Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

CD「国歌のファンタジー」(全21曲)

2008年08月31日 | 音楽
8月13日付けの朝日新聞の文化面の記事

「世界各地の国歌を、大作曲家たちがピアノ向けにアレンジした曲を集めた『 国歌ファンタジー』(キングインターナショナル)が面白い。‥後略‥」

を読んで、このCD 「国歌ファンタジー」〔ヘルツォーク(エリカ) (アーティスト, 演奏), ヴィンチェンティ (作曲), 冬木透 (作曲), ノールローク (作曲), オズカン (作曲), その他〕が聴きたくなり、Amazon.co.jpに8月13日の夜、注文した。




Amazon.co.jpにCDを注文するのは、これが2回目。(前回求めた甲子園の高校野球の応援ブラスバンドのCDはよかった!!)


「まだ下記の商品の調達ができておりません。」というmailがAmazon.co.jpから届いたのが19日。

「ご注文の商品が確保されましたので、お支払い番号をお送りします。」というmailが届いたのが27日。

「注文番号:2・-22・・・-19・・・・について、お支払いいただき、ありがとうございました。商品はお客様がこのEメールを受信された後、通常1~3営業日以内に発送いたします。」というmailが届いたのが28日。

そして、8月30日にメール便でCDが届いた。

夕食の準備をしながら早速「 国歌ファンタジー」を聴いてみた。
世界の国歌をほとんど知らない私だが、アレンジされたピアノ独奏の曲はどれも心地よく耳に響いた。
いい感じで夕食の準備が進む。

20時前に彼が帰ってきた。
リビングにはピアノ曲が流れているのに、テレビの前を通った時に、いきなりテレビのスイッチをオンする彼。
どうやら彼はNHKの「思い出のメロディ 歌こそ永久の愛 司会松坂慶子・氷川きよし森光子88歳東京キッド空に太陽が‥誕生秘話妻が語る裕次郎&秘蔵映像 青函連絡船百年涙の津軽海峡 青木功妻に贈る歌 ロカビリー3人男 ムード歌謡妖艶愛の水中花 五木、二葉、島倉。守屋浩、‥後略‥」が見たかったようである。

ピアノの旋律の上に歌謡曲が重なる。

「食事中は、ピアノの方が落ち着くやん。この番組は何時まであるの?」と私。

「この人達(登場している二葉や守屋を指している)がこれだけ頑張っているのを見ると、こっちも元気が出るやろ!10時に終わる。」と彼。

私も懐メロが嫌いなわけではないのだが、二葉、島倉、守屋浩あたりはねぇ‥。
でも、面白い視点でテレビを観るものだなぁとちょっと思ったりして‥。

食事が終わる頃、私はさりげなくテレビを消して、再び「 国歌ファンタジー」を流した。ふ~。


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日給7000円

2008年08月30日 | 雑文


29日のこの新聞折り込みチラシに、夜、気が付いた。

★「明日だわ!!行ってみよう!」

30日、休みの日はゆっくり寝ることにしているが、頑張っていつもよりも早く起床。
8時45分の受付(時間厳守)とあるから、8時40分の到着を目指して、家を出た。

35分ごろに到着した。店の前には既に20人ほどの人が立っている。
「募集人数20名」「定員を超えた場合は、抽選となります」「店内にて一斉抽選 時間厳守 先着順ではありません」とチラシにある。

時間が来るまで、車の中で待っていると、更に車や自転車、徒歩でどんどん人がやって来る。

★「この調子なら抽選だわ。」

45分になり、みんな店内へ。今風のにぎやかな(というか、少々うるさい)音楽が流れている。
そこにイスが15個ほど並んでいる。座れない人は後ろに立つことになる。

★「集まっているのは全部で50~60人かしら。50歳以上は5人ほどいるわ。あの男性は70歳ぐらい、あの女性は60歳ぐらいかしら。」

★「『自然食品の宅配』というポスターがあるということは、この店は自然食品の宅配をするようだわ。」

店の関係者は男性ばかり4人。

若い男性(この人は「本部」からやってきた人か?)が、前に立って、今日の具体的な業務内容の説明を始めた。

「みなさんに今日していただく仕事は、ポスティングです。
チラシに招待券を(ホッチキスで)とめたものを作っていただき、9時から、住宅地図を見ながら、この近所の戸建ての家にポスティングしていただきます。1人200枚です。
12時にここへ戻ってきてもらって、どれくらいポスティングできたかを報告、その後自由に昼食をとってもらって、13時から再びポスティングをして、15時に戻ってきていただき、そこで7000円をお支払いをします。
ポスティングという仕事ができないと思う方は、抽選をする前にお帰りいただきたいと思います。」

★「誰も出て行かないわ。6時間で7000円ゲットできるから、みんな、やる気なんだ!」

★「オープン前日に20人募集というのは、商品の陳列かなと思っていたけど、その準備ならもう少し前にするだろうしね。ポスティングかぁ。なるほどね。」


「オープン後、短期のパートの女性を募集していますので、そのチラシを配らせていただきます。」
「さて、抽選を始めます。このように(サンプルを見せる)、『当たり』は割り箸の下の方に数字が書いてあります。
『はずれ』は、割り箸の下が黒く塗られています。
割り箸が黒いものを引いた方は、お帰りいただきます。が、店の外で、その割り箸と引き替えに『ココア』を差し上げます。お持ち帰り下さい。」

★「『当たり』の確率は、35%くらいかなぁ。当たるかなぁ。『ココア』より7000円がいいなぁ。」

割り箸を引いて、ドアから出て行く人あり、留まる人あり‥。

私の番‥。引くと‥、それは黒い色の塗られた割り箸だった。残念。

『ココア』を配っている、若くはない、地味目の人がこの店(多分フランチャイズ店だと思われる)の店長かなと思った。
黒い割り箸の人は、みんな残念そうに『ココア』をもらっていた。
(若い男性の説明を最後まで聞いていたにもかかわらず、割り箸は引かなかった女性が二人いたのだが、この人たちは、引き換えるべき割り箸を持っていないので、『ココア』はもらえなかった。)

私は『有機栽培ココア使用 ミルクココア スティック5本入り』1袋もらい、スゴスゴと車へ戻り、スーパーに寄って買い物をして帰宅。

家に帰り着いてコーヒーを飲みながら、振り返って考えた。

■この「1日パートさん急募」の折り込みチラシに、どうして具体的な業務内容として、「ポスティング」と書かないのだろう。
「ポスティング」なら、飲み物やリュックは必需品だろう。
明記されていれば、そのつもりでいろいろと準備して行くだろうし、「ポスティング」が嫌な人は応募しないだろうに。

■この「1日パートさん急募」の折り込みチラシよりも、その費用で「オープン」のチラシを折り込んだ方が効果的なのではないのか。

■「日払い」というのも、「ポスティング」というのも経験がないから、やってみたかった。
今日が酷暑なら「ポスティング」のひとことですぐに店を出ただろうが、今日はちょうど曇っていたし、運動靴も履いてたし、数時間歩き回るのはいい運動になりそうだったし‥。

しかし、冷静に考えたら、「ポスティング」1人200枚ということは、20人で4000枚を配ることになる。

この市の世帯数は14000程度しかない。
その店の近く、歩いていけるところに4000軒も家があるわけがない。
しかも、全戸ポスティングではなく、戸建ての家へのポスティングということだからかなり広域になるだろう。

ということは、車がない人はどうやって、指定された住宅地図の場所まで行くのだろう。

いろいろな???が湧いてくる。


■結論■
7000円ゲットして美味しいものでも食べに行こうかな‥と思って出掛けたから、『はずれ』には少なからずガッカリしたのだが、ブログネタにもなったし、今朝の1時間足らずはいい経験だった。
しかし、『当たり』だったらもっとたくさんのことがブログに書けただろうと思うと、やはりつくづく残念‥。

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「だだちゃ豆」と「お好みソース」

2008年08月28日 | 食べ物
夕食の準備をしていると、ピンポーン!!

ドアを開けて出てみると、4階のMAさん。
「これ、だだちゃ豆。今茹でたところなの。」と、器にたくさんだだちゃ豆の差し入れ。
きれいな緑色で、とても美味しそう!!
ちなみにMAさんは山形県出身。

夕食の準備もそこそこに、早速ビールを開けて、だだちゃ豆をいただく。
いい塩加減、いい茹で加減。
パクパク‥。美味しい‥。丹波の黒豆とはまた違った味。

さて、夕食。
今日のメニューは、貝柱入りのお好み焼き。

鉄板の上のお好み焼きがナイスな感じで焼けてきた。
冷蔵庫からお好みソースを出そうとして、‥あ、ソースが残りわずか5㎜。
これでは足らない。

「買いに行ってくるわ!!」と彼。
「えっ、ちょっと待って。F子さんちに電話してみるわ。」

F子さんちの大学生の息子さんが電話口で「オタフクソースでいいですか?ありますよ。持って行きます。」と言ってくれた。なんと優しいHくん!!
(それは申し訳ないので、いただきにあがった。)



いつもご近所の方に優しくしてもらっている。ありがたいこと!!

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バルサン(その2)

2008年08月27日 | 雑文
昨日、帰宅第一声が「今日は恐ろしい目に遭った!」。

彼は車通勤だから、通勤途中の運転で何かヒヤッとするようなことがあったのかと私は思ったが、そうではなかった。

彼の話によると、コーヒーを飲み干そうと思って、書類の陰に隠れているカップを手に持ち、飲む体勢に入ったところ、なんとそのカップの縁にゴキブリがのっているのに気が付いたらしい。

想像するにこれはかなりショッキングな絵。
よくぞカップの中のコーヒーを書類の上にばらまかなかったこと‥と感心したりして。

「ロッカーにゴキブリのウンチが点々とあったし、やばいなぁとは思っていたけど、やっぱりこれはバルサンをしなければ‥。」と、彼。

夏はどこでもゴキブリ受難の季節らしい。

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inferiority complex

2008年08月26日 | 言葉・文字・書籍
先日の朝日新聞のbe on Sundayの「読みました」コーナーに茨木市の男性が書いていた。

■「デザインQ」を61歳夫婦で毎回解いている。すると二人とも正解か、どちらも不正解のどっちかだ。同程度の能力の夫婦というのも、いやな思いをせずに楽しい。



先日、「病葉」と書いてある紙を差し出し、「これ、読める?」と彼。
「『わくらば』と違うのかな?」と私。
「え、読めるんだ。」と彼。

時々我が家ではこのようなお試し問題が飛び交う。

私は、そのお返しに、その日の朝日新聞『声』欄に載っていた「焼べる」「態と」「素見す」の読みを出題。
彼は「くべる」と「わざと」は読めた。
が、私同様「ひやかす」は読めなかった。
ちなみに「素見」は「すけん」と読み、意味は「見るばかりで買わないこと」。

お互いinferiority complexを持たなくてもいいのは気が楽かぁ。やっぱり日々生活していく上では、大きくrespectできなくても、「お気楽」が一番だから。

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バルサン

2008年08月21日 | 
先日、帰省した時、「ダニがいるんじゃないかと思って、一度バルサンがしたいなぁと思うんだけど、なんだか1人では不安で…。」と母。

バルサンをしようとすると、家を閉め切って3,4時間は外出せねばならない。
この暑い中、どこへ行こう??
どうやって時間をつぶすかを母と相談。

先ずランチ。安価なランチでは時間が少しで終わってしまうから、ちょっとリッチに、お気に入りのお店「○吉」でランチをしようということに決定。
ランチの後は、○○ナンで乾電池とテープとペーパー等々買おう。
その後は、喫茶店に行って、コーヒー一杯を1時間ぐらいかかって飲もう。
帰りにスーパーへ寄って、夕食のお買い物をして…と計画を立てた。

バルサンを開封して、容器に水を入れ、あとは缶をそこに入れるだけという状態にして、全ての窓を閉め切った。

「家を出る準備はOK?さぁ、缶を入れるわよ!!」と私。

先ず、母の寝室。煙がすぐに出てきた。と、次の瞬間、煙感知器が作動して、「ピーピー。火事です。火事です。」を連呼。

うわぁ、煙感知器のことを忘れていた。(数ヶ月前に煙感知器を設置したのは私だったのだが‥)
脚立にのぼり、急いで取り外し、ボタンを押して音を止め、寝室から逃げるように走る私。

台所の煙感知器も取り外し、バッグに入れて持ち出す準備をし、バルサン残り3個を計画通りのところにセット。煙に追われるようにして玄関を出た。

なかなかスピーディさが必要だわ。母1人ではやはりちょっと不安なことだろうと思った。



車でちょっと走ったところにある「○吉」では、美味しい懐石がお昼は2625円という手ごろなお値段でいただける。

お品書きを見ると、その日の刺身は「平政」と「鮪」と書いてある。私は「鮪」が苦手、母は「平政」も「鮪」も苦手。
お店の人にそう言うと、「では、何だったら食べられますか?」
「イカなら大丈夫ですが、無ければお刺身は結構です。」と母。

その結果、運ばれてきたのは、母には「イカ」、私には「平政」と「イカ」。

好き嫌いの多い私だが、そのチェンジのおかげですべてきれいに食べられた。
一品ずつ運ばれてくる料理はどれもいい味だし、器も美しい。

お品書きの「鱸」を「スズキ」と読むことはできたが、「ズイキ」の漢字表記が「芋茎」であることを初めて知った。なるほど、そういえばズイキは芋の茎だわ。

後で喫茶店に行かねばならない私たちは、最後のお品としてコーヒーは選ばず、母はマンゴーシャーベット、私は水蕨餅を選んだ。

ゆっくり美味しく食べられた私たちはすごく幸せな気分で店を出て、その後も計画通りに行動し、4時間半後に帰宅。

すべての窓を開け、換気扇を回した。
しばらくは、すだれを掛けたり、ブロックを運んだり、草を取ったり…と、外での作業。

もう換気ができたかなというところで、部屋に入り、全室に掃除機をかけた。
最高気温34℃の午後、汗だくになりながら、しかし、なんとしてもやりあげようという意気込みで頑張った。
後は食器を洗いたかったが、もう5時過ぎ。
そろそろ帰らなきゃ…という時間。明日はバイトだし…。
というわけで、「食器はぼちぼち洗ってね。」と言い残して実家を後にした。

帰宅後食事を作る元気もない私、「お好み焼きでも作ろうかねぇ。」と言うと、彼がキャベツを千切りして、お好み焼き粉を入れ、卵を割りいれ、ホットプレートを準備してくれた。

まぜまぜして焼いて、なんとか夕食が食べられた。

この暑さの中、バルサンは本当に疲れる!!
体力がないと、バルサンもできやしない!

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「新婚さんいらっしゃい!」スタジオ見学

2008年08月20日 | 雑文
先日、「新婚さんいらっしゃい!」スタジオ見学(大阪、朝日放送)に行った。


バラエティ番組が苦手な私は、お笑い系の番組が画面に映し出されるだけで嫌悪感がある(特に、○○ま、○○リなどは好きになれない)のだが、「新婚さんいらっしゃい!」だけはイライラしない。

ABC放送のHPで「新婚さんいらっしゃい!」の観覧の募集を見つけたので、申し込んだが、それはもうかなり前のことで、申し込んだことも忘れていたところに、電話がかかってきて、観覧OKとのこと。何人でもOKということだった。
姉も行くかも…と思って、何度も電話をしたが、姉はずっと留守(残念なことに姉はケイタイを持っていない)。
人数を5時までに確定して知らせることになっていたので、結局「1人で行きます。」と電話で伝えた。


福島に早めに着いて、ランチ(豚肉のソテーのソースがとても美味しかった)をゆっくり食べて、朝日放送へ。
私は朝日放送の新社屋で観覧できるのだと思っていたのだが、そうではなく、新ABCホールは隣の建物。
朝日放送の新社屋の入り口には警備員が立っていて、一般人は朝日放送新社屋には入れないとのこと。
かなりがっかりした。
新ABCホールの入り口から人が並んでいて、最後尾は階段。私のように1人で来ている人は少なかった。並んでいる人の平均年齢は60歳くらいだろうか。
私の前は若者2人だったが、そのうちの一人は「アタック25」に出演したことがあるらしい。二人とも観覧慣れしている感じだった。
私の後ろの女性は「新婚さん、3回目やわ。」と言っていた。常連もいるのだ。
階段の向こうの方は、どうやら団体客のようで、バスのツアーのようなワッペンを付けている。
待つこと20分。前の部の人が出てきた。どうやら一日に2回収録するようだ。

入り口で指定席券をもらい、2階のホールへ。
ホールのシートはA列~L列、1番~21番くらいで、間にカメラが設置されているから、観客数は二百数十名程度かな。満員である。





三枝さんの上手な進行で新婚さんは快活に話し、まみちゃんはコロコロと楽しげに笑い、ばかばかしいけれど、とても和やかな時間が流れた。30分枠の番組だが、1時間半くらいの収録だった。

この日の収録は、8月31日にオンエアされるそうな。



収録後、まだ時間が早かったので、「学則天」を一目みたいと思って大阪市立科学館へ。夏休みで、子どもたちがたくさんいた。

私の目指す「学天則」は入り口近くにあり、毎時0分に動くと書いてある。
もうちょっと待ったら16時になる。
私の予想よりも「学天則」のおにいさんは小さかった。

16時。
「学天則」のおにいさんは顔を動かし、大き過ぎると思われる目を左右に動かし、右手のペンを走らせ、左手も動かした。
ゆっくりとした、スムーズな動きが人間的で美しい。
ただ、瞼の開閉はちょっと違和感があった。開閉を味わっているかのような瞬き。本物の人間の瞬きはもっと瞬間的で速いのだが。

「学天則」のおにいさんに逢えたことに大いに満足して市立科学館を出て帰路についた。




帰りのバスの中でいろいろ考える。

観覧なんて、いつ以来だろう。
小学校の時の大村昆ちゃん司会、日清食品提供の「ちびっこのどじまん」以来かな。
あの時は、いっしょに行ったただしくんが飛び入りで、ステージに上がって歌を歌ったんだっけ(客席で扇子を振っているただしくんがステージの上の昆ちゃんからよく見えたようで選ばれた)。
すごい勇気があるなぁ…と、私はただしくんを見直した。
出場記念品としてラーメン一箱をもらったただしくんが、ちょっとお裾分けしてくれたのをしっかり覚えている。
ただしくんは東大を卒業して、金融界に就職したんだっけ。その後はどうしているんだろう…。

さて、次は何に応募しようかな…。
大阪市内に住んでいたら、もっと気軽に映画の試写会や展覧会やお料理教室の応募とかができるのに…。
かかる時間と交通費を思うとき、都会と田舎の生活の差を知ることになる。
ま、それも運命‥。


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輩出

2008年08月19日 | 言葉・文字・書籍
今日の朝日新聞一面トップは、高校野球の優勝の記事。

「大阪桐蔭 一丸の栄光」「常葉菊川を完封」「17年ぶり2度目」

藤島真人さんの記事を読み進めていると、
「‥略‥PL学園や大体大浪商といった強豪がひしめく中、大阪産大付から88年に独立した大阪桐蔭は、短期間に力をつけてきた。中村剛也(西武)、西岡剛(ロッテ)らが輩出し、今春は高校通算87本塁打を放ったスラッガーの中田翔(日本ハム)が卒業している。‥略‥」
という文章があり、「輩出する」という単語が気になった。
私としては「輩出」という単語は、「○○を輩出する」という形で使いたくなってしまうのだが、新聞では「○○が輩出する」という使い方をしている。

またしても私の言葉の感覚が歪んでいるのだわ‥。
いつものように電子辞書登場‥

「広辞苑」によると、「輩出」は【才能のあるすぐれた人が続々と世に出ること。「人材が-する」】とある。

更に「言葉の作法辞典」には、
【○明治維新には人材が輩出した。
 ×明治維新には多くの人材が輩出した。
「輩出」は、才能のある人物がつぎつぎと世に出ることをいう。したがって「多くの」は余分である。「多くの」を使うとすると、「多くの人材が世に出た」としなければならない。】
とある。


なるほど。「輩出」は「ともがらが出る」わけだし、「出輩」ではないのだから、当然かぁ。
ふ~、今日もまた一つ自分の覚え違いを発見してしまった。最近、この手の気づきが多い私‥。本当に無知だわぁ‥。




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サイドブレーキを引かずに駐車??

2008年08月16日 | 
先日、知人の車に乗せてもらった。最近買ったばかりだそうで、新車の匂いがしていた。
エンジンをかけるのにキーが不要で、スタートのボタンを押すだけ。
快適な走り。

目的地に到着。
さぁ、降りようという時、知人はサイドブレーキを引かない。
サイドブレーキのように見える物があるが、フットでブレーキなのかしらと思い、聞いてみた。
すると、私がサイドブレーキだと思った物がやはりサイドブレーキなのだが、「いつもサイドブレーキは引かずに駐車する。」と知人は言う。
知人の夫も駐車する時にサイドブレーキは引いていないとのこと。
「たまにサイドブレーキを引いて駐めておくと、サイドブレーキを戻すことを忘れてそのまま走行してしまう。」と知人。

駐車中はサイドブレーキを引くものだと思っていた私は驚いた。
最近はサイドブレーキを引かないという人が多いのだろうか‥?????


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降れば土砂降り、といった観すらある

2008年08月10日 | 言葉・文字・書籍
8月9日の朝日新聞の社説「都市の豪雨」を読んでいて、ハッとした一文があった。

(前略)
 気がかりなのは、熱帯のスコールのような激しい雨が頻繁になっていることだ。1時間80mlを越える猛烈な雨の発生回数は、20~30年前に比べて2倍近くに増えている。
 東京の平均気温は100年で3度上がり、まさに「熱の島」だ。それが原因かもしれない。地球温暖化が進めば極端な気象が増えると予測されていることから、温暖化と関係があるのかもしれない。いずれにしても今や、降れば土砂降り、といった観すらある。
 それにどう備えるか。(後略)


ハッとしたのは、「降れば土砂降り、といった観すらある。」というところ。
私は、ずっと「感がある。」だと思い込んでいた。

「観がある」と「感がある」は、どう使い分けたらいいのだろう。
広辞苑を見ると、「別人の観がある」「隔世の感がある」が用例として挙がっている。
「観」が見た目、様子、状態で、「感」が気持ち‥としても、使い分けが難しい。



言葉については、時々このような思い込みが私にはある。
恥を曝すようだが、例えば「想起」。
人の書いた文章中の「想起」を見て、変な使い方をしていると思った。
私は「想起」という言葉を普段使わないのだが、「想起」は「予想」に近いものだとずっと思っていた。この違和感に落ち着かず、広辞苑で調べてみた。すると、「過去のことをおもいおこすこと」とあって、ビックリ。
全く逆の意味を私は思っていたのだ。ここでもまた自分の無知を思い知った。

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「juke tower」 のその後

2008年08月08日 | 
6月と7月に「juke tower」のことをブログに書いたが、その後の「juke tower」 がどうなっているか‥。


7月、帰省した折に母に使い方を教えた「juke tower」、果たして喜んで使っていてくれるかどうか、私にとっては、先日(8月)の帰省の、最も気になるチェックポイントだった。

「洗濯をしたり、洗濯物をたたんだりする時に喜んで聴いているの。流れてくる唱歌や童謡はどれもみな知っている曲だから楽しいわ。」と母。

この一言を聞いて私はすごく嬉しくなった。

その後もCDを図書館で借りてせっせと取り込み、今は「懐メロ・演歌」が453曲、「唱歌・童謡」が283曲になった。どちらも2GBのUSメモリに保存。
もうこれだけの曲数で十分だろうと思いながらも、図書館の棚に「懐かしの‥戦後編(1)」などが目にはいると、つい借りてしまう私である。

独り暮らしの母は静かに流れる音楽で少しは寂しさが紛れるのでは‥と思う。
もしも父が生きていたら会話があるわけで、「juke tower」はそれほど必要がなかったかもしれないし、母は音楽をゆっくり聴く余裕がなかったかもしれない。

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老兵は消えゆくのみ‥か。~一枚の「のし紙」にも物語がある~

2008年08月06日 | 雑文

この6月と7月に友人が出産した。
新しい命の誕生の知らせは本当にうれしいもの。

新しい命とともに生きていこうとしている若い人たちのこれからの人生が幸多いものであるよう祈りながら、ここ数年、出産のお祝いにと私がプレゼントするのは、図書カード。
一冊でもたくさんの絵本を赤ちゃんに読んであげてほしい、ゆったりとした時間を家族で楽しんでほしい、家族共有の想い出を作ってほしい‥という願いがある。




6月出産の友人の図書カードを求めた書店では、のし紙に「御出産 御祝」と筆ペンで書いてくれた。
「御祝」が名前の真上にくるように、そして「御出産」をその右少々上に少し小さめの字で。



7月出産の友人の図書カードを別の書店で先日求めた。

レジには若い女性(現若)と、元は若かった女性(元若)がいた。

「図書カードは、クレジットカードで買えますか?」と、私。
「はい、大丈夫です。」と元若。
「図書カードは、クレジットカードでは買えないでしょう。」と、元若に言う現若。
「あ、すみません。勘違いをしていました。図書カードのご購入は現金でお願いします。」と、慌てて言う元若。

この二人はあまりいい関係ではないようだと感じる私。

「御出産 御祝」とのし紙に書いてくれるように頼んだ。

「のし紙はどうするのでしょう?私、初めてなんです。」と元若の女性は、現若の女性に聞いている。

やはり元若は最近レジに立ち始めたのだ。
元若の言動からも、なんだか現若に遠慮している空気を感じる。

「私が教えますから、こっちに来てやってください。」と、笑顔なく、キリッとした口調で、現若が元若に言った。、

どうやら元若にパソコンで作らせるようだ。
果たしてはパソコンが使えるのか、のし紙が作れるのかと不安になってきた。

現若の指導を受けながら動かす元若の指先は、ローマ字入力をしている。
ゆっくりながら「御祝」を打った様子だ。しかし、どうやらそのパソコンではその「御祝」の右少々上に少し小さめの字で「御出産」と打つことができないらしく、困った表情。

しかたなく、「『御祝』だけで、いいです。」と、私。

印刷をクリックしそうになった元若に、「のし紙入れたのですか。」と現若の鋭い声。

「プリンタに入れるのは、それではなく、こちらののし紙です。」と現若。

きれいに印字できたのを見て、ホッとした私。
しかし、そののし紙は2枚分のサイズだから、半分にカットしなくてはならない。

私の経験では、折り目を付けた紙を開いて歪まないように完璧にハサミで切ることなどできない。
折ったままの紙をカッターで切っても、切り口がどうしても完全にきれいな状態にはならない。

さて、どうやってきれいにカットするのだろうと見ていると、元若は、のし紙を半分に折り、開いて、ハサミで切り始めた。
レジのこちら側から見ていても、少なからずギザギザ状態であるのがわかる。

「え、こののし紙を使うの‥」と、私(心の中)。

きれいにカットするにはやはり、裁断機が絶対必要だと思う。しかし、切らなくてもいいサイズののし紙を準備したら何も問題がないだろうに‥。

スカッとではないが、ま、一応カットできたのし紙を元若が図書カードの袋に巻き付けてテープを貼った。

「ちょっとゆるい感じだし、のし紙の赤いラインが微妙にずれている‥」と、私(心の中)。

それを元若がかわいい紙でラッピング。

しかし、ためらい傷のように折り線が何本も入っていて、しかも角がキリッと出ていない。

「え、これ‥」と、私(心の中)。

私の表情を見て、「だめですか?」と、元若。
何とも言えない私。
「もう一度やり直しますね。」と、元若。

しかし、再挑戦の結果も同じ。
「また、だめですよね。私、不器用で‥」と、元若。
ラッピングも元若にとってこれが初めてのことなのかもしれない。
何とも言えない私。

レジには他のお客さんはいないが、現若は助け船を出そうという気は全くない様子。
冷めた目で見ているのみ。

3度目の挑戦をする元若。

3度目にもなると、上手くできない元若のことが気の毒に思え、私が嫌み100%の人間になっているような気もしてきて、「今回きれいに包めなくても『それでいいです』と言おう」と心に決め、祈る思いで元若の指先の動きを見ていた。

また角がキチッと合っていないのはわかったが、「ありがとうございます。」と、笑顔で受け取った私。




デパートの商品券コーナーやギフトコーナーのおねえさんのようにスカッと包むのは、なかなか容易なことではないと知った。
私だってきれいに包む自信などないわけで。
しかし、レジに立つからには実践で困らないように練習をせねば!!

同じ元若としては、この元若にエールを送りたいし、これからの頑張りに期待したいとは思うのだが、今後しばらく図書カードは絶対別の店で買い求めようと思いながら店を後にした私であった。

元若(もちろん私も含めて)は、経験等で獲得したちょっとした知識などはあるが、何事もテキパキできないし、「老兵は消えゆくのみ」なのかなぁと思う出来事だった。

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モデルハウスを見に行く

2008年08月02日 | 建築
新聞折り込みチラシのモデルハウスが目にとまり、見に行ってみようという気になった。
○○ホームや○○ハウスなどの有名な住宅メーカーのモデルハウスへは何度か見に行って、もう想像がつくし、あまり見に行こうとは思わないのだが、今回のように国内産の材木を使って地元の会社が建てましたという家には興味がある。

家を持たない私は、もし住むならどんな家がいいだろうか‥と、時折考える。

家が必要になるのはまだ10年以上先のこと。しかし、家は高い買い物。
思いつきで買えるものではない。一旦買ったら換えられないし、後悔しないためにはその日までにしっかりと考えておかねばと思っていて、数年に一度くらいだろうか、急に家の設計図を頭に思い描く時期がある。



モデルハウスの室内を案内してくださった女性は、ご自身は設計士ではないとのことだったが、とても好感の持てる方だった。

モデルハウスだから、あくまでモデル。
そのままでは使い勝手がちょっと悪そうな点がたくさんあった。
(クローゼットがこの部屋にない、全体的に収納が少ない、お風呂のヒバ材を美しく保つのは並大抵の努力では無理だろう、この片開きの窓の蝶番は左側の方がいいだろう等々)

いろんなことができる、つまり「提案」という点では意味のある、そして大工さんや左官さんの温もりが感じられて、家造りの楽しさを想像することができるという点において、ステキなモデルハウスだった。


今、私が思い描いている、建てたい家は平屋。
二階は居住空間としては必要ないが、実家のような厨子二階があると夏は涼しいし、大きな納戸になるし、いいかもしれないとも思う。
風通しのよさも重要なポイント。

コンクリートの固まりに何千万円もかけることに意味があるのかという疑問はあるが、マンションの住みやすさも考えないわけではない。
完全に段差がない、管理費を納めるだけでメンテナンスを気にしなくてもいい、草取りをしなくてもいいというこの3点がやはりマンションの魅力。

どちらにしても、車を手放してからも生活できないと困るので、坂がなく、辺鄙なところではないというのが最重要ポイントかな。

ま、そのために今できることは、せっせとお金を貯めることかなぁ。

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