さて、西行法師にちなんだ旧跡を横目に歩くこと約三十分、中央本線の仲仙道踏切を渡ると、中山道は次の大湫宿まで、大小さまざまな坂道が連続していたことから、「十三峠」と呼ばれた難所へと入っていきます。
現在この道筋は、「東海自然歩道」として整備され、坂道はかなりキツイですが、散策には楽しいコースです。
十三峠に入ってしばらくすると、「槙ヶ原の一里塚」が南北そろって遺されています。
美濃路の一里塚は、両塚そろって遺されているところの多いのが、特徴です。
槙ヶ原の一里塚から先は、尾根づたいにしばらく平坦な道が続きます。
左手にある「首なし地蔵」あたりから、あまりの急坂に大名行列は列が乱れ、旅人は息が乱れ、そして女は裾が乱れたと云うことから、「乱れ坂」と名付けられた急坂を下り、長閑な道、坂道、野道と進むうち、
江戸から89里目の「紅坂一里塚」が。
現在この道筋は、「東海自然歩道」として整備され、坂道はかなりキツイですが、散策には楽しいコースです。
十三峠に入ってしばらくすると、「槙ヶ原の一里塚」が南北そろって遺されています。
美濃路の一里塚は、両塚そろって遺されているところの多いのが、特徴です。
槙ヶ原の一里塚から先は、尾根づたいにしばらく平坦な道が続きます。
左手にある「首なし地蔵」あたりから、あまりの急坂に大名行列は列が乱れ、旅人は息が乱れ、そして女は裾が乱れたと云うことから、「乱れ坂」と名付けられた急坂を下り、長閑な道、坂道、野道と進むうち、
江戸から89里目の「紅坂一里塚」が。