迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

季節は進めどヒトは後ろへ戻りたがる。

2020-09-28 18:47:00 | 浮世見聞記
カラリとした晴天に、外へ誘はれり。


綿をちぎって放ったやうな雲──柴田錬三郎の「眠狂四郎」に、よくさうした描冩があったことを思ひ出す。



JR線の忘驛で見かけて、「上手いなぁ」と、その感性に思はず笑ったポスター。



ワイヤレスイヤホンとは、端から見ればまさにこんなしろものだ。

コードをカットして首だけ残し、あんな失くしやすい小物にしてどこが便利なのか、ワシにはさっぱりわからん。


初めて見た時、ヒトが両耳に差し込んでゐるアレが一体何なのか、ワシにはだいぶ長い間ナゾだったものじゃ……。



さてさてもうすぐ十月。

秋には何をやらう……。





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