"青春18きっぷ"を初めて使った日、普段運動をしないので「筋肉痛になるかしら‥」と思っていたのですが、その後全く筋肉痛もなく、日を過ごしておりました。
「もう1回は、きっぷ有効最終日の4月11日に行こう!」と思っていたのですが、最終日は11日ではなく、10日であることに気がつきました。
もう少し早く気がつけばよかったのですが、11日の朝JRに乗車して、改めてきっぷを見たときに。
「えっ、10日まで有効‥、ということは、今日はもう無効じゃないのぉ!!」
焦りました。
昨夜ネットで電車の時刻を調べ、「先ず紀三井寺に参拝して、和歌山に戻り、和歌山城、そして和歌山ラーメン、その後はその時に考えて‥。」と、和歌山行きのつもりで乗車したのですから。
最後の1回分を無駄にしてしまったという後悔。しかし、9日も10日も忙しくて行けなかったのだから仕方がない‥と、自分の心を慰めたりして。
紀三井寺往復は約6,000円。この正規の料金で行くのはちょっともったいないかなぁ。
生憎の天気だし、紀三井寺へは次回の”青春18きっぷ”で行けばいいわと考えたりして。
しかし、もうJRに乗っているし‥。どこかへ行かなくては!
さて、どこへ行けばいいのやら‥。
あまり遠いところでなく、どこか‥と考えているうちに、粟生駅に着きました。
「粟生駅といえば、北条鉄道への乗り換え駅だわ。そうだ!北条鉄道に乗ってみよう。今まで一度も乗ったことがないしね。」
北条鉄道のホームへ行くと、切符を売っていらっしゃいます。
「何の切符ですか?」と聞くと、「今日の”神鉄ハイク”の切符で、今日のコースは、長(おさ)駅で降りて、加西フラワーセンターを目指して歩き、播磨横田駅まで歩いて戻るというものです。12kmの行程です。」
”~花と歴史のまち加西~ フラワーセンター満喫ハイキング”
リュックとスニーカーでないのが残念でしたが、これは今日の私のためにあるような企画!!と、早速長駅までの切符(340円)を買い求め、北条鉄道の車両に乗りました。
長駅には50名以上の参加者が集合しておられました。
「shintetsu」の旗を持った方達が先導、見守り役をしてくださり、そのペースで付いていくだけという楽なハイクでした。
加西フラワーセンターまではほんの少しだけ雨が降っていましたが、フラワーセンターでは雨も止み、見事に咲きそろっているチューリップに心が和み、いい時期に来られてよかったと喜び、約1時間の散策を楽しみました。
帰りは、45分ほど歩いて播磨横田駅に着きました。
神鉄ハイキングスタンプ帳をいただき、シールを貼りました。
(参加するとシールがもらえて、シールが貯まると記念バッジがいただけるようです。)
今年の桜の見納めになるのかなぁと思いながら、ホームや線路にハラハラと舞い散る桜を見ました。
”神鉄ハイク”は初めてでしたが、12kmを楽しく歩くことができたので、また参加しようと思いました。
どうしてこんな根本的なところでドジをしてしまうのかしら‥と、かなり落ち込み、こんな気分の日には”花”を買うのが相応しいのでしょうが、今日は”花”の代わりに”牛肉”を‥と、帰りに肉屋さんに寄りました。
肉屋さんでは、ポイントカードがあって、買った額に応じてポイントが貯まります。
いつものようにポイントカードを差し出すと、お店の人が、「これは違います。」
よく見ると、近くのスーパーのポイントカード。ああ、またドジなこと‥。更に落ち込んだりして‥。
ちょっと日にちを勘違いする母のことを、私はもう絶対に笑えません。