Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

ピュルテ(pureté)

2019年11月24日 | 言葉・文字

「Tver」で、「まだ結婚できない男 #7 カフェが好きで悪いか!! 」(関西テレビ 11月19日(火)放送分 11月26日(火) 20:00 配信終了)を見ました。

その最後の方で、「ピュルテ」というカフェの名前が出てきました。

ピュルテ(pureté)とは、フランス語で「純粋さ」の意。

最後の「e」にアクサン・テギュが付きます。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ついでに、フランス語の記号も調べてみようと思って、「アクサン」を検索してみました。

ーーーーーーーー

https://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3-423349

精選版 日本国語大辞典の解説

アクサン     《名》  (accent) 言語学の用語。

(イ) =アクセント
※舞踏会(1920)〈芥川龍之介〉一「異様なアクサンを帯びた日本語で」

(ロ) フランス語の正書法で、音価の正確を期するために、また他の類似の語と区別するために母音の上に置かれる記号。「´」(アクサン‐テギュaccent aigu)「`」(アクサン‐グラーブaccent grave)「^」(アクサン‐シルコンフレックスaccent circonflexe)の三種がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アクサン・テギュ 【é・É】は、母音の「e」の文字にだけ付く記号

アクサン・グラーヴ 【è・È・à・À・ù・Ù】は、母音の「a」「e」「u」 の3つの文字につく記号

アクサン・シルコンフレックス 【â・Â・ê・Ê・î・Î・ô・Ô・û・Û】は、5つの母音「a」「e」「i」「o」「u」全てに付く記号。

セディーユ 【ç・Ç】は、子音の「c」の文字にのみ付く記号。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

更に「フランス語のアクセント記号の入力方法」も検索しました。

それについては、http://www.solac.kobe-u.ac.jp/france/doku.php/tools_keyboard.htmlに詳しく書いてありました。

ーーーーーーーー

http://www.solac.kobe-u.ac.jp/france/doku.php/tools_keyboard.htmlより一部引用

〇コピー&ぺースト

aeiouyその他
  é         ç
à è     ù   œ
â ê î ô û   « »
ä ë ï ö ü ÿ

 

AEIOUYその他
  É         Ç
À È     Ù   Œ
Â Ê Î Ô Û    
Ä Ë Ï Ö Ü Ÿ

 

〇Wordの機能

〇typeit.org
http://french.typeit.org/ というサイトでは、アクセント記号付き文字の入力補助を行ってくれます。

〇キーボードの設定変更  フランス式キーボードの設定方法

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フランス語は難しそうで、私には無理です…。

でも「ピュルテ(pureté)純粋さ」と「エンジュ(Ange)天使」は覚えておきたいと思っています。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈良マラソン

2019年10月27日 | 言葉・文字

奈良マラソンのチラシをもらいました。

今年も奈良マラソンが行われます    第10回記念だそうな

右上の万葉仮名が気になりました  

 

へいせいに ごうほうなって はやととせ

れいわのみよも はしるしかない

 

「平」を「へ」と読むのでしょうか…?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『間中至楽』or『閑中至楽』

2019年10月06日 | 言葉・文字
ある書道の本に、今月の課題として、『間中至楽』という文字が書いてありました。

『間中』って何かしら? 
『閑中至楽』ならわかるような気がするけど…。


----------------------------------------------------------------------------


★広辞苑の出番です。

広辞苑には、いろんな『かんちゅう』がありますが、『間中』はありません。
『かんちゅうしらく』もありません。

『閑中』は「ひまないうち。用事のない間。」とありました。



----------------------------------------------------------------------------


★『閑中至楽』をネット検索しました。

--------------------------------------

https://www.facebook.com/kyukau.shodou/photos/%E9%96%91%E4%B8%AD%E8%87%B3%E6%A5%BD%E3%82%86%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8A%E3%81%A8%E9%9D%99%E9%96%91%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D%E3%81%AB%E8%87%B3%E4%B8%8A%E3%81%AE%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E5%BF%83%E3%82%92%E7%A9%8F%E3%82%84%E3%81%8B%E3%81%AB%E4%BF%9D%E3%81%A4%E3%81%93%E3%81%A8/1521002127930575/

上記の球鶴書道教室のfzcebookに『閑中至楽』の書が載っていました。

『閑中至楽』
ゆったりと静閑なところに至上の楽しみがある
心を穏やかに保つこと。

--------------------------------------

https://ameblo.jp/lotusteatime/entry-12231113556.html

上記のアメブロにも『閑中至楽』の書が載っていました。

テーマ:篆書画
〝閑中至楽(かんちゅうのしらく) … 休みを楽しめ。 ゆったりと静閑なところに至上の楽しみがある〟

忙中閑あり、閑中楽あり、閑暇こそ最上の楽しみ。

----------------------------------------------------------------------------




★次に『間中至楽』をネット検索しました。

--------------------------------------

https://plaza.rakuten.co.jp/obaham/diary/200906070000/

上記には『閒中至楽』の書が載っていました。
(※門構えの中が、「日」ではなく、「月」です。)


おばはんの書道は蔡軾作の「間中至楽」です。「閑居のこよない楽しみ」と書いています。

----------------------------------------------------------------------------




★更に『蔡軾 間中至楽』でネット検索しました。

--------------------------------------

https://blog.goo.ne.jp/holms787/e/a75ee4c867f57c2d58a5d0ccd1038be0


「閑中至楽」=出典:蔡軾  <かんちゅうのしらく> ◎閑暇こそ、最上のたのしみ。人生の理想

--------------------------------------

論文――蘇軾以降の「和陶詩」に於ける擬古詩性――も目にしました。


----------------------------------------------------------------------------


結局、『間中至楽』が正しいのか『閑中至楽』が正しいのか、私にはわかりません。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごゆっくりお過ごしください

2019年04月06日 | 言葉・文字
施設に入居している母の部屋を訪ねたある日の出来事として、友人が話を聞かせてくれました。

その施設の受付で、来訪者は、氏名と時刻と訪問先を記入するそうな。

書き終えて視線を上げると、事務のスタッフさんと目があったそうな。


すると、そのスタッフさんは「ごゆっくりお過ごしください。」と声をかけてくださったとのこと。

「そのひと言を聞いて、なんだかふわっと心が軽くなった感じがしたわ」と、友人が言っていました。

やはり優しい言葉はすっと心に入ってきて、いいですね。



空き家の実家へ帰ると、庭も室内も掃除をせねばならず、それを調えていると疲労度が上がります。

少しきれいにして、やれやれ~と思って、次は施設訪問。


そんなときに聴いた「ごゆっくりお過ごしください。」は、正にここで親子がゆったりとおしゃべりして、困っていることをちょこちょこと手伝って、笑顔で過ごしてほしいというお気持ちから出た言葉かけだったように思えたと友人。たらいいのですね。

平易な言い方の奥深さを私もしみじみと感じました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いさらゐ

2019年01月27日 | 言葉・文字
あるところで「いさらゐ」という単語を目にしました。

気になって調べました。

★「いさら」は「細小」で、「いささかの」「少しの」「小さな」という意です。

★「細小井(いさらい)」:水の少ない井。浅井。

「いさらい」の他に、「いさらがわ」とか「いさらなみ」とか「いさらいさらに」とかが載っていました。

★「細小波(いさらなみ)」:「霧」の異名

★「細小川(いさらがわ):水の少ないほそい川

★「細小細小に(いさらいさらに)」:少しずつ



※ちなみに、「いさらゐ」と似ているのに「ゐさらひ」という単語があります。これは「尻」の古語です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「佇む」

2018年12月05日 | 言葉・文字
テレビの番組で、「フィレンツェ(或いはその近くだったかもしれません)には猫の保護区がある」と言っていました。

そこにはたくさんの猫がいるようです。

猫の映像と共に「猫が佇んでいます。」と言っているのを聴いて、違和感を覚えました。

私にとって、「佇む」主体は人間です。

猫も佇むんだ…。

かなりショックでした。こういうことが時々あります。私の語感が変なんでしょうね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

櫛の読み

2018年11月27日 | 言葉・文字
「『櫛』の音読み、知ってる?」と聞かれて、

「え、音読み…、わからないなぁ」と私。

「櫛」の訓読みが「くし」「くしけず(る)」であることは知っていますが…。


音読みは「シツ」だそうです。

「櫛比(しっぴ)」という熟語があるそうです。




---------------------------------------------------------

櫛比(しっぴ)

櫛(くし)の歯のようにほとんど隙間なく並んでいること。
「商家の-する大通り」     (広辞苑より)
---------------------------------------------------------


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋手羽先唐揚「風来坊」

2018年04月12日 | 言葉・文字
近鉄名古屋駅のホームで、「風来坊」の手羽先を売っていました。

お土産に…と、手羽先5本入り1箱を購入しました。



その時、商品の写真と共に、お店のキャッチフレーズ的なものが目に入りました。



雪に..................

光..................

市に..................

と書いてあります。



「風来坊」の漢字を使っているものであるというのはわかります。

「風雪」と「来光」は理解できますが、「坊市」は初めて見る単語です。

気になります。

お店の若い女の子に「『坊市』って何ですか?」と尋ねてみました。

「何でしょうね。また聞いておきます。」



帰宅して、「忘れないうちに…」と電子辞書で調べました。

「坊市ぼうし」が載っていて、「まち。ちまた。」とあります。

なるほど。

またひとつ勉強になりました。





手羽先をオーブントースターで温め、夕食の一品として美味しくいただきました。



でも、店員さんなら、やはり「坊市」は知っていて欲しかったなぁ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せな気分

2018年03月28日 | 言葉・文字
先日の新聞に載っていた言葉です。

「思い出す度に幸せな気分を運んでくれる
そんな記憶は、いくつあってもいい。」



自分でいろんなことができなくなったときに、頭の中によき思い出がたくさんある人は、それで徒然が慰められ、幸いだろうと思います。

だから私はせっせせっせと思い出作りに励むのでしょうか。


今春の青春18きっぷでどこか行こうかなぁ…と思うのもそういうことですね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「拝啓ルノワール先生」の解説文

2017年02月09日 | 言葉・文字
あべのハルカス美術館で開催されている「拝啓ルノワール先生」を見ていて、その解説文で気になったのは、次の3語。



■六ヶ敷い(むずかしい )

初めて見る表記でした。

■只管(ひたすら) 

知っていたような知らなかったような…。

■タンペラマン

フランス語です。気質、個性。

ルノワールは梅原龍三郎の色彩感覚にその才能を見出したようです。


---------------------------------------------------

下記は、https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/uploaded/attachment/42063.pdfより引用

フランスに向かう船の中で友人の田中喜作にルノワールについて教えられた梅原は、現地で彼の作品と実際に接するやいなや、「そら、此の画こそ私が求めて居た、夢見て居た、そして自分で成したい画である。かかる画を見る事が出来てこそかく遠く海を越えてここにきた価値があった」と心酔し、紹介状もなくルノワールを訪ね弟子となった。梅原は、師の傍らで、絵筆の持ち方やパレットの絵の具の置き方さえ見逃さず、その色彩の輝きを学びとろうとする。ルノワールも彼の熱意をくみ取り、「画を成すものは手でない眼だ、自然をよく御覧なさい」と諭しながら絵筆を走らせた。こうした師弟の交流は梅原の著作『ルノワルの追憶』(1944年 養徳社)に詳細に綴られている。
そして、ルノワールに「君は色彩を持つ、デッサンは勉強で補うことの出来るものだが色彩はタンペラマンによるものだ、それがあるのが甚だいい」と色彩感覚に対する天性の気質を高く評価された梅原は、イタリアへ旅した際にポンペイでみた古代ローマ時代の遺跡の壁の赤色をその背景に巧みに融合させた《黄金の首飾り》(1913年/東京国立近代美術館)、肌の輝きが人間の生命力を讃えているかのような《ナルシス》(1913年/東京国立近代美術館)などに、5年にわたる滞欧の成果をみせる。当時友人への手紙の「セザンヌやルノワールには到底およばないが、自分にはまた別なものが出来るのじゃないか、という気がする」という一文はその自信を如実に表す

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「クリぼっち」「セルフサンタ」

2016年12月25日 | 言葉・文字
今年、「クリぼっち」と「セルフサンタ」という言葉を知りました。


クリスマスをひとりぼっちで過ごす「クリぼっち」。
自分に高級なプレゼントを贈る「セルフサンタ」。



一人でも楽しめるサイズのクリスマスケーキも増えているそうな。
一人でもチーズフォンデュやバーニャカウダができる小型調理器具が売れているそうな。


何かわかるなぁ。
その調理器具、私も欲しいなぁ。アンチョビは多分ちょっと苦手だろうけれど。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「きりはたりてう」

2016年10月02日 | 言葉・文字
「神戸へ行ってきたの」と、友人から袋に入れたお土産をいただきました。




松香月餅、伍仁夾心餅、絵はがきとともに入っていた栞が気になりました。

「おさの音」の栞は、京都の友人からもらったお菓子についていたものだそうで、「これ読める?」とという感じで袋に入っていました。





「西陣に 錦の布を 織る音す  春の夜すがら きりはたりてう」


「きりはたりてう」がわからず、電子辞書で調べてみました。



「きりはたりちょう」で載っていました。

「機(はた)を織る音。また、虫の音(ね)についていう。」 とのこと。



ひとつ勉強になりました。

京銘菓「おさの音」はどんなお菓子か知りませんが、今から美味しそうな松香月餅をいただきま~す。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お福分け

2016年08月30日 | 言葉・文字
「お礼状・季節のご挨拶・お見舞いの書き方」(日貿出版社)を読んでいて、人からいただいた物を更に知り合いに分けることを「お福分け」と言うのだと知りました。



私は今まで「お裾分け」という言葉しか知らなかったので、どんな時も「お裾分けです。」と言って人に差し上げていましたが、なるほど「お福分け」の方が、ぴったりの表現です。
これからは「お福分けです。」と言いたいと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大和言葉

2016年08月27日 | 言葉・文字
美しい「大和言葉」について書いてある本を見ました。

知らない言葉がたくさん書かれています。


本をぺらぺらとめくって、友人S子さんの目にとまったのは「川雉子(かはきぎす)」。

「蛙」のことです。

ちなみに「雉子(きぎす)」は、「雉(きじ)」の古い言い方だそうな。



●△★●△★●△★●△★●△★●△★


数日後、「川雉子(かはきぎす)」=「蛙」だと夫に教えてあげました。

彼は、知らなかったようです。
「『かえる』は『蛙』の他に『蝦』とも書くね」と、紙に書く彼。

「それは『えび』」でしょう!!」と、私。


電子辞書で調べると、「かえる」には「蛙」と「蝦」と「蛤」の漢字があります。

「えび」だけではなく、「はまぐり」も「かえる」と読むとは驚きでした。


●△★●△★●△★●△★●△★●△★



私の印象に残った大和詞は、「雁の使ひ」。

「手紙」のことです。
その日からは、「手紙」と言う代わりに「雁の使ひ」と言っている私です。

が、「川雉子」は私の中で定着するでしょうか。微妙…です。きわめて心許ない…。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラック企業

2016年02月24日 | 言葉・文字
「高校教師の○○さん、ブラック企業で忙しいんだって。」


この台詞を聞いて、どう理解しますか。




私は、次のように考えました。

卒業生が就職した企業がブラック企業だったため、そのフォローに忙しいのね。
高校がそのブラック企業を摘発するのかしら。
そういう案件がたくさんあるということなのかしら。



彼は、

高校はブラック企業並に忙しい。

と伝えたかったそうです。




キャッチボールがうまくできないような、こういう類のやりとりは私を疲れさせます。

いきなり話題の転換があったときも私は戸惑います。
「話が換わるけど」とか、「ところで」とかを前につけて話し始めてもらうと、無駄に頭が混乱せずに済みます。

会話(人との関わり)は、なかなか難しいものかもしれません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする