Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

宝塚歌劇、文楽

2006年11月27日 | 
卵のパックに入っている応募券をはがきに貼り応募したところ、ラッキーなことに宝塚歌劇の招待券(S席7,500円)が当たった。

私の宝塚歌劇観劇はこれが3度目。

今回は宙組公演。貴城けい、紫城るい主演の「維新回天・竜馬伝」。

ぎっしりと入った客、華やかな舞台、どんどん変わる大道具、展開が早くて飽きさせないのはいつものこと。見終わった時、かなりの爽快感がある。



それから数日後、文楽を観に国立大阪文楽劇場へ行った。今回は「伊賀越道中双六」と「紅葉狩」。

お谷の心情の吐露は名演技だったと思うが、岡崎の段では眠気と闘う瞬間がないわけではなかった。

国立劇場開場40周年とのこと。きらびやかさはないが、観劇後しっとり感が残る文楽。もっとたくさんの人が足を運んでくれたらいいのになぁといつも思う。

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今年の紅葉狩りは京都高台寺

2006年11月23日 | 
「今年の秋は、平野家いもぼう~京都高台寺の紅葉~祇園鍵善くずきり」という計画を立て、天気と体調のよい日を選んで、母と姉と出かけた。

京都駅に降り立った私は、京都のあまりにも多い観光客に驚き、これは昼食の予約を入れないとだめかもしれないと思い、駅の観光案内所で平野家の電話番号を教えてもらった。電話をしてみると、やはり今からの予約では1時過ぎとのこと。まず昼食をと思っていた私たちだが、「1時過ぎ」でお願いして、先に高台寺へ行くことにした。

姉と私は高台寺に参るのは初めてだったが、二度目の参拝で、お庭はかなり勾配が急だと知っている母は、傘亭まで登れるかしらと、心配していた。が、自分のペースでゆっくりと歩き、母も園内をすべて回ることができた。今年も母と姉といっしょに紅葉狩りを楽しめたことに感謝‥。

高台寺から円山公園に向かう途中で、写真の舞妓さんたちに出会った。本物を見るのは初めて。(母と姉は9月の鴨川納涼床の日に祇園で見かけたらしい。)京都らしくていいもの!!

平野家に到着し、入り口で「今朝電話で予約した者ですが‥」と言ったところ、「そのお名前ではご予約いただいておりません。」と言われた。

(えっ!そんなあほな‥)と思っていると、続けて「お客さんが電話されたのは、平野家本店ではなく、平野家本家の方と違いますか?」

(えっ!本店と本家があるの?!)と驚くばかりの私。

私の予約した平野家本家は、本店から50mほど西にあると知り、本店を出た。
母は「前は本店で食べたから、今回は本家で食べるのもまたいいわ!」と言ってくれた。
平野家本家に着くと、どのテーブルにも予約席のプレートがあり、1時過ぎの予約の人たちがどんどんやって来た。流行っている。

日本酒とビールを頼んで、いもぼう・和え物・梅椀・祇園豆腐・とろろ海苔巻の「花御膳」をゆっくりと味わった。なんと幸せなひととき。

「次はデザート」ということで、祇園の鍵善へ。テーブル席は満席で、中庭を通って座敷へ。毎夏必ず鍵善でくずきりを食べる姉は抹茶のジュースを注文。私は鍵善は初めてだから迷わずくずきり。母ももちろんくずきり。ほうじ茶といっしょに出される菊寿糖は上品な干菓子。
「値上がりしたね。」とか「○○のくずきりよりも、やはり鍵善のくずきりは美味しいね。」とか母と姉は話していた。

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秋の一日~アサヒビール大山崎山荘美術館・松花堂美術館・石清水八幡宮

2006年11月19日 | 
京都に引っ越された知人が案内してくださるというので、秋の一日京都南西部に出掛けた。

大山崎でバスを降りた私たちは車に乗せていただき、まずアサヒビール大山崎山荘美術館へ。

土壁と木に囲まれた部屋が大好きだけれど住むならマンションが便利でいいなと常日頃思っている私だが、大山崎山荘のような、おしゃれな洋館も捨てがたい魅力があると思った。

お金がいっぱいあったら、あんな重厚な家具が似合う、しゃれた家がほしいなぁ‥(もちろんバリアフリーで、ペアガラスの窓、電動シャッターが必要。重いドアはだめだから、Vレールの引き戸にして‥。メイドが2人ほどいたらいいだろうなぁ。)と夢を見ないではない。

松花堂美術館では、百人一首展が開催中で、北海道の「板かるた」も展示されていた。それは、数ヶ月前に訪れた、利尻島の資料館で見たものとよく似ていた。

きれいに整備された松花堂庭園では、キッコウチクという竹を初めて見た。

昼食は松花堂弁当。

江戸の世、田の字形の農家の種子入れを小物入れとして愛用したのが、石清水八幡宮の社僧・松花堂昭乗だと伝えられているらしい。そして、昭和、その箱の寸法などに手を加えて、吉兆の創業者・湯木貞一が料理を収め、松花堂弁当として世に広めたという。

さすが吉兆、どれもはんなりとした味だった。

その後、訪れた石清水八幡宮は、小雨の中、七五三の子どもたちがたくさん詣でていた。残念ながら、本殿はちょうど改修中で、シートにしっかりと囲まれていたが‥。

エジソンが電球のフィラメントに八幡市の竹を使ったということを今回の旅で初めて知った。エジソンは八幡市の竹をどうして知り、どういうルートで手に入れたのだろう‥。

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秋の小さな楽しみ

2006年11月06日 | 自然
小さな秋を見つけに、今日は播磨中央公園へ行った。

整備され過ぎている公園だが、ちょっと細い道を入っていくと、リンドウの花が十輪ほど咲いているのを見つけることができた。満足!!

ヘクソカズラには小さな実がたくさんついていた。
フェンスに巻き付いているのをはずして、小さなリースを作り、そこにサルトリイバラの赤い実も付けた。

帰宅して、玄関のドアに飾ってあった去年のリースを、できたてのリースに変えた。

これが私の、秋の小さな楽しみ。

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ドングリ、花、実

2006年11月05日 | 自然
久し振りにゆっくりと里山公園を歩いた。散策道にコナラのドングリがいっぱい落ちていた。

センブリとリンドウの花、サルトリイバラとヤブコウジの赤い実、たわわに実った小さな柿を見ることができた。

   こんなにたくさんのセンブリを見たのは初めて!
   リンドウの花の、凛とした青色がきれい。
   赤い実や柿を見ると、この里山公園にも秋が来たな~と思う。

コウヤボウキの花はもう終わりが近いようで、少しだけ咲き残っていた。

田んぼの近くで見たこの花は、お昼なのに花弁に水滴が‥。静かで、けがれない感じがすてきだと思った。

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