Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

クッキーのレシピ

2014年02月25日 | 雑文
先日、大学時代の友人が訪ねてきてくれました。

大学時代に一番親しかった、一番お世話になった友人です。



大学を卒業して三十余年。その間に会ったのは5回ぐらいでしょうか。

久しぶりの再会でした。



我が家にやってきた友人は、蒲鉾や外郎などの名産品とともに、「母のレシピで作ったの」とクッキーを手渡してくれました。

                    

日々仕事で忙しい中、私のためにわざわざクッキーを焼いてくれたことに先ず感激しました。



友人のお母さんとは、学生時代に、友人の実家で出会ったことがあります。

とても上品な、美しいお母さんでした。

娘(私の友人)のことをいつも「〇〇子さん」と呼んでいたのが印象的でした。

20年近く前、62歳くらいで亡くなられたと聞いていました。



友人が帰った夜に食べた、お母さんのレシピのクッキーは、程よい甘さとサクサク感で、私を幸せにしてくれました。


この世に存在しなくなっても、人の心に生き続けるものがある…。

蘇るものがある…。





友人の話によると、30年ほど前、友人のお母さんは、結婚する娘のためにブーケを作ってくれたそうです。

友人が披露宴で手にしていたのがそのブーケだったのですね。

なんと、今年の1月、そのブーケを友人の娘さんが結婚するときに手に持ったそうです。




孫の結婚をブーケで祝福…。

この世に存在しなくなっても、人の心に生き続けるものがある…。

蘇るものがある…。







「〇〇(友人のニックネーム)は、本当に変わらないなぁ」

以前のまま、包み込むような穏やかさ。

出会えてよかった!!

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「賞味」と「笑味」

2014年02月21日 | 言葉・文字・書籍
人に何かをお裾分けしたり差し上げたりする時、つい「ご賞味ください。」と言っていた私、どうやらこれはまずいようです。

「ご笑味ください。」と言うのがよいようですね。



「賞味させていただきました。」という表現は、よいようですね。ふぅ~・・・日本語は難しいです。



「召し上がってください。」が正しい使い方だと以前学んだ私は、「お召し上がりください。」は既に止めていますが…。

20120215ブログ




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以下は、http://www.web-nihongo.com/wn/j_manner/08.html/より引用

前回「お中元」について触れましたが、贈り物の中でも食べ物をもらう機会というのも案外多いのではないでしょうか。
 さて、この食べ物へのお礼の言葉として時折目にする次の言葉は、気になる言葉のひとつとしてよく問題に挙げられています。
 「先日お送りいただきました御地の桃、賞味いたしました」
 この「賞味」という言葉が、使い方によってはやや不自然な感じを受けるという人もあるようです。たぶんこれは、この言葉の意味が関係しているのだろうと思われます。「賞味」を辞書で引くと、次のように記されています。

しょうみ【賞味】 おいしいとほめて味わうこと。ほめて食べること。
(『日本国語大辞典 第二版』小学館)
 このように「ほめて食べる」という意を持つため、相手の送ってくれたものに対して用いるのは、やや偉そうに聞こえてしまうこともあり、気になるのではないでしょうか。「賞味期限」などは、どちらかというと、ほめるというよりも、おいしく食べられる期限という感じを受けますが、「賞味いたしました」や「ご賞味ください」となると、相手からいただいた物を自分が評価するような尊大さや、自分の贈った物を「美味しいと思って、ほめ味わってください」と相手に乞うような押しつけがましさを感じるという点も問題なのかもしれません。金田一春彦先生の著書には次のように書かれています。
 「日本では人にお中元のようなおくり物をする時のあいさつに『どうぞご笑納下さい』というが、これは文字どおり、『笑ってお納め下さい』ということばで、これまたいかにも日本的な表現だ。近ごろこういう時に『ご賞味下さい』と書く人があるが、これでは、『おいしいと思ってお上がりください』というはなはだ日本的でない言い方になる。見坊豪紀氏の意見では、これは、『ご笑味下さい』と書くべきものを同じ発音であるところから、うっかりまちがって書いたのにはじまる言葉であろうという。」(『ことばの歳時記』金田一春彦著)
 もし「賞味」を使って表現するとすれば、「滅多にいただけないような本場の○○を頂戴いたしましてありがとうございます。賞味させていただきました」のような表現ならば、先の言葉も語感がいくらか和らぎ、美味しさに対する驚きやありがたさも加わるのではないでしょうか。


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マキタ 充電式クリーナー

2014年02月17日 | 
知人から「マキタ 充電式クリーナー」がとても便利の良いものだという情報を母が得ました。

何か商品を買おうとするとき、母はいつも「どう思う?」と電話をかけてきます。

今回も電話がかかってきた時、「最近コープのチラシで見たわ…」と思って探してみると、ちょうどそのチラシが棚にまだ入っていました。

「更に詳しく調べてみるからね」と電話を切り、「makita」で検索すると、たくさんの種類の充電式クリーナーが販売されていることがわかりました。



数日後、実際の商品を見てみようと思って、makitaの営業所へ行ってみました。

80歳代の母が使うには、どの型番のクリーナーを選ぶのが適当かというのが一番の問題点です。

紙パック式、ワンタッチスイッチ、リチウムイオンバッテリの「CL072DS」がよいのではと薦めてもらいました。


紙パック式で、ワンタッチスイッチ、980gという軽さは気に入りました。

私が気になったのは、充電の際のバッテリ取り外しが容易かどうかという点。

試しにバッテリを取り外してみました。問題なくできました。そんなに力がいるわけでもないから母でも大丈夫だろうと思いました。



帰宅して、更にいろいろ調べていると、次のレビューが目につきました。


「私は80歳の老人です.かっては力の強い重装備の掃除機を気軽に使っていましたが,次第に辛くなり,ここ7年ほどは,ナショナルの肩掛けタイプのMC-K10を愛用して来ました.しかしこれでも最近は重く感じるようになったので,もっと手軽なものを探していました.
 昨年,マキタの充電式クリーナー4070D(カプセル式)を購入しました.また最近,娘の薦めでRoombaを購入し,この両者を使い分けるとなかなか具合が良いことが分かりました.また,これで最近の充電式クリーナーが実用性が高いことが分かったので,カプセル式だけでなく紙パック式もほしくなり,今回CLO72Dを購入した次第です.
 CLO72Dは,使い勝手の点では申し分ありません.良く出来ています.ただし,バッテリの充電の際に,それを本機から引き抜くことが難しいのが問題です.これは,私の手首に若干の障碍があり,指に力が入らないためであり,設計上の欠陥ではないのですが,私個人にとっては重大なことで,なにか,簡単で便利な工具でもあればありがたいと思って探しています.もし,お気づきでしたら,教えて下さい.」




私には何でもないことでしたが、もしかしたら母にも引き抜くのが難しいかも…。

営業所でもらったカタログに載っているバッテリ内蔵式の「4076DW」はニカドバッテリ。
やはりリチウムイオンバッテリがいいし…、どうしたものかと悩むこと数週間。



ネットを見ていると、通販生活の商品にもmakitaの充電式クリーナーがあることがわかりました。

通販生活のマキタの商品紹介

よく読むと、内蔵されているバッテリがリチウムイオンバッテリです。

紙パック式、ワンタッチスイッチ、リチウムイオンバッテリ、1300g。

これならよし!!と思って、アイボリーを1個注文しました。

マキタの30/15ターボ
価格12,600円 (税込13,230円)
送料600円別

オレンジ:在庫切れ 入荷未定
アイボリー:近日入荷予定、4月上旬発送




生活が潤ったり、楽になるのなら、どんどん買えばよいのです。私は基本的にお買い物は大賛成です。

たかが1万数千円のものを購入するのに母と私がこんなに長く悩むわけは、使えないものを買うと邪魔になるだけ!!とわかっているからです。できるだけ後悔のない、意味のあるお金の使い方をしたいと思う母と娘です。




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第22回ABCフレッシュコンサート

2014年02月13日 | 
「2月11日、第22回ABCフレッシュコンサートへ行きませんか?」と、友人が誘ってくれました。


          ※第22回ABCフレッシュコンサート
                14:00 ザ・シンフォニーホール
                指揮/飯森範親 管弦楽/大阪フィルハーモニー交響楽団 
                ピアノ/多田真理 ソプラノ/古瀬まきを 



で、喜んでご一緒させていただきました。



梅田から歩いてシンフォニーホールへ向かいました。

ビルから犬が…  

                    

福島6丁目シンフォニーホールに到着  

窓口で招待ハガキを座席チケットに交換する必要があります。

長蛇の列  

この時、詳しく好みの席をおっしゃる方もいらっしゃるようで、かなり時間がかかりました。

無事交換を終えて、開演14時までは1時間余りありましたので、ランチを食べに行きました。

「カフェうえすたん」でサンドイッチランチ(800円)

      

                   

                            

丁寧にコーヒーを淹れてくださるお店でした。

カボチャのデザートが美味しかった!!




第22回ABCフレッシュコンサート  


曲目は、

ロッシーニ/歌劇「ウィリアム・テル」序曲,
ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より "優しいささやきが~香炉はくゆり~悲しみの涙を”(狂乱の場),
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調,
ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ,
ラヴェル/ボレロ 

アンコール  ビゼー/アルルの女

でした。

ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より "優しいささやきが~香炉はくゆり~悲しみの涙を”(狂乱の場)のソプラノは古瀬まきをさん。

ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調のピアノは多田真理さん。

若いお二人には勢いがあり、とてもステキでした。今後のお二人の活躍が楽しみです。

 

一方、残念なことがありました。

というのが、後ろの席の男性の大きな寝息のせいで「パヴァーヌ」がすっかり飛んでしまったのです。

寝息がこんなにイラつかせるものだとは…!!

ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌは私のお気に入りのクラシックの1曲です。悔しくなるほど、本当に残念でした。

私の隣の女性もかなり頭に来ている様子で、後ろを振り返って何度もパンフレットでその男の脚をトントンされましたが、全く目覚める気配もなく、イライラ感だけを募らせているいるのが伝わってきました。

イビキ男の横に座っている男性は全く関知しないという様子でしたので、このイビキ男は独りで聴きにきているのだと私は解釈しました。

次のボレロでやっと目が覚めたようで、こちらもやっと落ち着いて演奏を楽しむことができました。

アンコールが終ると、なんとこのイビキ男と隣の男が親しく話をしています。

え、知り合いなの!! それなら、ちょっとトントンとして起こしてくれてもよさそうなものなのに…。

私の隣の女性も同じことを思ったようです。腹立ちが収まらない様子のその女性は、イビキ男にひとこと言ってやろうとしたようですが、ご主人になだめられ…。

滅多に経験できない”苦行”disciplineでした。




帰宅したら、手作りのフィナンシェと共に息子が帰省していました。

上手にできていました  

夕食は息子の好物のカキフライを夫が作ってくれました。

夫が初めてフライの準備をして、揚げ物を作ってくれたのです。プリプリのおいしいカキフライでした!!

カキフライとフィナンシェ、ごちそうさま~!



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神戸へ

2014年02月11日 | 
先日、久しぶりに神戸へ行きました  




「今日はチョコレートを買いたいのよ。」と友人。


それで、まずショコラティエ「ラ・ピエール・ブランシュ 元町店」(下山手通り4丁目)へ。

ラ・ピエール・ブランシュ

いろんなバレンタインデー用チョコレートが販売されていました。

チョコレートをたくさんカゴに入れてレジに並ぶお客さんも。

私は目だけで味わいました。



        看板の絵、ハチさんだと思っていたのですが、アリさんだそうです。そういえば、羽がない。




今日は北野を歩こう…という予定だったのですが、とても寒い日でしたので、南京町へお昼ご飯を食べに行くことにしました。



          




南京町を少し歩いて、「民生廣東料理店」へ入りました。初めてのお店です。

民生廣東料理店

  


五目ワンタンメン
    
      ストレートの麺で、塩味スープが美味!!

五目チャーハン   
 
八宝菜   

3品とも美味しい味付けでした。




ランチの後、「Est Royal(エストローヤル)」へ。

Est Royal

シュークリーム(シュー・ア・ラ・クレーム @168円)を買い求めました。※ミントカード提示で5%OFF



私がお店を出る頃、遠足の高校生がドバドバッと集団でお店に入ってきました。

よいタイミングでした~!!


帰宅してHPを見ると、「クリームには香りがバツグンのレ・ユニオン産バニラビーンズで練り上げたカスタードを使用してあり、あっさりながらコクはしっかり」という説明がありました。



久しぶりに街の空気を吸った一日でした。





夕食は大丸デパ地下で買った惣菜のオンパレード!!

生ハムとルッコラのサラダ  

ワインにあうおつまみセット  

焼き鳥



美味しくワインを飲んだ夫は、食後、シュークリームも食べることなく、眠っていました。

         私は一人でコーヒー&シュークリームを食べました。



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同じ空間で異なる世界を生きている

2014年02月07日 | 雑文
藤原定家(かだれか忘れた)が、都大路(かどこか忘れた)で、風流な歌を詠んでいる。

その周りには、飢えか疫病かで地面に倒れて、苦しんでいる人たち。


ずっと昔、テレビで見た場面のその光景だけが今なお私の中で残っています。





場所と時代が変わって、ある日の朝の我が家のリビングの風景。



朝食をとり、ピアノを弾く私。

そこへ、起きてきて、朝食をとりながらテレビを見る夫。
録画しておいた「ごちそうさん」(NHK連続テレビ小説)や「黒田官兵衛」(NHK大河ドラマ)等々を見るのが夫の楽しみです。



私は、テレビの音声を邪魔だわ~!!と思いながら、それでもピアノを弾き、下手な鐘の音を叩き続けます

夫は、ボリュームを少しだけ絞り気味にして、字幕スーパーでセリフを確認しながらテレビに集中しています



同じ空間で異なる世界を生きている…のを感じます。

どちらが定家で、どちらが倒れている人間かしら…。






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お便りフォトパネル

2014年02月03日 | 雑文
80歳を超えた伯父と伯母の家にある「お便りフォトパネル」には、ひ孫の写真がよく送られてきます。

伯父たちの娘が息子の子どもの写真を、伯父たちの孫娘が自分の子どもの写真を送っています。



私は、あまり散策に出かけないであろう伯父たちに季節感を…と思って、公園などで目にした植物の写真を送ります。

先日はロウバイとシロハクレンの写真を送りました。

写真を撮る時、「この写真、帰ったら送ろう!!」と思ってシャッターを押しています。

     

                    

                                        




私の送る写真を伯母はとても喜んで、会う度に感謝の言葉を口にしてくれます。



小さい時、夏休みになったらいつも伯父の家へ姉とお泊りに行き、従姉弟と遊んで楽しい思い出をいっぱい作らせてもらいました。

この写真送信は少しの時間でできます。お金もかかりません。無理なく継続できる、ささやかな恩返しです。







季節が巡り、毎年同じ花を見るわけで、またこの花の季節になったんだわ…と、写真を送信する度に、静かな、確かな時の流れを感じています。

その思いを何度もしている私です。

20120516のブログ

20131020のブログ

ずっとこうして生きている私です。

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「すごく肩がこっていますね。」

2014年02月01日 | 雑文
「すごく肩がこっていますね。」

デパートの屋上庭園から店内に入って数歩歩いたところで、私の後ろを歩いていた見ず知らずの女性からいきなり言われました。



私「え、そうでしょうか。」

女性「私、はどうクリニックをしているのです。《はどう》は《波》と《動》です。」

私「はぁ。」(「波動クリニック」は初耳でした)



会話はそれで終わりでした。その女性は颯爽と売り場へ消えて行きました。



私は一体どんな後姿をしていたのでしょうか。

その女性はどうして声をかけてきたのでしょうか。

?がいくつも頭に湧いてきました。



驚きが大きすぎて、咄嗟に質問することができず…、残念でした。

いつものことですが、咄嗟のことに弱い私です。





咄嗟のことに弱いといえば、先日友人から以下のような話を聞きました。


友人の友人(Aさんとしましょう)がスーパーへ行った時のことです。

Aさんは、車をスーパーの駐車場へ止めました。

Aさんがエンジンを切った時、見知らぬ若い女性(Bさんとしましょう)がAさんの車の窓ガラスをトントンと叩いたそうです。

誰かしらと思うAさんに、Bさんが言ったのは「お宅が車を止めたこの場所、私が止めようと思っていたところです!!」

「はぁ~?」状態のAさん。

何が何だかわからないままに「すみません」と言い、車を移動したとのこと。

そして、その空いた場所にBさんは車を止めたとのこと。



「後で冷静に考えると、なんで謝らなくてはいけないのか、なんで車を移動させなくてはいけないのか、悔しくなってきたのよ。こういう時はどうしたらいいんでしょうね。」とAさんは友人に語ったといいます。



結局、誰でも咄嗟の出来事には「はぁ~。」と思ったり、「はぁ~?」と思ったりするもののようです。

その時に踏ん張って、冷静に物事を考えるチャンス到来だと認識し、深呼吸でもして、考える。

すると、よい方向への打開策が浮かんでくるのかもしれません。

友人の話を聞いて、私も頑張ろう!!と思いました。






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