メルマガ「hungry for words」の5月18日配信分。
カテゴリーはTOEFLです。
Butterflies are notorious for meandering rather than flying in one direction.
この日の単語は"meandering"。あっちへふらふらこっちへふらふらという予測のつかない「蛇行飛行」のこと。
でも気になったのはnotoriousの方。notoriousは普通何か悪いことで有名、悪名高いという意味。蝶がふらふら飛ぶのもnotoriousなんですか。
"butterflies are notorious for"という塊りでgoogle検索したら
Most butterflies are notorious for not being "aquarium" safe. という文章にヒットしました。
なんで蝶々が"aquarium"にと思ったら、ここは鑑賞用の熱帯魚のサイトでした。
butterflies はbutterfly fish 「チョウチョウウオ」のことです。サイト内ではいちいちfish は使ってないんでしょう。
The butterfly seems to be more aggressive to the clown than the other way around.
clown は"clown fish" (anemone fish とも呼ばれます)のことで「ファインディング・ネモ」のあの可愛い「クマノミ」のことです。
だからこの文章でも、蝶々は道化師に対して攻撃的なわけではなく「チョウチョウウオはクマノミに攻撃的」という意味です。
*the other way around 「その逆」という表現もメモ。
読めばわかるけど自分では使えないっていういつものパターン。
面白いからこのサイトもお気に入りに入れておこうっと。
今更というか、だいぶ時間が経っているのでもう既に答えを存じていることとは思いますが、
"notorious"にはやはり蝶がふらふら飛ぶなんて意味はないと思われます。
この場合"are notorious for"で、"~として広く知られている(=有名で)"という意味で使われているのではないでしょうか。
つまり、「蝶は一つの方向を目指して飛ぶというよりむしろ、ふらふら飛ぶものだと認識されている」あたりが妥当かなと。
そうでなければfor 形容詞の説明がつきませんからね。
まあ実際にはfor (fliying) meanderingと省略されている語が入るんだと思いますが。
これが「ふらふら飛ぶ」の部分ですね。
一応このページ表示順位が高いので、後続の方が勘違いしないようコメントをあげておきます。
出すぎた真似の気もしますが、お許しください。
>"notorious"にはやはり蝶がふらふら飛ぶなんて意味はないと思われます。
記事をもう1度よく読まれるとお気づきかと思いますが
「蝶がふらふら飛ぶのもnotoriousなんですか。」と書いてありますね。この単語は普通ポジティブなことではなく悪名高いことに使われるので「蝶がふらふら飛ぶ」という悪いことでもなんでもないことに使われているのが
面白い!とブログ主さんは書いておられるのでしょう。
英単語交じりで書いてあるので「蝶がふらふら飛ぶのもnotoriousなんですか」=「notoriousはふらふら飛ぶという意味なんですか」とブログ主さんが解釈したとarさんのほうが誤解されたのではと感じ横からですがコメントいたしました。
Unknown さんのおっしゃるように、チョウの飛び方をnotorious 「悪名高い」ということばを使って表現しているのが面白いなと思ったんですが、ことばが足りなかったかもしれません。
これからブログを書くときは、別の意味にも取れそうな表現をしないように気をつけようと思います。
お二人ともブログを読んでいただいてありがとうございます。