コロナ禍で「STAY HOME」と言われた5月ごろ、GYAOで海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」をたくさん観ました。
ストーリーの楽しさだけでなく、場面のあちらこちらで「面白いなぁ」と思いながら観ることができました。
★ホームズの筆跡
美しい字です。
ホームズは右手でペンを握っています。
ヴァイオリンの弓も右手で握っています。
しかし、弓を射るのは左手です。
マッチを擦るのも左手です。
両方を使い分けるタイプですかね。
★お屋敷の部屋の扉
蔵書風ドアです
なんとすてきな扉でしょう。
「シャーロック・ホームズの冒険」は、どのお屋敷の調度品もカーテンも壁の装飾もゴージャスです。
卵もゴージャス
このようにして食べるのですね。
★レストランの壁の絵
「本を読む少女」は、数十年前、私が初めて選んだジグソーパズルの絵でした。
★「シャーロック・ホームズの冒険」では、何度も「moor」という語が出てきます。
荒涼、広漠、不毛、人を寄せ付けない、神秘的でさえある景色。
「嵐が丘」のヒースもこのイメージでしょうか。
ロンドンとは全く異なる、都会から汽車に揺られてたどり着いた地の、極めてイギリスらしい景色なんだろうと想像しています。
moor
★「シャーロック・ホームズの冒険」に登場する女の人は、みな美人でslenderです。
★シャーロック・ホームズが活躍していた時代、イギリスの女性にはまだ参政権が認められていませんでした。
「シャーロック・ホームズの冒険 第38話 金縁の鼻眼鏡(The golden pince-nez)」を見て、知りました。
イギリスで、男女平等の成人普通選挙権が成立するのは1828年の第5回選挙法改正でだったそうな。
日本においては、1946年4月10日が、女性が初めて参政権を行使した日です。
イギリスから120年ほど遅れています。
★ホームズのドラマでは、日常的な交通手段として馬車が使われていますが、車も登場し始めています。
★あの鎖は何だろうとずっと思っていました。
時計とコンパス(方位磁石)の鎖なのですね。