京都で数時間フリーな時間がありました。
どこへ行こうかしら…。なかなか行きたいところが思いつきません。
あ、三十三間堂へ行ってみようかなぁ。
何十年ぶりでしょう。
バスで行こうかしらとも思いましたが、京都駅から七条を東へどんどん歩いていくことにしました。
東山が近いのだなぁと認識しました。なるほどここは東山区。
三十三間堂は、正式には蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)というのですね。
内陣の柱間が「33」あることから、一般的に三十三間堂と言われているそうな。
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三十三間堂は1165年(長寛2年)後白河上皇(第77代・後白河天皇)が平清盛(たいらのきよもり)に資材協力を命じ、離宮・法住寺殿の一画に創建したのが起源です。
三十三間堂は高さ約3・3メートルの本尊・千手観音坐像(国宝)、その左右の階段に高さ1.6メートル前後の1,000体の千手観音立像(重要文化財)と本尊の背後に寄進の為に日本各地を回った行像尊と言われる1,001体目の千手観音立像(重要文化財)を安置しています。なお千手観音坐像は1254年(建長6年)仏師・湛慶(たんけい)が造仏しました。また1,001体の千手観音立像の内の124体が平安時代、876体が鎌倉時代、1体が室町時代に造仏されました。
(本堂(三十三間堂) 千手観音・ポイント)
●千手観音の千手の手はいかなる衆生をあまねく救済するという慈悲と力の大きさを表していると言われています。
https://kyototravel.info/sanjyuusangendouhondouより引用
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1000体の仏さまが、本尊・千手観音坐像の左右にきれいに並んでいるさまは、なかなか壮観です。
前後に10列だから100人が横並びしているわけですね。
大きすぎない風神・雷神が力強いです。
建物も並んでいる仏像も国宝!!
見ごたえがありました。
私が参拝したのは2月11日。ちょうど久勢稲荷社の初午祭の日。
お堂前庭で護摩供養が行われていました。
しょうが湯をいただきました
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初午祭(はつうまさい)では本堂の前庭に護摩壇を設け、山伏が願い事が書かれた護摩木や古いお札・お守りを焚き上げ、祈願成就を願ったり、供養したりします。
https://kyototravel.info/sanjyuusangendoueventより引用
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本堂の方から撮影 
僧侶が見守る中行われる護摩木焚き 
旗日です 
勢いよく燃える護摩木 
法螺貝や鉦の音が厳かな雰囲気を醸し出していました。
すべてが焚き上げられました 
初午大祭は伏見稲荷大社でも行われるようですね。
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伏見稲荷大社 初午大祭
2020年2月9日 (日) 初午の日 8:00~
和銅4年(711年)に祭神が降臨された事にちなむ行事で、「福参り」、「福稲詣で」とも呼ばれ、大変な賑わいとなります。
https://www.the-kyoto.jp/calendar/february/inari-hatsuuma/より引用
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