Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

等彌神社(とみじんじゃ) 献灯祭と紅葉ライトアップ(奈良県桜井市) 2023年11月26日

2023年11月30日 | 旅(奈良)
2023年11月26日、長岳寺参拝の後は、奈良県桜井市の等彌神社(とみじんじゃ)のライトアップを見に行きました。
※JR・近鉄桜井駅の南口から徒歩約15分

街中にあった看板  

等彌神社(とみじんじゃ)は、鳥見山のふもとに鎮座する社です。 
日本書紀によると、初代天皇である神武天皇は鳥見山中に霊畤(まつりのにわ)を設けられ、即位後みずから皇祖天神を祀った地とされています。
このことから、鳥見山は建国の聖地・大嘗会はじまりの舞台とされているそうです。


この鳥居は、伊勢の内宮鳥居だったものだそうです。
鳥居の間からモミジの枝が伸びています。

    




  

       


左に行くと上津尾社、右に行くと下津尾社です。 

  


上津尾社

   


     

上津尾社の御祭神は、大日霊貴命(おおひるめのむちみこと・天照皇大神)です。
もとは鳥見山中に本殿がありましたが、のちにいまの場所に遷されたそうです。

ちなみに、下津尾社には八幡大神・春日大神がお祀りされています。
その他八社(弓張・恵比須・金毘羅・黒龍・稲荷・猿田彦・愛宕・桃神)の境内社及び桜井市護國神社が鎮座されています。


この日のイベント出演者の方が御祈祷を受けておられました。
   
     

※26日(日) 18時30分~  奉納芸能  安麗・木歌・愛・坪内あつし・今井尋也

リハーサルを少々聴かせてもらって、帰路につきました。


   



社務所横にある境内社意富加牟豆美命(おおかむずみのみこと)をまつる桃神社の池に映るさかさモミジ

      

写真に撮ると、あまり美しくはありませんが、本当はもっときれいでした。


下りきると、飲食屋台も出ていました。
おでん(4個500円)を、火のそばに座って食べて、ほっこりしました。


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等彌神社には八咫烏のご神像があります。

下津尾社の敷地より出土した御神像は、本殿に祀られているそうです。
社務所でそのレプリカを見ることができると知っていながら、今回見せてもらうのをすっかり忘れてしまいました。
残念!!

残念なことが多すぎる昨今です。
ぼんやりしている証拠です…
老化現象のひとつかなぁ…




桜井駅のイルミネーション
月齢は12.7

   

次回等彌神社へ参拝したら、金鵄(きんし)の御神紋や八咫烏の御神像レプリカ 、下津尾社そばの剣池の碑を見て、御神体山の鳥見山(往復2km、約1時間)に登り、山頂の霊畤(れいじ)に詣でたいと思っています。 




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長岳寺旧地蔵院、黒塚古墳(奈良県天理市) (その2)      20231126

2023年11月29日 | 旅(奈良)
次は旧地蔵院へ。

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長岳寺HPより引用

旧地蔵院      寛永七年(1630年)  大和十三仏霊場第四番 
当山四十八ヶ坊あった塔中の内、唯一残ったもので今は庫裏としてつかわれています。建物は室町時代の書院造りの様式を残しています。また同時代の美しい庭園があります。 また、持仏堂には白い像に乗った普賢延命菩薩様がおられます。こちらが大和十三仏霊場になっております。

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板絵  

庭園の松は鶴  

幹がくり抜かれた形ですが、しっかりと生きています。
旧地蔵院の御本尊白い像に乗った普賢延命菩薩さまのおかげでしょうか。

    

こちらが亀  




旧地蔵院を出て、黒塚古墳へ向かいました。

  

つるし柿1袋を買い求めました。100円

      

天理市立黒塚古墳展示館に入りました。  

   


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https://kanko-tenri.jp/tourist-spots/south/kurotsukakofun/より引用

黒塚古墳
三角縁神獣鏡が33面副葬された古墳

 黒塚古墳は櫛山古墳や崇神陵と同じ丘陵上に立地し、崇神陵より西の丘陵先端部に位置します。全長約130m、後円部径約72m、後円部の高さ約11m、前方部の高さ約6mの前方後円墳で、築造された時期は4世紀初頭(古墳時代前期初頭)と考えられています。

 1997年から1998年にかけて発掘調査が行われ、長さ8.3mの竪穴式石室が埋葬当時の状況で検出されました。何度も盗掘の試みがなされた痕跡がありましたが、築造されてしばらく後に起こった地震で石室の上部が崩壊し、結果として盗掘から守られました。

 埋葬施設は竪穴式石室です。後円部に墓壙を掘り、人頭大の川原石と板石を積み上げ、中央部に木棺を安置する粘土棺の床が設けられていました。遺物や朱の残存状況から、被葬者は北を頭にして埋葬されたことも判りました。また、木棺内には画文帯神獣鏡(がもんたいしんじゅうきょう)1面と、その両脇に刀剣類が置かれ、木棺と石室壁面の間には、立てかけるようにして置かれた多数の鏡や刀剣類が収められていました。
 鏡は木棺内の画文帯神獣鏡以外は全て三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)で33面あり、木棺の北半分をコの字形に取り囲むように配されていました。
 この三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏の国から貰った鏡と考えられています。卑弥呼の墓とされる箸墓に近い場所からたくさん出土したことから、邪馬台国畿内説が俄然、クローズアップされることとなりました。

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http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/03history/06kofun/03east_area/kurozukakofun/より引用

 黒塚古墳 くろづかこふん

全長約130mの前方後円墳。大和古墳群にある。平成9(1997)年8月から発掘調査が開始され、後円部中央の竪穴式石室から、1面の画文帯神獣鏡や33面の三角縁神獣鏡などの副葬品が完全な形で出土した。一つの古墳からの三角縁神獣鏡の出土数としては全国最多である。三角縁神獣鏡は卑弥呼が魏から贈られたとされる「卑弥呼の鏡」と呼ばれるもので、大和の中心部で見つかったのは初めてであるだけに、邪馬台国論争を左右する重要な手がかりになるものとして、注目を集めている。築造は3世紀後半から4世紀前半頃で大和政権の有力人物の墓と推測されている。

見どころ
卑弥呼の鏡といわれる三角縁神獣鏡が33面出土。全長約130mの前方後円墳。国指定史跡。天理市立黒塚古墳展示館を併設。
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竪穴式石室

  

  

  

  

     

三角縁神獣鏡

  

  

  

  

神仙と霊獣

  
    
  
鏡に表現された動物

  

 十七号鏡  


 
  

    

      
  
  



JR柳本駅  

駅ピアノ  

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長岳寺 (奈良県天理市)    (その1)         20231123

2023年11月28日 | 旅(奈良)
●10月23日~11月30日 大地獄絵開帳(長岳寺仏画展)
本堂にて狩野山楽筆の大地獄絵を開帳し、随時、住職による絵解き説法(閻魔の嘆き)が行われます。

という情報を得て、11月26日、紅葉のきれいな長岳寺へ参拝しました。

山辺の道にある長岳寺は、JR万葉まほろば線(JR桜井線)柳本駅下車、東へ徒歩20分のところにあります。
 
長岳寺参詣は何十年ぶりのことでしょう。
参拝しても以前の記憶が蘇らないほど昔のこと…です。

長岳寺は紅葉が美しい寺ですが、4月下旬~5月上旬には平戸つつじが、5月中旬~下旬にかけては杜若(かきつばた)がみごとだそうです。
 
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長岳寺のHPより引用

長岳寺 沿革

山の辺の道に残る長岳寺は天長元年(824)淳和天皇の勅願により弘法大師が大和神社の神宮寺として創建された古刹であり、盛時には塔中四十八ヶ坊、衆徒三百余名を数えました。

以来、幾多の栄枯盛衰を重ねながらも、千百八十余年間連綿と法燈を守り続け今日に至っています。
千古の歴史を経て文化財も多く、重要文化財としては仏像5体、建造物4棟があります。
大門をくぐり両側に平戸つつじの生垣が続く玉砂利の参道を行くと我が国最古の美しい鐘楼門につきます。 12,000坪の広くて静かな境内には四季折々の花の香りが漂い、いにしえの趣と心の安らぎを求め、多くの参拝者があとを断たない花と文化財の寺です。

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多くの文化財を有し、特に狩野山楽筆の大地獄絵図は圧巻です。この地獄絵は毎年10月23日から11月30日まで本堂にて開帳され、住職の現代風絵解き「閻魔の嘆き」も行われます。

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弥勒大石棺仏(鎌倉時代)弥勒菩薩は今、都卒天で成道をめざして修行されており、五十六億七千万年後に如来となられ私達の世界に下生されます。そして輪廻転生する私達の魂を救済されると云います。
当寺の大石棺佛は古墳の石材を利用したもので、法量は2メートル近い如来形です。その他、当寺には鎌倉時代から江戸時代にかけての石仏が数多くあります。

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柳本駅  

徒歩で長岳寺へ向かいました。

  

     

  

焼きたての焼きいも(300円)を買い求めました。

   

ほかほかほくほく…!!
これが私のランチとなりました。
美味しかった~


   


鐘楼門 (平安時代)
日本最古の鐘門で、弘法大師長岳寺創建当初の唯一の建物です。

   




本堂  

長岳寺のご本尊は、中尊の阿弥陀如来及び両脇侍の観世音菩薩、勢至菩薩の三尊。美しいお姿です。
長岳寺のHPにきれいな画像があります。是非ご覧ください。
  ↓


長岳寺の極楽地獄絵については↓をご覧ください。
大地獄絵の要所解説などが掲載されています。

長岳寺 地獄絵図絵解き説法(Youtube)では住職さんが詳しい説明をしておられます。↓
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長岳寺HPより引用

長岳寺に伝わる地獄図です。法量の大きさ、図柄の精緻さ、各場面の描写の素晴らしさ、内容の豊かさは他に例を見ません。9幅の軸から構成されていますが、全体が1枚の絵となっています。 内容は図の上部全体に十王裁判図(合わせて十三仏)、図の中程から下部にかけて、冥界の入り口である墓地、罪問間樹、死天山、三途の川、奪衣婆、賽の河原、八大地獄、餓鬼道、畜生道、修羅道など、すざましい情景が描かれ見る者の心胆を凍らせます。 第9軸は様相が一変して、極楽より阿弥陀如来が聖衆を引き連れて極楽往生する人を迎えにくる、いわゆる聖衆来迎図となっています。

元々、この絵を使って絵解きがされたものと思われます。祭礼、法要のあとに多くの参詣人を対象に解かれ、その目的は方便として因果応報を解くことによって勧善懲悪の教えを説き、またあわせて先祖供養、中陰、逮夜、年忌の意義を説いたと考えられます。

しかし今、私達がこの図をみて感じることや図本来の意味は、来世のことや、また運命決定論的な前世の因縁を説くことにあるのではなく、この図はまさしく現世(人間界)を告発している図であるということでしょう。

この図に示される、すざましい三悪道(地獄、餓鬼、畜生)や修羅道の世界は形を変えてすべて我々の世界に存在するのです。 戦争というすざましい殺戮と大灼熱の地獄、飽くなき欲望に囚われて人を傷つけ、また自らも傷つき大いなる生命の源である自然破壊をも行う餓鬼道、相手の思いを理解できず猜疑心にとらわれた畜生道、激烈な競争社会で相手を殲滅するまで合い争う修羅道。 そして一念十界の教えの如く、私達の心の中に仏心もありますが、恐ろしい地獄の鬼の心や、醜く浅ましい餓鬼や畜生の心、心怒らせる修羅の心などが内在していることを示しているのです。

長岳寺では、毎年、10月23日から11月30日まで本堂にてこの図が掛けられ、住職の現代風絵解き「閻魔の嘆き」「六道思想を現代に問う」が行われます。その頃は長岳寺境内1万2千坪に亙って、紅葉の錦が美しく彩ります。
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弥勒大石棺仏  



鐘楼  

本堂前の浄土式庭園

   


     


さかさモミジ  

千両  


    

      

次は旧地蔵院へ。

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興福院(こんぶいん)参詣(奈良市)     20231125

2023年11月27日 | 旅(奈良)
奈良市の法蓮、一条通少し北側にある、興福院(こんぶいん)は、普段は予約しなくては拝観できません。

11月24日~26日だけは予約なしで参拝できるとの情報を得て、11月25日に参拝しました。
私にとっては、50年来お参りしたいと思っていたお寺です。
今年やっと念願が叶いました。
風のない、天気のよい日でした。

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http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/01shaji/02tera/01north_area/kombuin/より引用

奈良時代に創建された浄土宗知恩院派の美しい尼寺。
奈良時代には僧院として隆盛したものの、以後衰退。
もと尼ヶ辻にあったが、現在の地に尼寺として再興されたのは将軍徳川家綱の時代のことで、参道は徳川家綱が作らせたものといわれる。
小堀遠州作庭と伝わる客殿(重要文化財)の庭園は、春日山や三笠山を借景にした非常に風情のあるものである。なかでも、4月のツバキ、5月のサツキの季節はとくに美しい。同じく遠州作の茶室もある。                                        

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奈良交通のバスに乗り、「佐保小学校前」で下車。  
北へ3分ほど歩くと興福院があります。

 


モミジが迎えてくれました。

       

    

大門  



客殿入り口        

巨大なススキのように見えるものは「ダンチク」だと、ガイドの人から聞きました。

本堂客殿の拝観料1,000円をお渡しすると、パンフレットと小さなクリアファイルがいただけました。
今回初公開のお茶室を見せていただくためには更に1,000円が必要ですが、それは支援・寄付のようなものです。

客殿  

渡辺始興筆の襖絵

   

小堀遠州の作庭です。
    


客殿のあちらこちらに自然の花や実、果実が飾られていました。
とても落ち着いた、すばらしい空間演出です。

  

    

      

    


    

刺繍袱紗の説明  

刺繍袱紗(江戸掛袱紗)は別名「興福院袱紗」とも呼ばれ、江戸時代中期の刺繍芸術の極み。
五代将軍綱吉公が愛妾の瑞春院に年始・中元・年末などの祝儀を贈る際、贈り物の上に掛けられていたもので、興福院に31点つたわっているとのことです。
袱紗のサイズは、一辺が約50㎝。

渡り廊下を進みます。
風情のある廊下です。
  
  

御霊屋(おたまや)は、歴代徳川将軍の御位牌が祀られている霊廟です。
廟内には渡辺始興の描いた襖絵があるそうな。
かつて、興福院は、徳川幕府の庇護の元でおおいに栄えたそうです。

御霊屋(おたまや) 

御霊屋の説明を聴きました。

  



興福院は、ちょっと高台にあるので、奈良の町が見下ろせます。
その向こうに連なる山。

また渡り廊下を通って本堂へ進みます。

掲示物    

       

廊下の注意書き  



本堂内は写真禁止です。
金色の阿弥陀三尊像がご本尊です。
天平時代の仏さまですが、国宝ではなく、重文です。

本堂の外 

話題のアライグマ  



本堂の扁額は、小堀遠州の手だそうな。
(私は見落としてしまった…)

鐘楼(江戸時代)  

本堂から下りて行きます。

     

振り返って本堂を見上げます。

      

         

大門のカラスウリ  

大門  

参拝を終えて帰る時も気持ちの良い青空でした。

     


「佐保小学校前」バス停すぐ近くにある「畠山製菓」さんで焼きたてのベビーカステラ(570円・300円)を買い求めて帰りました。


翌日、ちょっとかたくなったベビーカステラをオーブントースターで軽く温めていただくと、美味しさが蘇りました。

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今年もゆずジャム作り  

2023年11月26日 | 雑文
11月、たくさんのユズが収穫できましたので、いつものレシピでユズジャムを作りました。

今回のユズは、果肉 900g、皮 550g、合わせて1,450g。

       

12瓶プラスα、出来上がりました。

     

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【柚子ジャム】

【材料】
柚子果肉 900g
柚子皮  550g
合わせて1,450gでした。

砂糖の量は柚子の重さの半分程度  600g
水も柚子の重さの半分程度 600㏄

【作り方】
皮は細く切って、たっぷりのお湯で、5分間アクを丁寧に取りながら茹でた後、水にさらし、3回ほど水をかえて軽く水洗いをして、一晩水にさらします。

翌日、ステンレスの鍋に、水けをきったゆずの皮、果肉、砂糖、水を入れ、中火で煮ます。

煮汁が1/3程度になり、ゆるくとろみがついてきたら完成。煮沸消毒した瓶に入れて保存します。
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ユズを刻んだ翌日は煮る余裕がなかったので冷蔵庫へ。
翌日水からザルにあげ、翌々日に煮ました。





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ヘルペス

2023年11月24日 | 雑文
2023年11月20日の毎日新聞「男の気持ち」欄に載っていた、82歳の男性の投稿を読みました。

タイトルは「こたえる寂しさ」。

病気知らずの奥さんが、1年前にヘルペス脳炎にかかって、1カ月半の治療、その後6カ月間の機能回復施術を続けたものの、右半身と嚥下機能不随。要介護5の認定。

老々介護が難しく、奥さんは、娘さんに介護してもらうため遠くに移り住み、娘さんの自宅で暮らしておられる。
家に一人残された82歳の男性は、追憶の日々。
寂しく過ごしておられる。

という内容でした。



先日、従姉たちとお喋り会をしたのですが、その時、従姉は「『ヘルペスの場所がもう少し違っていたら視力を失うところだった』とドクターに言われた」と話していました。
もう一人の方の従姉は、「軽く済んだ」と言っていました。
二人は「あの時、そんなにストレスはなかったんだけどなぁ」とも言っていましたが、身近な従姉二人とも罹患したということは、決してヘルペスは珍しい病気ではないということです。

更に従姉は、「ヘルペスで右半身が動かなくなった友人がいる」とも話していました。

ヘルペスは、罹患する可能性が低い病気ではなく、運が悪いと大変なことになるようです。
副反応が怖いので、ヘルペスの予防ワクチンを接種するかどうか、従姉も私も迷っています。
リスクの高低をどう考えるか…。

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「お裾分け」はありがたい!!

2023年11月23日 | 雑文
ご近所さんからお裾分けをいただきました。

「キンピラを作ったの」と、嬉しいお惣菜が届きました。
たくさんいただいたものを品よく少しだけ盛り付けました。

    

よい味かげんです。




「家でとれたミカン。今年は大きいけれど、なった数が少ないのよ。
玄関に飾るかなと思って葉付きで持ってきたわ。
柿はいつもの吉野の柿よ。」

   

     我が家の玄関は実りの秋です。

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11月下旬の奈良公園

2023年11月22日 | 旅(奈良)
2023年11月下旬、奈良公園へ行きました。

猿沢池

 
    興福寺南円堂            中金堂

      
       中金堂         五重塔   

東向商店街にある幼稚園

    

     

用事を済ませ、猿沢池に戻ると、五重塔にクレーンが!!

      

観光客の人たちは「がっかりやなぁ…」とか「あのクレーン、邪魔やなぁ…」とか言いながら、猿沢池の周りを歩いていました。

※興福寺五重塔の大規模な保存修理工事(明治時代以来120年ぶり)の完了予定は、令和13年3月だそうです。



奈良ホテルの敷地内を通って、名勝 旧大乗院庭園を右手に見ながら東へ歩いていきました。

名勝 旧大乗院庭園(庭の北側から南を見たところ) 

    


荒池(荒池の東側から西を見たところ)
生駒山、五重塔とクレーンと南円堂の屋根、中金堂の屋根が見えます。

   
       南円堂           五重塔

荒池の北堤にある大きな柳

     
 

浮見堂  

          

浮見堂の池のほとり    

紋付袴と打掛姿でフォト撮影をする若者が数組いました。
お幸せに~!!

白い打掛がいいなぁ 

     
  
            


11月25日26日には「東大寺と弘法大師空海」というシンポジウムがあるようです。    
※ちなみに空海は810年(弘仁元年)に高雄山寺に身を置いたまま東大寺の別当に就任したそうな

     
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第21回 ザ・グレイトブッダ・シンポジウム(GBS) 「東大寺と弘法大師空海」
11月25日(土)と26日(日)、東大寺総合文化センター金鐘ホールにて開催 
令和5(2023)年 会場:東大寺総合文化センター金鐘ホール

11月25日(土) 13:30~15:30 開場12:30

基調講演 武内 孝善(高野山大学名誉教授・空海研究所長)
「空海と南都仏教 ー東大寺真言院を中心にー」

11月26日(日) 9:30~16:30 開場9:00
研究報告
堀 裕(東北大学)「真言宗・寺院制度・唐からみた東大寺と空海」
原 浩史(慶應義塾志木高等学校)「初期真言寺院における造像と空海の造仏観」
土居 夏樹(高野山大学)「弘法大師空海と華厳経学ー華厳三昧を中心にー」
 (昼休憩)
吉田 叡禮(龍谷大学)「華厳と密教の底流」
総合討論

司会 木村清孝(東大寺華厳学研究所長・東京大学名誉教授)
聴講無料 先着順
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東大寺鏡池  

  

紅葉と赤い実 

鏡池の周りで、モミジを2枝手折っている観光客がいました。
驚きの光景でした。


戒壇堂  

戒壇堂の外塀  
               大仏殿     若草山

          


葛切りで有名な「天極堂」の南側にある大イチョウ

    


西日が当たる興福寺五重塔

     

クレーンは消えていました。 


数時間歩いてくたびれちゃいました。
外国人観光客と修学旅行の小学生の多さにも疲れたのかも。

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葉牡丹

2023年11月20日 | 畑や庭(作物・花・木) 
今年もハボタンを植えました。
今年は、ビオラは植えず、はぼたんだけです。

   

5ポットで、484円でした。

植木鉢に植えて、玄関脇へ置きました。



葉牡丹を、カーネーションが植わっているちょっと平べったい鉢に植えるため、カーネーションをふくろうさんの植木鉢に植え替えました。

   

ついでに、大きくなって重心が不安定なカポックも一回り大きい植木鉢に植え替えました。

  

こんな寒くなる時期に植え替えなどするべきではないのでしょうが、つい勢いで…。


たったこれだけの作業をしただけなのに、「あ~しんど!」と言いながら部屋に入りました。
体力、なくなったなぁ…。

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奈良県庁の展望台   202311

2023年11月16日 | 旅(奈良)
奈良公園の北側には、奈良県庁があります。

   

「そうだ!展望台に上ってみよう!」と思いました。
まだ一度も上がったことがないのです。

6階の上が屋上です。

ここが展望台  

東西南北360度見渡せます。
西南の遠くには二上山、金剛山。
西には生駒山。
東には若草山、春日山、御笠山、高円山。

南側
興福寺五重塔  

興福寺中金堂   


西側には望遠鏡(無料)があります。
平城旧跡を見てもらおうという配慮でしょう。

  

    

東側
  

若草山  


左は東大寺大仏殿の屋根、右は東大寺二月堂の屋根 
  
  

中央は東大寺南大門の屋根  

     


  



北側
ひと昔ならドリームランドの岩山が見えたのですけれど。

  

       


紅葉のきれいな季節になればまた訪れたいと思っています。

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奈良公園の鹿   202311

2023年11月15日 | 旅(奈良)
11月だというのに、とても気温の高い日が続いています。

旧博物館の前の池  

この鹿さん、水の中で長い時間を過ごしていました。

   

       

    
一方、こちらの鹿さんたちは、じゃれ合っている感じでした。
軽く頭突きを楽しんでいるように見えました。



   



   

     


私の近くの地面に鹿せんべいが落ちていました。

   

それを拾った外国人さん、鹿にあげました。

     

ちょっと目を離した隙に決着がついたのでしょうか。
いつのまにやら新しい相手とじゃれ始めていました。

       

ほどなく新しい相手は去って行きました。

     

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東大寺大仏殿の裏   202311

2023年11月14日 | 旅(奈良)
「タケルのタ」で買った唐揚げ弁当を持って、毎年紅葉がきれいな東大寺大仏殿の裏へ行きました。
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https://takerunota.com/
「タケルのタ」の唐揚げは、私のお気に入りです。
いつ行っても、感じのいい店員さんたちに迎えていただけます。
近鉄奈良駅のすぐ近くにあります。
皆さんもどうぞ~。
※定休日は日曜日です。

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大仏殿の南側は観光客でごった返していますが、北側はとても静かです。
母子が寛いでいます。
幸せな時です。

  

大仏殿と正倉院の間の切株に座ってお弁当を食べました。
鹿のフンが多いので、私はいつも切株に座ることにしています。

イチョウの葉はかなり落ちていました。



唐揚げ弁当  

木の下にいると、ドングリがパラパラと落ちてきました
ので、拾い集めました。
鹿のフンをつかまぬように気を付けながら。

  

     

冬、鹿さんにドングリをあげると喜んでくれますので、袋に入れて持ち帰ることにしました。

木を見上げるとたくさんのドングリがなっていました。

  

    

      


正倉院へ行く人たちを見て、私も久しぶりに行こうと思いました。
前と全く変わりはないだろうと思いつつ。

  
   
     


太陽光線のことを考慮すると、朝来るべきだったといつも思います。
が、私が行くのはいつも午後です。
 
  


          


     

         


正倉院の南西にある池へ。
紅葉はまだ先です。
いつも鹿さんがたくさんいるところなのですが。

   

毎年きれいに色づくイチョウです。
  
    


東大寺鏡池 

鈴なりの柿  

        


国立奈良博物館近く  
 
    

    

       


茶色く枯れている松が気になりました。

    

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奈良の鹿 

2023年11月13日 | 旅(奈良)
奈良の鹿は、奈良公園だけにいるわけではありません。


猿沢池の南西辺りの道  

空地の草を食べている鹿を見かけました。

  

近づくと、3頭の鹿がいました。

  

しばらく様子を見ていました。
 
   


警戒心はしっかりと持っているという動きでした。

      

うちの畑にも来てもらって、雑草を食べてくれたらどんなに嬉しいでしょう。せっかく植えた苗を食べられたら、がっかりですけれどね。

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高取城跡(奈良県高市郡高取町) その3:高取城跡から壷阪寺へ 202310

2023年11月11日 | 旅(奈良)
14時10分 高取城跡から下山を開始しました。

14時14分 八幡神社口壷阪寺方面と壺阪山駅国見櫓跡方面の分岐点

    
  
      

私は、八幡神社口壷阪寺方面へ進みました。
  
     



14時17分 壺阪口門跡  





この石段を上がり八幡神社へ向かいました。

   

14時29分 八幡神社  

    


八幡神社からの下りがこの日一番厳しい山道でした。

14時33分 史蹟高取城址の碑

   





壷阪寺へ行くには、どちらの道を選ぶべきか…

  


どちらの道を進めばよいのか、判断材料がなく、悩ましいところでした。
ここで私は「五百羅漢遊歩道を経て」ではなく、「五百羅漢を経て」の道を選んだのだと思います。
結果的に、その道はかなり荒れていて、狭く、左へ足を踏み外したら大変なことになりそうなところもありました。おそらく「五百羅漢遊歩道」の方が無難な道だったのだろうと思えました。




14時50分 五百羅漢

   

             

                   

高取城跡へ上る時はここが分岐点ですね。

      

               

     

14時57分 ここから壷阪寺へは、車道を歩きました。

    







壷阪寺が見えてきました。

   

壺阪寺もかなり高いところにあります。

        

  

   

振り返ると、天竺渡来大観音石像

   

     

15時13分 壺阪寺参道の碑  

    


    

15時15分 壷阪寺(南法華寺)到着

    

        






高取城跡から下り始めたのが14時10分でしたので、壷阪寺着までの下りは1時間3分ほどかかったようです。
パンフレットには、所要時間は60分とあります。
まずまずの速さで歩いたと思ったのですが、よく考えると、パンフレットは上りで60分です。
私は下りで63分。かなり遅いペースだったということです。

15時18分 壷阪寺バス停で、発車時刻を確認しました。  

    

16時5分発のバスがあるようです。それが最終バスです。
3月や土日祝には15時35分発というバスもあるのですけれどね。
歩いて壺阪山駅へ行くには50分ほど下らねばなりません。
歩けない距離ではありませんが、バスなら11分ほどで楽に駅まで行けます。(運賃330円)
どちらにしようかなぁとちょっと思案した私、バスを選びました。

16時5分 路線バスに乗車

    

16時16分 近鉄壺阪山駅到着



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【まとめ】

高取城跡がある高取山の標高は583mです。
壺阪山駅(奈良県高市郡高取町大字観覚寺)の地点の標高は117m。
ということは、この日私が歩いた高低差は約466mということになります。

道は迷うようなところはなかったものの、一人で初めての道を通っての山城登城はなんとなく不安がありました。

八幡神社から「史蹟高取城址」碑までの道の一部はとても険しく、八幡神社を通らずに「史蹟高取城址」の碑まで行く道を選んだ方が無難だと思いました。
でもどこにその分岐点があったのか、今もよくわかっていません。
険しい道を下りて来て「史蹟高取城址」の碑を目にした時、ちょうど二人組女性が右の方から「史蹟高取城址」の碑の方へ歩いてきたのを見ましたので、別の道があったのだとわかったのです。
下りだからゆっくりゆっくりなんとか進めましたが、これが上りだったら私の体力ではちょっとしんどかったかもしれません。

金剛山や葛城山のように多くの人が上っているわけではなく、ほとんど人とすれ違うことない山道でした。
人がほとんどいない、初めての所での一人登山は、精神力と根性が試されている感じがしました。
また、あんな高いところまで、あんなにたくさんの大きな石を運んだということに驚くとともに、先人の苦労を偲びながらの登山でした。

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高取町観光ガイド
https://sightseeing2.takatori.info/takatorijyou-d/より引用

高取城
日本三大山城と呼ばれる「高取城」の魅力

岡山の備中松山城、岐阜の美濃岩村城に並ぶ日本三大山城の一つ。
城は標高583.9mある高取山の頂に築かれ、城内周囲は約3km、郭内周囲は約30kmにも及ぶ。現在は緑に覆われ、石垣を留めるのみの姿ながら、本丸・二の丸跡の立派な石垣からは往時の栄華が感じられる。
昭和28(1953)年に国の史跡、平成18(2006)年には日本100名城に認定された。


高取城の始まりは元弘2(1332)年、南朝方に属した高取の豪族・越智氏が築いた、天守や櫓などの一切ない掻揚げ城であったとされている。
天正12(1584)年、筒井順慶によって郡山城の詰城として再建されたのち、近世的城郭へと整備・拡張が行われたのは天正13(1585)年のこと。この年、豊臣秀長の家臣であった本多利久が城主となり、山城式に平城式手法を取り入れた珍しい城が築かれた。
城内には大小の天守に27の櫓、33の門を持ち、それらが積み重なる白亜の立体的な美しさは芙蓉の花に喩えられ、「巽高取雪かとみれば 雪でござらぬ土佐の城」とも謳われた。麓から天守台までの高低差は、実に390mと日本三大山城の中でも最も高く、「日本一の山城」と呼ぶにふさわしい規模と高さを誇る。寛永14(1637)年に本多家が絶えてからも、明治4(1871)年に廃藩置県が布かれるまでは14代にわたり、植村家が城主を務めた。紅葉の見頃を迎える11月23日には、火縄銃の実演や時代行列が恒例。
高取城は 比高の高い山城

日本を代表する山城として、下記の三城が「日本三大山城」といわれている。
高取城の比高は390mでもっとも高く、ふもとから本丸までの高さを指している。その差が高ければ高いほど難攻不落と言える。また、その壮大な規模からも、山城として日本一の山城ともいわれ、日本百名城にも選ばれている。

城郭名        
所在地  
海抜    
比高    
解説
大和高取城奈良県583m390m比高が一番高い
備中松山城岡山県480m340m建物が現存する中で最も高いお城
美濃岩村城岐阜県721m150m海抜が一番高い

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機会があれば、壷阪寺参道を下から歩いてみたいと思います。


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高取城跡(奈良県高市郡高取町) その2: 国見櫓跡から高取城跡本丸へ 202310

2023年11月10日 | 旅(奈良)
その2: 国見櫓跡から高取城跡本丸へ

国見櫓跡からの眺望を見て、元の山道に戻り、本丸へ向かいました。
本丸まで、残り520mです。

  


城跡への道中、看板「石垣崩壊につき 落石注意 高取町」が何本も立っていました。

    


矢場門跡  





13時14分 松ノ門跡  

      

壺阪山駅方面へ下りて行く人たちと初めてすれ違いました。

   




13時18分 宇陀門跡

 

13時20分 千早門跡 

  



      






13時24分 大手門跡  ※八幡口(400m)と本丸(200m or 300m)の分岐点
     ※本丸:200を消し、300とマジックで書かれていました




            





13時29分 十三間多門跡

    



    

 ※2013年3月、「青春18きっぷ」で備中高梁へ行った時、「備中松山城」の天守に登りました。
もう10年も前のことになるのですねぇ…
あの時は、同じ電車で駅に降り立った「青春18きっぷ」利用者数人と一緒にタクシーに乗って松山城へ行きましたので、あまり歩かずに済んだような。
帰りはどうしたのかしら。記憶がありません。



13時32分 太鼓櫓跡・新櫓跡

   

新櫓跡に上りました。

      

座ってクリームパンを1個食べました。

    

新櫓跡の上から見た御神木

  

本丸へ向かいました。

13時40分 御神木 



    天守大杉 芙蓉姫 
      樹齢 700年   樹高 26m   幹周 5.3m



13時45分 看板「本丸」を持つクマさん  

    

     


13時50分  本丸です!!
12時から山登りを始めたので、1時間50分かかって本丸到着です。
パンフレットには、所要時間は1時間30分とあります。
上りが苦手な私、よく頑張ったと思います。

高取城がある高取山の標高は583mです。
壺阪山駅(奈良県高市郡高取町大字観覚寺)の標高は海抜117m。
ということは、私はこの日、高低差約466mを歩いて上ったということになります。

※麓から天守台までの高低差は、390mだそうです。





本丸で食事をする二人  

    

 私も本丸で食事をしました。
(チーズパン、チョコレート、ラムネ、ミカン)

    

           ※2個食べた後に写真を撮りました。




山また山  



       









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