神奈川縣立金澤文庫の特別展「廃墟とイメージ」を觀る。金澤流北條氏の祖である實時が収集した文物を収めるために創設した金澤文庫は、鎌倉幕府と共に一族が滅んだ後は菩提寺の稱名寺が管理してゐたものの、十年後には維持が困難となって次第に朽ち、戰國時代には大名の狼藉により収蔵品が散逸する憂き目に遭ふ。朽ち果てた文庫は江戸時代になると跡形も無くなり、そこにはただ田畑が廣がるのみ云々。 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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