用事があって、また姫路へ出かけました。
3月27日付の新聞に、
「『平成の大修理』が進められている姫路城で、工事用建屋(高さ約50m)の最上階に設けられた見学施設『天空の白鷺』の一般公開が26日始まり、…」
「見学は予約が優先だが、東日本大震災の影響などで団体客のキャンセル…当日券でも待たずに入場…」
と書いてありましたので、せっかく姫路へ行くのだから私も「天空の白鷺」を見てみようかなぁと思っていました。
お昼過ぎに姫路城へ着いたのですが、当日券があるとのこと。
入場券(400円)を買い、『天空の白鷺』の入館整理券をもらいました。



「りの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)」に入りました。

築城以来「りの一渡櫓」の一般公開は今回が初めてで、保存修理期間中に限り特別公開されるとのこと。
懸魚(げぎょ)、六葉(ろくよう)、鬼瓦、紋瓦、甲冑が展示されていました。



お菊井

黄色や紺色の服を来た係員の方があちらこちらに立っておられました。
スロープを上って行きます

建屋に入り、「天空の白鷺」の入場券200円を買いました

エレベーターに乗るために並んで待ちます

エレベーターで8階へ

8階
海抜100mから姫路の街が見渡せます。


いつも遠くに仰ぎ見る最上部がガラス越しに目の前に見られるなんて、やはり感動です。

大天守鬼瓦

大天守鯱


残念ながら、作業をしている人は一人もいません。
係りの人の話によると、工事は8月ぐらいから始まるそうです。
どうせなら、修復進行中の様子が見たかったなぁ…。
7階
漆喰壁が見られます。
姫路城は白い城ということで有名ですが、近くで見ると、はがれた漆喰、くすんだ白壁がわかります。

その後、天守閣の下層内部と西の丸長局(百廊下)と化粧櫓を見学しました。
残念ながらデジカメのバッテリーが切れてしまったので、写真がありません。
※西の丸長局(百廊下)
将軍徳川秀忠の娘千姫は大坂落城のあと、本多忠刻に再嫁して、姫路城西の丸で幸せな日々を過ごしたそうな。
※化粧櫓
千姫が朝夕に男山の天満宮を遥拝する時に休息したとのこと。
姫路城滞在は、約3時間でした。