テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

響け、歌声!揺るがせ、劇場!

2010-12-24 23:06:59 | ブックス
 デパートの入口や食品フロア、コンビニ、スーパー、ファーストフード店……
 今日は色々な場所でたくさんのサンタさんをお見かけした一日でした。
 あんなに大勢いるんですから、
 中には一人か二人くらい、本物のサンタさんがいるかも~♪
 と想像してしまったネーさです、こんにちは~。

「こんにちわッ、テディちゃでスゥ!」
「がるる!」(←訳:虎です!)

 さあ、いよいよクリスマス月間も最終コーナーにさしかかりました。
 記念すべきトリを飾るのは……
 こちらの御本ですよ~!!


  


     
         ―― のだめカンタービレ #25  アンコール オペラ編 ――



 著者は二ノ宮知子さん、’10年12月に発行されました。
 #23で惜しまれつつ幕を閉じた本編の後を受け、
 颯爽とアンコールに立ち上がったのは
 千秋くん指揮によるオペラ上演の顛末を描く『オペラ編』!

「がんばれッ、ちあきおにィさんッ!」
「がるぐるがるぐるる~!」(←訳:困難何するものぞ~!)

 そうね、困難また困難、さらにまた困難に連打される千秋くん……
 古巣のR☆Sオーケストラによる演奏は、まあいいとして、
 市民歌劇団が、どうにもちょっと……
 オーディションで選ばれちゃったのは、
 個性&奇癖の塊りのような歌い手さんばかり。

 めちゃくちゃ忙しい千秋くん、
 そんな『白い薔薇歌劇団』の皆さんを
 引っ張ってゆけるのでしょうか?
 いえ、無事に開演まで辿りつけるのかしら~?

「うむゥ! むずかしィおぺらァ、でスからねッ!」
「ぐるぐるぐるがる!」(←訳:ハードル高いよ!)

 誰もが知っている有名な楽曲は、
 観客さんもついつい厳しい目で見て聴いてしまうもの。
 上手なのか下手なのか、
 個性以上の何かなのか、
 人を魅了する演出や音楽、新解釈がそこにあるのか否か――

 耳に残るステキな歌曲揃いなんですけど、
 難オペラ『魔笛』開演のブザーは
 容赦なく劇場に鳴り響きます。
 プレッシャーに押し潰されそうな千秋くんを、
 指揮台に置き去りにして……

「ふんばりどころォでスゥ!」
「がるぐるがるるる!」(←訳:闇からの出口はすぐそこに!)

 25巻分の、長い道のり……
 でも、これが終わりではない、
 これからが千秋くんの、のだめちゃんの、峰くん、真澄ちゃん、
 みなの音楽人生の始まりなのだと感じさせてくれる
 花と嵐の『アンコール編』!
 コミック好きさん、
 活字マニアさん、
 ぜひ拍手の輪に加わって下さいな~♪

「ぶらぼォ~!」
「がるる~!」(←訳:ブラヴィ~!)

 併載の番外編も……笑えます!

コメント
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