迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

流生小生。

2024-02-22 16:32:00 | 浮世見聞記


かつて¥100ゆゑによく利用してゐたその町の自販機が、いつの間にか賣価が上ってゐて幻滅し、「もふ買ふもんか…!」とそっぽを向いたはずが、いつの間にか「まぁ二十圓くらゐなら……」と、硬貨を投入してゐる。



いつか何かで讀んだ、

“いまは歳月にさらされ社会の枠組のなかに搦め取られ”云々──

が、すなはちこれかと、變はらぬ味に變ったらしいおのれを知る。







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