迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

三日の先の春。

2022-01-03 21:58:00 | 浮世見聞記
アプリの不具合は今朝には解消し、ヤレヤレと思ふ一方で、昨日いっぱいの長きにわたった不具合は、通信が商賣の旧電電公社一味らしからぬ失態と呆れる。



それはさておき、年が明けてはや三日目、そろそろ散歩に出やうといふ氣になる。




蠟梅は麗しき早春の香りを聴かせ、



櫻の蕾は春の支度がすでに始まってゐることを私に教へる。



正月は、すべてが始まる季節。




手猿樂師の活動につひては、時世ゆゑに未だ不透明のまま。

しかし、慌てる必要も焦る必要もないことは、相変はらず成る可くして成ってゐる感染者の數が、よく示してゐるところ。


この疫病禍は、狎れた者の負けだ。



歩きながら、

心はすでにあの櫻の蕾が開く頃を見る。



私に、何もしないで日を送るなどと云ふ生活習慣はない。






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