橫濱能樂堂で、奈良東大寺の修二會──いはゆる“お水取り”に取材した喜多流の能「青衣女人」を觀る。明治十八年(1885年)に淺草の浄土真宗の寺に生まれ、壮年期には新聞記者、晩年は能樂研究の大學教授として活動する一方、幼少から喜多流宗家の弟子として能樂師の修行もしてゐたと云ふ土岐善麿が、東大寺の依頼を受けて昭和十八年(1943年)に發表した新作能云々、東大寺修二會を聴聞するため訪れた旅僧が過去帳を讀み . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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