テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

七転八倒……? NO! 七転八起!!

2008-04-07 23:07:31 | ブックス
「きゃぴィーッ!!
 いッちねんッ!
 ネーさ、いッちねんでスよゥ~」

 はい、そうですね、テディちゃ。
 ’07年の4月7日から始まった私どものブログは、
 今日でちょうど一歳になりました。

「はッぴきィばァ~すでいィ~!」

 へなちょこな弱小ブログにお付き合い下さった皆さま、
 ありがとうございます!
 一年、なんとか続けて来られたのは、
 読んでくださる御方が居られたゆえのこと。
 感謝です!
 感謝の思いを忘れず、これからも頑張らなくちゃ!
 ねっ、テディちゃ!

「そォでス!
 なにがあッてもォ、
 このォ、だるまちゃんの、こころいきィ、でスッ!」

 だるまちゃん?

「ななころびィやおきィッ! なのでスよォ♪」

 はい、七転び八起きの精神で!
 山も谷も乗り越えて、
 ずんずんずんと、お喋りを続けて参りましょう!
 皆さま、改めまして明日からまた、どうぞよろしくお願いいたします!

「よろしゅうおねがいィいたしまスでスゥ~♪」
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またまた名作登場?!再読を!

2008-04-07 14:04:15 | ブックス
 とざいとーざい、またまた名作劇場の開幕です!
 先日はシリーズ第一作『ぼんくら』を御紹介しました。
 じゃ!第二作も御紹介すべきよねっ、と考えました次第です。

「たいさくゥ、でスねッ、ネーさ」

 そうなんですよ、テディちゃ。
 『ぼんくら』は分厚いながらも一巻本でしたが、
 こちらは上巻下巻に分けられての刊行になりました。
 さあ、あらためて御紹介いたしましょう!



            ―― 日暮らし ――


 
 著者は宮部みゆきさん、’05年1月に発行された作品です。

 物語は『ぼんくら』で描かれた出来事の、後日譚であり続編でもあります。
 
 日照りつづきの江戸の夏。
 同心の、井筒平四郎さんは暑いのが大の苦手。
 八丁堀のお屋敷で、ぐてーんと転がっていたいところ、ですが。
 こんなときに限って、
   こりゃあ放っておけねえなあ?
 というような相談ごとも、持ち込まれちゃったりするのです。

「ふわッ、かわいそォ~ッ」

 しかし――なんてこともない瑣末事も、つるつると繋がってゆけば、
 長ぁーい糸に変わります。
 しかも、その糸に絡め取られてしまったのが、
 鉄瓶長屋の騒動で知り合った職人、佐吉さんだと知ったからには。
 
 平四郎さん、本腰を入れて探索にかかりました。
 佐吉さんにかけられているのは、殺人の容疑。
 大罪です。
 
「うわァッ、そんなァ~」

 が、真相はうやむやのまま……佐吉さんは放免されました。
 
「ほぺッ??」

 平四郎さん、考えます。
   伝馬町の牢になんざぁ送られなくてよかったぜ。
   だがよ……これで、このままで、
   うやむやが解けねえまんまで、いいのかい?
   よかあねえよ、なあ。

「うんッうんッ!」

 かくして、お江戸版ベーカーストリートイレギュラーズの結成!!
 と相成ったのでした!

「ふァッ??」

 平四郎さんの聡明な甥っ子、弓之助ちゃん!
 弓之助ちゃんの親友、三太郎こと『おでこ』ちゃん!
 もちろん平四郎さんも、
 平四郎さんの中間、小平次さんも、
 本所本町の岡っ引き政五郎さんと手下さんたちも、一丸となって。
 心は、ひとつ。

 ほんとうに起きたのは、何であったのか?
 誰が、下手人なんだ?
 俺たちはそれを、知らなきゃならねえ。

「おでこちゃん! おうえんするでスよッ」

 どことなく、A・クリスティの名作を想わせるものがあります。
   ――過去の罪は長い影をひく――
 同じように、過去から伸びる長い闇色の糸が織りなす『罪』が、
 平四郎さんの足元、
 江戸の町々にも巣食っていた……のでしょうか?
 
 謎を追い、弓之助ちゃん、おでこちゃんは走ります。
 フルパワー!全力疾走!
 には限界がありですので、駕籠に乗せられて、ですが。
 駕籠の行き先、謎のゆきつく先には――?

「おでこちゃん、ふぁいとッ!」

 はい、本日の名作劇場抜粋はここまで、でございます。
 続きは皆さま、
 御本の本編本文にて。
 弓之助ちゃんおでこちゃんたちと、ぜひのおいでをお待ちしておりまする~。

「♪てけてんッ、てけてんてんてェ~ん♪」
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