テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

表紙はスルーで。

2014-01-10 21:44:58 | ブックス
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 きゃあァッ! こわいィ~!」
「がるる!ぐるるる~!」(←訳:虎です!顔が怖い~!)

 こんにちは、ネーさです。
 お顔が怖いだなんて、そんな失礼な!とお詫びしたいところですが
 ……ええ、怖くないと申し上げたら嘘になりましょうか。
 本日の読書タイムでは、
 はい、良くも悪くも常に話題を提供してくれるこの脚本家さんの御本を、
 さあ、どうぞ~!

  



 
             ―― 三谷幸喜 創作を語る ――



 著者は三谷幸喜さん&松野大介さん、2013年11月に発行されました。
 ……あのぅ~、活字マニアの皆さま、
 2013年12月に放送された《FNS歌謡祭》を御覧になりましたか?
 私ネーさ、たまたま観ていましたら……

「あうううゥ! ぎりぎりィでしたでス!」
「ぐるがっるる!」(←訳:危険だったね!)

 そうね、直後から、
 放送事故なんじゃないかっあれは!とか、
 見てはいけないものを見た気がする、とか、
 誰か止めようとしなかったのか?とか、
 いやー面白かった♪などと
 様々な感想&感慨が乱れ飛んだ驚愕の映像。

 AKBやSKEやNMBの皆さんをバックダンサーに、
 生放送で歌い踊る著者・三谷さんの姿。

「きゃくほんかさんッ、なのにィ~…」
「がるるるぐるる~…」(←訳:監督さんなのに~…)

 そんな奇行常習犯・三谷さんは、
 あらためて説明する必要もありませんが、
 劇団主宰者さんであり(現在30年の充電期間中)、
 舞台・テレビドラマの脚本家さんであり、
 小説家であり、
 映画監督さんであり、
 近年は人形劇・人形浄瑠璃にも積極的に係わっている、
 エンタ界の才人さんです。

 共著者であり、
 《創作》の現場、
 作品の生まれる発想、
 その過程、
 苦労&苦心などをインタビュー形式で引き出してゆくのは、
 松野大介さん。
 松野さんもまた、小説家であり、エッセイストであり、
 コラムニストであり、
 もとはタレントさんであったという、
 マルチな才人さん。

「おはなしがァ、はずんでまスねッ!」
「ぐるるぐるがるるるぅー!」(←訳:テンポいいインタビュー!)

 放送作家のタマゴちゃん時代、
 劇団の旗揚げ、
 ドラマ脚本家としてのデビュー、
 ターニングポイントとなったNHK『新選組!』の思い出、
 映画監督としての活動、
 文楽との出会い。

 松野さんの訪ね方が上手なせいでしょうか、
 三谷さんは嬉しそうに
 題名のごとく『創作を語』ります。

「えぴそーどォ、いッぱいィ!」
「がるるるるぐる!」(←訳:作家半生記だね!)

 今年2014年、
 そして来年2015年の予定までも匂わせて、
 本文約240ページ分を喋り倒す御二方。

 松野さんのファンの方々、
 三谷さんから目が離せないというマニアな演劇ファンの方々も
 え~、そのぅ、
 御本表紙の三谷さんのニンマリ顔は見ないフリして
 充実の内容をお楽しみくださいね♪

「ううッ、みないィふりィしてもォ~」
「ぐるがるぅるる~!」(←訳:つい見ちゃうよ~!)


 
コメント
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