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Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

「クリぼっち」「セルフサンタ」

2016年12月25日 | 言葉・文字・書籍
今年、「クリぼっち」と「セルフサンタ」という言葉を知りました。


クリスマスをひとりぼっちで過ごす「クリぼっち」。
自分に高級なプレゼントを贈る「セルフサンタ」。



一人でも楽しめるサイズのクリスマスケーキも増えているそうな。
一人でもチーズフォンデュやバーニャカウダができる小型調理器具が売れているそうな。


何かわかるなぁ。
その調理器具、私も欲しいなぁ。アンチョビは多分ちょっと苦手だろうけれど。

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「きりはたりてう」

2016年10月02日 | 言葉・文字・書籍
「神戸へ行ってきたの」と、友人から袋に入れたお土産をいただきました。




松香月餅、伍仁夾心餅、絵はがきとともに入っていた栞が気になりました。

「おさの音」の栞は、京都の友人からもらったお菓子についていたものだそうで、「これ読める?」とという感じで袋に入っていました。





「西陣に 錦の布を 織る音す  春の夜すがら きりはたりてう」


「きりはたりてう」がわからず、電子辞書で調べてみました。



「きりはたりちょう」で載っていました。

「機(はた)を織る音。また、虫の音(ね)についていう。」 とのこと。



ひとつ勉強になりました。

京銘菓「おさの音」はどんなお菓子か知りませんが、今から美味しそうな松香月餅をいただきま~す。

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お福分け

2016年08月30日 | 言葉・文字・書籍
「お礼状・季節のご挨拶・お見舞いの書き方」(日貿出版社)を読んでいて、人からいただいた物を更に知り合いに分けることを「お福分け」と言うのだと知りました。



私は今まで「お裾分け」という言葉しか知らなかったので、どんな時も「お裾分けです。」と言って人に差し上げていましたが、なるほど「お福分け」の方が、ぴったりの表現です。
これからは「お福分けです。」と言いたいと思います。


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大和言葉

2016年08月27日 | 言葉・文字・書籍
美しい「大和言葉」について書いてある本を見ました。

知らない言葉がたくさん書かれています。


本をぺらぺらとめくって、友人S子さんの目にとまったのは「川雉子(かはきぎす)」。

「蛙」のことです。

ちなみに「雉子(きぎす)」は、「雉(きじ)」の古い言い方だそうな。



●△★●△★●△★●△★●△★●△★


数日後、「川雉子(かはきぎす)」=「蛙」だと夫に教えてあげました。

彼は、知らなかったようです。
「『かえる』は『蛙』の他に『蝦』とも書くね」と、紙に書く彼。

「それは『えび』」でしょう!!」と、私。


電子辞書で調べると、「かえる」には「蛙」と「蝦」と「蛤」の漢字があります。

「えび」だけではなく、「はまぐり」も「かえる」と読むとは驚きでした。


●△★●△★●△★●△★●△★●△★



私の印象に残った大和詞は、「雁の使ひ」。

「手紙」のことです。
その日からは、「手紙」と言う代わりに「雁の使ひ」と言っている私です。

が、「川雉子」は私の中で定着するでしょうか。微妙…です。きわめて心許ない…。




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ブラック企業

2016年02月24日 | 言葉・文字・書籍
「高校教師の○○さん、ブラック企業で忙しいんだって。」


この台詞を聞いて、どう理解しますか。




私は、次のように考えました。

卒業生が就職した企業がブラック企業だったため、そのフォローに忙しいのね。
高校がそのブラック企業を摘発するのかしら。
そういう案件がたくさんあるということなのかしら。



彼は、

高校はブラック企業並に忙しい。

と伝えたかったそうです。




キャッチボールがうまくできないような、こういう類のやりとりは私を疲れさせます。

いきなり話題の転換があったときも私は戸惑います。
「話が換わるけど」とか、「ところで」とかを前につけて話し始めてもらうと、無駄に頭が混乱せずに済みます。

会話(人との関わり)は、なかなか難しいものかもしれません。

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まっぷる大阪

2015年11月20日 | 言葉・文字・書籍
図書館で、「まっぷる大阪」を見ていると、その中に「なにわカルチャーおもろ講座」というページがありました。

「大阪の標準語をマスターしよう」というコーナーに、次のような言葉が並んでいました。


-------------

★ぼちぼち……急速ではなく、徐々に   

★なおす………収納する。修理する     

★なんぼ………おいくらですか?  

★たく…………煮る

★お造り………刺身 


上記の言葉は、私もよく使います。


-------------

◆押しピン…………画鋲

◆カッターシャツ…ワイシャツ

◆モータープール…駐車場


「モータープール」は言いませんが、その他の言葉はよく使います。

これらが大阪弁だとは知らなかった!!



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「モータープール」といえば、私が子どもだった頃、我が家にやってきたおばあちゃんが「近くにプールができるんやね。いつでも泳ぎに行けるね。」と言いました。

「え、おばあちゃん、『モータープール』は車を駐めるところだよ。」と私は教えてあげました。

昨日のことのようにこの場面を思い出します。






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小皿

2015年08月01日 | 言葉・文字・書籍
友人のおうちで見た小さなお皿です。



なんて書いてあるのでしょう。

友人と解読を試みました。





最初の「高砂」は読めました。

どうやら謡曲の「高砂」のようです。

だから、下の絵は松の落ち葉をかき寄せる、尉と姥(じょうとうば)のくまでとほうきだとわかりました。

最後の行の「時つ風」は読めました。



しかし、全部は読めないので諦めて詮索してみると、小皿の文字は「高砂  四海波静かにて、国も治まる時つ風」だとわかりました。

私には、「四海」「波」「国」「治」が読めませんでした。





このお皿は、昨年ご主人と出かけた京都で見つけて買ったとのこと。

めでたい皿を買い求めたお二人がこれからもずっと仲良く、幸せでありますように!!


高砂市HP


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清水公照さんの言葉

2015年05月24日 | 言葉・文字・書籍
友人から届いた一筆箋のイラストが、清水公照さんのものでした。

これはネットで見つけたものです  

一筆箋のイラストは、これとは少々異なりますが、書かれている言葉は同じです。  

「自分にな

なまけるな・おこるな・いばるな・あせるな・くさるな・おごるな」

とありました。



私にとっては、耳が痛い言葉です。

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東京土産「にんべん」の鰹節

2015年05月09日 | 言葉・文字・書籍
東京土産「にんべん」の鰹節をいただきました。

それが入っていたのがこの袋 

 


この文字、なんて書いてあるのだろう…。





一晩かかって判読を試みました。

「東京自慢名物会」
「竹本花太夫」
「鰹節商 日本橋瀬戸物町 伊勢屋 高津伊兵衛」
「あきないの高津も多きかつをふし 堅い印はかねににんべん」
「にんべんの切手 行く雁 来る燕」
「新はし 梅之家きみ代 千葉きみ」
「見立模様呉服町鰹縞土佐画薩摩かすり」
「梅素薫」

と、読んでみました。

「切手」が、今でいうところのビール券や図書券のような商品券であると初めて知りました。



これで落ち着いて鰹節が食べられます。

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「召し上がってください」「お召し上がりください」

2015年02月24日 | 言葉・文字・書籍
20120215のブログに書きましたが、「お召し上がりください」は誤用で、「召し上がってください」というのが正しいようです。

20120215のブログ

が、先日図書館で見た雑誌に「お召し上がりください」が堂々と載っていました。





文例  



私は、どちらを信じたらいいのでしょうか。

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「教育」と「教養」

2015年02月14日 | 言葉・文字・書籍
「60を過ぎたら、大切なのは『きょういく』と『きょうよう』よ!」と従姉妹が言います。

今回出会ったときもこのフレーズを耳にしました。

「きょういく」は「教育」ではなく、「今日行くところがある!」で、「きょうよう」は「教養」ではなく、「今日用事がある!!」です。

張り合いのある毎日を過ごそう!!ということですね。



先日読んだ『不幸な認知症 幸せな認知症』(上田諭著)に、認知症の人に対するとき、治そうとするのではなく、口論や叱責のない会話を心がけ、本人が張り合いのある生活を送れるよう目指すとよいとありました。


誰にとっても、張り合いのもてる時間が大切ですね。





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「エッジの効いたネーミング」「エッジの効いたピンクのゴム」

2015年02月05日 | 言葉・文字・書籍
美容院で雑誌を見ていると、文具の紹介がされているページで、「エッジの効いたネーミング」とか「エッジの効いたピンクのゴム」とか書いてありました。

「エッジの効いた」は私の語彙にはないので、とても気になる言葉でした。




よくわかりませんけれど、『切れ味鋭い』『シャープな』『メリハリの効いた』みたいな意味で使うのでしょうか。

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「可染」

2015年02月01日 | 言葉・文字・書籍
最近、友人と話をしていて、「可染(かぜん)」が「銀」の異称だということを知りました。


「生色(しょうしき)」が「金」だそうです。

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後脚

2014年04月06日 | 言葉・文字・書籍
「相棒」が好きで、ビデオに録画しておいて、観ます。

先日観た「相棒」2時間スペシャルの中で、登場人物が「うしろあしで砂をかける」と言っている場面がありました。

「それを言うなら『あとあしで砂をかける』でしょう。」と夫。

私も何だか違和感はありましたが…。



電子辞書の広辞苑で調べると、「あとあしですなをかける(後脚で砂をかける)」とありました。

   ※意味:去りぎわにさらに迷惑をかける

テレビ作りにおける言葉の検証もいい加減なものですね。

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「賞味」と「笑味」

2014年02月21日 | 言葉・文字・書籍
人に何かをお裾分けしたり差し上げたりする時、つい「ご賞味ください。」と言っていた私、どうやらこれはまずいようです。

「ご笑味ください。」と言うのがよいようですね。



「賞味させていただきました。」という表現は、よいようですね。ふぅ~・・・日本語は難しいです。



「召し上がってください。」が正しい使い方だと以前学んだ私は、「お召し上がりください。」は既に止めていますが…。

20120215ブログ




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以下は、http://www.web-nihongo.com/wn/j_manner/08.html/より引用

前回「お中元」について触れましたが、贈り物の中でも食べ物をもらう機会というのも案外多いのではないでしょうか。
 さて、この食べ物へのお礼の言葉として時折目にする次の言葉は、気になる言葉のひとつとしてよく問題に挙げられています。
 「先日お送りいただきました御地の桃、賞味いたしました」
 この「賞味」という言葉が、使い方によってはやや不自然な感じを受けるという人もあるようです。たぶんこれは、この言葉の意味が関係しているのだろうと思われます。「賞味」を辞書で引くと、次のように記されています。

しょうみ【賞味】 おいしいとほめて味わうこと。ほめて食べること。
(『日本国語大辞典 第二版』小学館)
 このように「ほめて食べる」という意を持つため、相手の送ってくれたものに対して用いるのは、やや偉そうに聞こえてしまうこともあり、気になるのではないでしょうか。「賞味期限」などは、どちらかというと、ほめるというよりも、おいしく食べられる期限という感じを受けますが、「賞味いたしました」や「ご賞味ください」となると、相手からいただいた物を自分が評価するような尊大さや、自分の贈った物を「美味しいと思って、ほめ味わってください」と相手に乞うような押しつけがましさを感じるという点も問題なのかもしれません。金田一春彦先生の著書には次のように書かれています。
 「日本では人にお中元のようなおくり物をする時のあいさつに『どうぞご笑納下さい』というが、これは文字どおり、『笑ってお納め下さい』ということばで、これまたいかにも日本的な表現だ。近ごろこういう時に『ご賞味下さい』と書く人があるが、これでは、『おいしいと思ってお上がりください』というはなはだ日本的でない言い方になる。見坊豪紀氏の意見では、これは、『ご笑味下さい』と書くべきものを同じ発音であるところから、うっかりまちがって書いたのにはじまる言葉であろうという。」(『ことばの歳時記』金田一春彦著)
 もし「賞味」を使って表現するとすれば、「滅多にいただけないような本場の○○を頂戴いたしましてありがとうございます。賞味させていただきました」のような表現ならば、先の言葉も語感がいくらか和らぎ、美味しさに対する驚きやありがたさも加わるのではないでしょうか。


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