テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

桜とエビが出会ったら?のお菓子。

2008-04-03 22:58:54 | 美味
 はい、久しぶりですね~、
 新作お菓子研究会開催のお時間です!

「ふァいッ!
 ネーさ、これはァ……おせんべ、でスかァ?」

 お煎餅とスナックの中間、でしょうか、テディちゃ。
 カルビーさんの『桜海老』。
 さあ、さっそく検分を……(べりりっ)あら、海老の香り♪
 色も、桜海老を想わせるピンク色ですね。

「いただきまスでスゥ~! あッ、かる~いッ!」

 私もいただきましょう。……ふむふむ?
 さくさく、ふわっ、といった食感だわね。
 お煎餅でもポテチでもない、変り種くんだけれど、美味しいです。
 海鮮やエビ系のお味に目がない御方はきっと気に入るでしょう。
 カロリー低めなのも、お菓子好きな我々には嬉しいな~。

「はむはむッ、もぐもぐッ」

 ……ひたすら食べてますね、テディちゃ。

「がうがうッ、ぱくぱくッ」

 え~っと、期間限定の御品だそうです。
 桜の季節に、桜海老のお菓子。
 お花見の席に持参すれば、話の種にもなるでしょう♪

「ごちでござッたァ~♪」
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《妖怪》アパマン物語、第8弾♪

2008-04-03 12:57:02 | ブックス
 はい、またまたの御登場です、
 優雅ならぬ幽雅な時間が流れる《妖怪アパート》さん。

「じゅうにんのみなさまはァ、おげんきなのでスかッ、ネーさ?」

 それが、テディちゃ、
 皆さま元気は元気なんですけど……主人公の夕士くんがね、
 とんでもない事件に巻き込まれちゃって。

「いッつもォ、なのでスねェ~。かわいそォにィ」

 では、その大事件が描かれたシリーズ最新作を御紹介いたしましょう!



        ―― 妖怪アパートの幽雅な日常 ⑧ ――


 
 著者は香月日輪さん、’08年1月に発行されました。

 幽雅ではあっても、時の流れは速いもの。
 主人公の稲葉夕士くんが高校入学と同時に入居した
 妖しいものたちが楽しく暮らす《妖怪アパート》での生活も、
 3回目の春を迎えました。
 夕士くん、高校3年生になったんですね。

「しんきゅゥ~おめでとゥなのでス!」

 夕士くんの新学期は、決意の春、でもありました。

     大学へ行きたい――

 今までは、高校を卒業したら就職するのだ!と考えていました。
 でも……もうちょっと回り道をしてみたい、
 勉強を、してみたい……。
 そんな思い募っての、針路変更です。

「ふむふむッ、なるほどォ♪」

 となると、夏休みは遊びやバイトどころじゃありません。
 毎日学校へ通って、講習を受けます。
 午後はアパートに帰って、親友の長谷くんとお勉強。
 ああ、きつい~。
 きついけど、充実した日々、なのでした。

 が、夏休みも終わりに近い或る日のこと。
 久々の息抜きに外出した夕士くんは、
 大事件に遭遇してしまいました。
 
「じけんッ! にげなくちゃッ!」

 巻き込まれたのが夕士くんひとりなら、
 逃げるのも容易いことだったでしょう。
 魔法書の主である彼には、《魔法》が使えるのですから。
 
 でも、そこには、高校のクラスメイトや先生も一緒に居たのです。
 彼らの前で、《魔法》を使う……?
 それがどんな意味を持つのか、
 気付かされた夕士くんは戦慄します。
 
 苦渋の中で彼が択った道は――

「うわァツ、ききたくないィ~でス!
 でもォ、ききたいィでスゥッ!」

 今作品では、『事件』のパートが半分以上を占め、
 《妖怪アパート》住人さんたちの出番は少なめなのですが、
 却ってそれゆえに夕士くんの選択と決断が際立ちます。
 土壇場で、アパート住人の誰のサポートもなく、
 独りで下した重い重い決断。
 それは、幸となるのか不幸となるのか……?

「はッぴーになッてほしィでスゥ!」

 《妖怪アパート》を知ってる人も知らない人も、ぜひ!
 出来ればオトナにこそ読んでもらいたい物語です。
 ……あら? 前にも言ったかしら、これ?
 
「つまりィ、おすすめ、ッてことォ、なのでスねッ♪」

 とってもお奨め、しちゃいましょう!
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする