ここは冬島なのっ?な週明けとなりましたね、
こんにちは、冷え冷え~の東京・多摩地方から、ネーさです。
「こんにちはッ、テディちゃでス!」
「ぐるる!がるっ!」(←訳:虎です!寒っ!)
「でもねッ、おきなわはァ、あつあつゥ、なのでスよゥ!」
南の島のアツアツをちょいっと分けていただきたいのは、
大寒波に見舞われてるというヨーロッパの皆さまも
同じ気持ちでしょうか。
本日は、そのヨーロッパの、文化の源流を探る一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!
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―― ヨーロッパの形 ――
著者は篠田知和基さん、’10年9月に発行されました。
副題に『螺旋の文化史』とあります。
「らせん~ッ??」
「ぐるぐるがるるる~?」(←訳:ぐるぐる渦巻きですか~?)
そうですね、
ぐるるん、とした渦のような模様――螺旋の紋様。
御本の装丁を観察してみますと、
ふたつの図像が表紙画上で重なっているのが
お分かりでしょうかしら?
中央部分にミケランジェロさん画『原罪』(システィーナ礼拝堂天井画)、
そして背景部分に
クリムトさん画『生命の木』が
配されているデザイン、ですね。
実は、私ネーさ、クリムトさんの大ファン!
そのため、この『生命の木』も画集で拝見していたのですが、
常々不思議に思っておりました。
ぐるぐる~な、この渦巻きの図柄は何なんでしょ?
何か深遠な意味があるのかな?
生命の木、というからには、
北欧神話にある世界樹?
イグドラシルとかいう巨大樹を示唆していたりするのかなぁ?
それとも、別の何か……?
その疑問を、
この御本が解き明かします!
「かいとうらんまッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:学術的に!)
ヨーロッパ文化に於ける螺旋紋様の歴史を辿れば、
はるかな過去に行き着きます。
ゴシック?
ルネッサンス?
中世?
いえ、もっともっと昔、
キリスト教以前の文化に、
《螺旋》の原点はあるようです……
「そんなにィ、むかしィ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:古代史の世界?)
古代史、というよりは、
多神教の時代、ですね。
ローマ、ギリシャ、エジプト、アラビア、
広範囲な地中海文明が、
《螺旋》の母胎であるとみられます。
キリスト教文化が西欧社会を覆うよりも以前の、
混沌とした、
けれども芳醇であり豊潤でもあり、
アジアに住まう私たちにとってはさして違和感のない、
八百万の神々が地上を闊歩する時代――
その名残りのひとつが《螺旋》のかたち……
《螺旋》が具体的に何を象徴するものなのか、
それはここでは記さないでおきましょう。
「えェ~?
こたえはァ、どこにィあるのォ~??」
「ぐるるるる~がるがるる!」(←訳:ミケランジェロさんが知っていそうだよ!)
神話や歴史、
絵画やデザイン史に興味をお持ちのアート好きさんに、
ぜひのおすすめ!
図版も、モノクロではありますが、
多数掲載されていますよ~!
「ぐるぐるまわれッ、うずまきたちよッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:今日も明日もあさっても!)
謎大好き!なミステリマニアさんにも、おすすめです♪
こんにちは、冷え冷え~の東京・多摩地方から、ネーさです。
「こんにちはッ、テディちゃでス!」
「ぐるる!がるっ!」(←訳:虎です!寒っ!)
「でもねッ、おきなわはァ、あつあつゥ、なのでスよゥ!」
南の島のアツアツをちょいっと分けていただきたいのは、
大寒波に見舞われてるというヨーロッパの皆さまも
同じ気持ちでしょうか。
本日は、そのヨーロッパの、文化の源流を探る一冊を御紹介いたしましょう。
こちらを、どうぞ~!

―― ヨーロッパの形 ――
著者は篠田知和基さん、’10年9月に発行されました。
副題に『螺旋の文化史』とあります。
「らせん~ッ??」
「ぐるぐるがるるる~?」(←訳:ぐるぐる渦巻きですか~?)
そうですね、
ぐるるん、とした渦のような模様――螺旋の紋様。
御本の装丁を観察してみますと、
ふたつの図像が表紙画上で重なっているのが
お分かりでしょうかしら?
中央部分にミケランジェロさん画『原罪』(システィーナ礼拝堂天井画)、
そして背景部分に
クリムトさん画『生命の木』が
配されているデザイン、ですね。
実は、私ネーさ、クリムトさんの大ファン!
そのため、この『生命の木』も画集で拝見していたのですが、
常々不思議に思っておりました。
ぐるぐる~な、この渦巻きの図柄は何なんでしょ?
何か深遠な意味があるのかな?
生命の木、というからには、
北欧神話にある世界樹?
イグドラシルとかいう巨大樹を示唆していたりするのかなぁ?
それとも、別の何か……?
その疑問を、
この御本が解き明かします!
「かいとうらんまッ!」
「ぐるるがるぐる!」(←訳:学術的に!)
ヨーロッパ文化に於ける螺旋紋様の歴史を辿れば、
はるかな過去に行き着きます。
ゴシック?
ルネッサンス?
中世?
いえ、もっともっと昔、
キリスト教以前の文化に、
《螺旋》の原点はあるようです……
「そんなにィ、むかしィ?」
「ぐるるるがる?」(←訳:古代史の世界?)
古代史、というよりは、
多神教の時代、ですね。
ローマ、ギリシャ、エジプト、アラビア、
広範囲な地中海文明が、
《螺旋》の母胎であるとみられます。
キリスト教文化が西欧社会を覆うよりも以前の、
混沌とした、
けれども芳醇であり豊潤でもあり、
アジアに住まう私たちにとってはさして違和感のない、
八百万の神々が地上を闊歩する時代――
その名残りのひとつが《螺旋》のかたち……
《螺旋》が具体的に何を象徴するものなのか、
それはここでは記さないでおきましょう。
「えェ~?
こたえはァ、どこにィあるのォ~??」
「ぐるるるる~がるがるる!」(←訳:ミケランジェロさんが知っていそうだよ!)
神話や歴史、
絵画やデザイン史に興味をお持ちのアート好きさんに、
ぜひのおすすめ!
図版も、モノクロではありますが、
多数掲載されていますよ~!
「ぐるぐるまわれッ、うずまきたちよッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:今日も明日もあさっても!)
謎大好き!なミステリマニアさんにも、おすすめです♪