一畑薬師(醫王山一畑寺)は、平安時代に海中から出現の本尊一畑薬師如来をお奉りしている、静寂な空気に包まれたお寺で、昔から「目のやくし」「子どもの無事成長」で有名です。
一畑薬師に詣でたいと思っていました。それも、車で上がるのではなく、1,300段の石段(古参道)を登って参拝したいと思っていました。
しかし、古参道がどこからスタートしているのかがわからず、結局車道を駐車場まで上がってしまいました。
ほとんどのお店が閉まっていました
古参道はここにありました
これが古参道…
法堂
「法堂」は「はっとう」と読むのですね。知らなかったわ~。
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はっとう【法堂】
禅寺で、住持が修行僧に教えを説き、指導にあたる建物。仏殿の後方にあり中心的なもの。他宗の講堂にあたる。
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この石段を上がると薬師本堂があります
石段の下に「目玉おやじ」がいました。
座禅中の「目玉おやじ」
仁王門
更に石段を上ります
水木しげる氏も、幼かった頃、「のんのんばあ」に連れられて参詣したとのことです。
観音堂の前にブロンズ像がありました
。
薬師本堂
お茶湯(おちゃとう)
お守りを一ついただきました
眼身守(がんしんまもり)は、目と身体のお守りです。
ドアの引き手も「一」です
参拝を終えて下りていきます
やはり古参道が気になります。夕暮れまでにはまだまだ時間がありましたので、古参道を下りて、再び上がってくることにしました。
私の提案に快く応じてくれた友人に感謝!!
念願の古参道を下ります
石段の途中
ちょうど石段の道半ばには、「ここいらで一休みして、しっかり英気を養いましょう。うれしいときもあればつらいときもあるのが人生。すべては自分が成長していくたの妙薬です。ありがたや。」と書いてあり、茶碗風呂でご満悦の目玉おやじがいました。
更に下ります
古参道千三百段の入り口には「人生は旅。旅にはまた人生のおもむきがあります。一歩また一歩、おそれずゆっくり進めばいい。だんだん。」と書いてあり、「目指すのはあっちだよ」とでもいうかのように前を指さし、元気に歩いている目玉おやじがいました。
ここが古参道の入り口です
バス停がありました
下りてきた石段を上がりました。
ここからは石段ではなく、左に曲がって、道を上がりました
古参道の写真の多さが、古参道を歩きたかった私の心が表われていますね。
やっと見覚えのある風景に出会いました
大きなユズが売られていました
鬼ユズというようです。どんなユズか気になりながら通り過ぎてしまい、「あ~あ、1個買っておけばよかった…」と、旅を終えた今、後悔しています。
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一畑薬師では座禅ができるようです。機会があれば、一度座禅もしてみたいと思っています。
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一畑薬師では、年に3回の一泊坐禅会開催しています。坐禅は、自分自身をを見つめるよい機会となります。初心者も指導します。
冬季一泊坐禅会
平成24年12月1日(土)~2日(日) 申し込み(PDF_192Kb)
今から2500年前、お釈迦様が菩提樹の下で1週間坐禅を続けられ、12月8日
明けの明星を見てお悟りを開かれた故事にちなんで坐ります。
週末座禅会
毎週 土曜または金曜 19:30~21:30
(19:20には入堂して呼吸をととのえ静かにお待ちください)
費用 200円(大人・子ども問わず/賽銭箱に入れてください)
場所 ◆観音堂(かんのんどう) 1月~5月
本堂に向かって右側のお堂です。あらかじめ場所を確認するか早めにお越しください。初めての方が遅刻をされますと参加をお断りする場合があります。
◆法堂(はっとう) 6月~12月
本堂から石段150段下に降りた大きなお堂です。
予約 必要です。電話かメールでお願いします。
内容 読経/坐禅/茶礼(茶話会)
対象 小学生(中高学年)~大人
本人の前向きの意志で参加することが条件です。学校や企業などの団体でのご参加はご遠慮ください。
一畑薬師HP
ぐるたび