カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

台風接近の前日の夕方

2019年07月26日 | 

 

台風6号の進路が、予報よりも紀伊半島に近いコースを来るということで、梅雨明けの喜びもつかの間、

また風雨に心を痛めなければなりません。

夕方仏壇にお茶をあげようと、東の部屋の窓を開けますと、大きな虹が見えました。

 

虹の両端の方が色がはっきりしています。

 

暫く観ていましたが、だんだん色が薄くなって、次第に消えて行きました。

こんなに大きなはっきりした虹を見たのは久しぶりです。

 

夕飯を済ませて、外が随分明るいなぁと思って、庭に出てみました。

虹を見てから2時間ばかり過ぎたころです。

空が燃えています。

ごく1部分ですが、凄い夕焼けです。

 

余り濃い色の夕焼けなので、気味が悪いような気がします。

 

真上の空には、黒い色の雲が広がってきています。

何か異変を感じるような夕方の空でした。

どうか、大事に至らずに台風が通過してほしいものです。

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藤原宮跡の蓮の花

2019年07月17日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

「ハナハス」の幟が、風にはためいて、やっと雨の降らない朝に藤原宮跡へ行ってきました。

この季節お寺の境内でも、蓮は美しく開花して、訪れる人を待ってくれています。

そんな中で、ここ藤原宮跡は毎年、花と出会える楽しみの場所として、開花の知らせを待ちかねて

でかけます。

昨日は大和三山と蓮の花を、中心に撮ってきた写真を集めました。

今日はその2として、撮り集めた綺麗な花たちと、語りながらアップしました。

遠く二上山が花と一緒のもいいものだと思います。

花弁を一片二片、葉の上に落として、この花の最期の時でしょう。

蓮の田に、姿を映し、まるで逆に咲いたように見えます。

蕾の方は水鏡の上に茎を伸ばしたそのものです。

こちらのは、水鏡に映る優しい花蓮です。

昨日の雨が葉にまだ残っていました。

蓮の花の和歌と、俳句を集めたのですが、花よりも、葉に惹かれて詠んでいます。

 

「久方の  雨も降らぬか  蓮葉(はちすば)に  たまれる水の  玉に似たる見む」    万葉集    新田部皇子  (にいたべのみこ)


 「小夜ふけて   の浮葉の 露のうへに   玉とみるまで   やどる月影」    金槐和歌集 源実朝


 「ほのぼのと   舟押し出すや の中」    夏目漱石

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藤原宮跡の花蓮  大和三山の裾野を装う時

2019年07月16日 | ☆ ふるさと・大和

 

まだか・まだかと待っていた藤原宮跡の花蓮の開花です。

1度めは、蕾さえ見つけられないまま、青々とした蓮の葉を眺めて帰ってきました。

2度目の今日、花蓮は大和三山のどこも、優雅に装って待っていてくれました。 

臨時の駐車場に車を停めて、競い咲くような花のもとへと畦道を歩きました。

沢山のカメラマンさんが、それぞれの花と向き合っていました。

 

初めは畝傍山を背景にした美しい花たちです。

 

背伸びして 畝傍の山と 語るがに 蕾一もと 開花待つ時

 

 

古の 宮殿語る 柱列を 遥か望みて 花蓮優雅

 

耳成山を背景にして 

以下4枚は、天の香久山と蓮の花です。

 

 

 

 

香久山を 三度見つめて 今日か明日 花の命を 散らすを想う

 

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爽やかな日の終わりに

2019年07月12日 | 

 

梅雨さなかの中休みかしら、もう梅雨が上がったのかしら、と思うような湿気の少ない爽やかな日でした。

午前中は出かけていて、部屋を閉め切っていたのですが、全部窓を開けると、実に爽やかな風が

部屋を通り過ぎて行きます。

部屋の気温は25℃で、クーラーいらずです。

だから、もう梅雨は去ったのかしらなんて、希望的感覚に陥ってしまいます。

明日からはまた雨続きのようで、せめてこんな日は、深呼吸をたくさんしましょう。

夕方お風呂に入る前に裏に出て、素敵な空と、素敵な雲と、大好きな夕焼けを撮って置きました。

 

 

 

  

 

 

 

明日は月命日なので、雨の降らない今朝からお墓参りをして、その後続いて、歌声サロンで、楽しい時間を過ごしました。

友人とランチタイムをしたのも、楽しかったし、美味しかったです。

3時30分から、大相撲の取り組みに、一喜一憂して、〈名古屋場所が終るまで)、これもこの時期の私の楽しみです。

最後にいい夕焼けをカメラに納めて、いい1日が終りました。

おやすみなさい  

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まだ観られるかしら 吉祥寺の半夏生

2019年07月10日 | 我が町

 

山号 柴水山 (しばしざん) ●院号 宝塔院 (ほうとういん) ●寺号 吉祥寺 (きっしょうじ)

五條市丹原町のやや奥まった山の中の、静かなお寺です。

以前2度ほど行ったことがあるのですが、それからずいぶん経ったような気がします。

今日は梅雨の中休みのような、いい日で、空に雲間から青空が見えていたので、

これは雨の心配はいらないと、午後から急に思い立って出かけました。

駐車場前には、紫陽花がまだ咲いています。

境内にもあちこちに紫陽花の鮮やかな色が目立ちます。

こんもりとした木々に囲まれているお寺なので、紫陽花にとっては、今頃が開花の時なのでしょう。

本堂前の紅葉葵は蕾が大分膨らんでいますが、奥様にお聞きしたら、7月の終わり頃に咲くかしらと

おっしゃっていました。

もう1度来る楽しみができました。

弁才天をお祀りしている後ろの柵のわずかな場所に、ありました。

咲いていましたが、もう少し早かったら、どの葉も半分白くなっているのを、観ることができたでしょうが、

白から緑にすっかり変わった葉が多くて、残念でした。

先日テレビで御杖村の岡田の谷の、見事な半夏生の群落を見た時、御杖村までは遠くて行けないと、

残念に思っていました。

そんな時、ここ吉祥寺に、咲いていたのを思い出して、行きたかったのですが、雨続きでもう花も葉っぱも、

お終いだろうと諦めていました。

でもやっぱり、今日行って今年の半夏生に出会えて、よかったと嬉しくなって帰ってきました。

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