営利活動法人・大和社中が老人憩の家を管理している。活動そのものには余り変わりないが、参加する団体が市の高齢者の活動を見通して、いろんなグループに分かれてこの施設を拠点に活動している。

家に篭りがちな私もここに月一回来て、昔の同僚や友人との出会いが楽しみである。

私が退職した当時には、バリバリの現役で活躍していた後輩の人も、退職後は会の仲間のいろんな世話をしてくれコミュニケーションの中心的存在として楽しく会を運営してくれている。

 上の写真3枚は今日練習した「夫婦 つくしんぼ」のカラオケ場面である。 気持ちよく声を出すことで、気分がすっきりして、「今日もきてよかったね。」と車で一緒に来た人との帰りの会話である。

 

歌の会が終わった後、廊下側に向かってお地蔵さんが並んで見送りをしてくれているようだ。歌の前は六体だったのが、八体に増えている。

そのほかいろんな手芸作品が玄関ロビーに、いつも展示してある。値札がついているので、販売もしているのだろう。

社会の現役の場を退いても、また家事の合間であっても、市内のいろんな場の高齢者(まだ若い人も見受けられるが)自分の特技を仲間と集まって、作品作りに精を出す場がここにはある。

 

 

廊下に貼ってあったポスターの実践の場の一つである。

ちなみに私たちに歌を教えてくれる人も、元同僚で音楽を得意としていた人たちで、その特性を生かして、歌の会を楽しく盛り上げてくれている。「今を楽しく生きる」ことに貢献してくれていることに感謝である。

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ホテイアオイ・元薬師寺 その2

2013年08月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 「あなたの1年前の記事」と言うのが、夕方頃gooから発信されてくる。今頃今日の記事を作成しているが、それはこの時刻に始めたのではなく、家事の空いた時間に、細切れで作成している。

写真を選んで、それを新規投稿の下書きに並べておく。その後、PCを開ける時に、画像を見ながら呟きの文を書いていく。だからまとまった構想などなく、先ず、勝手に日記風に写真を撮った時のことを思い浮かべながら綴っていく。

 

今日届いた昨年の記事は、私が今作成している元薬師寺のホテイアオイを植えていない池のような水面の空間だった。

私は昨年の記事を見直して今年の記事を書くのでなくgooからのお知らせコメントで、昨年と同じ所に行き、同じようなことに感動しカメラを向けてきていることを知ると言った具合だ。

 

  

非才で平凡な主婦は、1年のサイクルが決まったようで、自分ながらおかしくなってくる。このように毎年同じことの繰り返しを積み重ねながら、それでもgooが好きでブログが好きで写真を撮ることが好きな暮らしは、変わることなく続いていくのだろう。

昨日友人と久しぶりで映画「風立ちぬ」を観てきたのだが、その感動を綴ることなく、胸の奥深く仕舞っておくのみとなった。

 

  

元薬師寺跡の東塔の礎石のある周りの、ホテイアオイをたぶん来年も撮っているだろうと、今思いながらこの花の色の優しさに招かれるようにして・・・。

 

  

葛城、金剛の山並みが、東塔と元薬師寺の立派な建物があったであろう場所の間から望めるのは、1300年昔も同じだったろう。心なしか青い空に浮かぶ雲の群れは、秋空のようだ。

 

  

元薬師寺跡のホテイアオイのある光景の中で、私はこのアングルが一番好きである。今年の花はこれからが見頃になるのだろう。いま少し花の密度が少ないような気がする。それとも、猛暑によって育ち具合が違うのかもしれない。 

 

 

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ホテイアオイと花蓮のコラボ・元薬師寺跡

2013年08月18日 | 季節の花

 

 

 

ホテイアオイの薄紫の花が、今年も私を呼んでいる。 毎年そう思いながらこの時期に、元薬師寺跡を訪れる。遠くまで行かなくても、それが毎年同じ花を見るのであっても、呼んでくれている花は、今年限りの花である。 この田圃に花の植え付けの日のテレビを、5月か6月ごろに見た。泥んこになりながら、小学生2年生の児童が一生懸命に植えていた。

その子達のお陰でこの夏の終わりに、目に涼やかな色合いの花を見る楽しみがある。ことのほか暑い今年、尚更ホテイアオイの色が優しく待っていてくれる気がする。

 

 何回かに分けてホテイアオイを見つめてみたい。

先ず真夏の花蓮が数多く咲いて、なかなかホテイアオイにバトンタッチをしないのは、今年の異常に暑いお盆過ぎであるのだろう。

例年は蓮の花が咲いてはいるけれど、こんなに元気良く我が物顔ではなく「もうあなたの季節ね。そろそろ引退準備をしますね。」と言った姿が多く見られるのだけれど・・・・

 

 でも、美しいものが、いつまでも眺められるのは、大いに結構である。

  

 ほら蕾が明日へ、明後日へとスタンバイをして、遠くの薄紫とのコラボの準備中だ。

      

シオカラトンボが蓮の蕾を占領して動かない。羽休めに丁度いいのだろう。

キバナコスモスを見た藤原宮跡では、余り形のよさが分からなかった、畝傍山がここでは、ホテイアオイと花蓮を従えて形のよい姿を見せてくれる。

 

 

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電車とひまわり 和歌山線・真土峠越え

2013年08月16日 | ☆ ふるさと・大和

 

「あさもよし 紀伊人羨しも 真土山 行き来と見らむ 紀伊人羨しも」
これは真土山の景観をたたえた万葉集の歌である。 

 

大和から紀の国へと峠を越した古代の道は、もっと川よりの道だった。

今は真土峠が和歌山県と奈良県の県境になって、国道24号を走ると、道路標識が、上の画像よりまだ左に進むと目に入る。 この辺りは上野(こうずけ)である。 上野のひまわり園の北側の土手の上が、和歌山線の線路のある位置なので、ヒマワリ園に来た時に、電車が通ればいいのになぁと、期待しながら遅咲きのひまわりを写していた。

16日の早朝日の出の少しあとの時刻だった。

  

 

右の方(大和二見駅方面)から、静かな朝の空気を揺するように電車の音が聴こえた。

「やったー!」心待ちにしていた電車とひまわりを撮ることができた。最初のが先頭車両で、次のはすぐ押した後ろの車両だ。

 

ひまわりが「良かったね」と声を掛けてくれているような気がする。 目的を果たしたので帰ろうかと思ったが、電車が五条駅で上り下りの対向があるので、まもなく和歌山方面からの電車が来るはずなので、待つことにした。

 

 

待ってよかった。今度の電車は、和歌山からの電車だ。車両の色が田園風景の中に映える。 

 

その頃高く上がった太陽に、ヒマワリの黄色が一層輝いていた。

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吉野川祭りの花火

2013年08月15日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

夕方町へ買い物に出た息子と孫が帰ってきて、「国道が渋滞で動かん。」と言いながら、永らく乗っていなかった単車を持ち出して、これで行けばスイスイだけどなぁ・・・と言いながら踏み込んでいた。

今夜は吉野川祭りの花火大会の日だった。直前まで夕立と雷で、折角遠くから見にきてくれている多くの人たちがいるのに、と気遣っていたが、家で、バーベキューをしている最中にさっきまで鳴っていた雷よりも勢い良く、そして景気良くドドーンと花火が上がった。その音に調子を合わせたかのように、雨も、雷も退散して花火の夜が始まった。

バーベキューは息子たちに任せて、離れの濡れ縁に三脚をセットした。

セットなんて偉そうなことを言えるような写真は後で見ると、1枚もなかった。

何しろ直線距離にしてもかなり離れているのだから、見えるのと、音と、シャッターを押すのとそのタイミングがめちゃくちゃだ。

毎年やっているのに、1年に一回では忘れることの方が多い。

とにかく、バーベキューの合間に撮った何枚かを記念にUPしておくことにしよう。

今夜はこの町の歴史街道新町通りにある、「山田旅館」で河瀬直美監督さんの映画の撮影があると聴いた。雨や雷の邪魔が入らなかったのかしらと、教えてくれた人と話し合った。どんな映画なのだろう・・・

  

 

 

 

 

 

お し ま い

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