「こんにちわッ、テディちゃでス!
♪きょうもォ~おんがくにィ~ひたりつつゥ~♪」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!読書です!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、『グッバイ』だけでなく『ユリイカ』も聴きまくりながら、
やっぱり欠かせないのは読書タイム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 冬の蝶 ――
著者は平谷美樹(ひらや・よしき)さん、2013年12月に発行されました。
『修法師(ずほうし)百夜まじない帖』と副題が付されたこの御本は、
電子書籍で刊行している人気シリーズ作品をもとに、
書き下ろし3編を加えて文庫化されたものです。
「むむむゥ? ずほうしッてェ、なにィでスかッ??」
「ぐるるぐるがるる?」(←訳:聞いたことないね?)
シリーズ題名でもある《修法師(ずほうし)》とは、
現代風に言ってしまうと、霊能力者さん、でしょうかしら。
そう、21世紀の現代にも、
お江戸の時代にも、
いえ、いつの時代にだって
その真偽は別にして、
“見えないモノが見える”ひとは存在したんですね。
「にせものはァ、いやでスゥ!」
「がるるぐるるがるるる!」(←訳:本物は本物で怖いけど!)
御安心あれ、そして存分に怖がってくださいな♪
この物語の主人公さんは、
《本物》ですよ。
それも、
十五歳ほどの、盲目の娘さん。
百夜(ももよ)さんという名の、
彼女=少女修法師さんは、
仕込み杖を手に、はるばる生地の津軽から
江戸の町へとやって来たのでした。
時は、文政期(1818~1830)の或る年の冬。
悪鬼、疫病を祓い、
口寄せ(降霊)も行う修法師(祈祷師)として
この江戸で暮らすために。
「つがるゥというとォ~…あのッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:あの有名な!)
生国で修業を積み、鍛えられた百夜さん。
津軽では、
イタコ、ゴミソ、などの修法師さんは
《カミサマ》と呼ばれ、
非常に尊ばれているのです。
けれども、ここは異郷――江戸。
少女修法師さんは
見知らぬ土地に受け容れられるのでしょうか。
「ぶるるッ!
おばけェ、でるのでスかッ?」
「がるるぐる?!?」(←訳:恐怖で絶叫?!?)
プロローグ+短編8作品で描かれる百夜さんのお仕事ぶりは、
ホラーというよりは
ファンタジーに近い色合いが感じられます。
そして、不思議な仄明るさも。
「ふむむッ! こわくゥないィならァ~」
「ぐるぐるるがるるるる!」(←訳:応援しよう修法師さん!)
年明け以来、
アート系やノンフィクション系の作品紹介が続きました。
久しぶりに読んだフィクション作品がこの御本だったのですが、
なんとも楽しくって、
私ネーさ、百夜さんの大ファンになってちゃいましたよ♪♪
今後の展開にも期待したいシリーズ第一作、
活字マニアの皆さまも、ぜひ一読を!
♪きょうもォ~おんがくにィ~ひたりつつゥ~♪」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!読書です!)
こんにちは、ネーさです。
ええ、『グッバイ』だけでなく『ユリイカ』も聴きまくりながら、
やっぱり欠かせないのは読書タイム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 冬の蝶 ――
著者は平谷美樹(ひらや・よしき)さん、2013年12月に発行されました。
『修法師(ずほうし)百夜まじない帖』と副題が付されたこの御本は、
電子書籍で刊行している人気シリーズ作品をもとに、
書き下ろし3編を加えて文庫化されたものです。
「むむむゥ? ずほうしッてェ、なにィでスかッ??」
「ぐるるぐるがるる?」(←訳:聞いたことないね?)
シリーズ題名でもある《修法師(ずほうし)》とは、
現代風に言ってしまうと、霊能力者さん、でしょうかしら。
そう、21世紀の現代にも、
お江戸の時代にも、
いえ、いつの時代にだって
その真偽は別にして、
“見えないモノが見える”ひとは存在したんですね。
「にせものはァ、いやでスゥ!」
「がるるぐるるがるるる!」(←訳:本物は本物で怖いけど!)
御安心あれ、そして存分に怖がってくださいな♪
この物語の主人公さんは、
《本物》ですよ。
それも、
十五歳ほどの、盲目の娘さん。
百夜(ももよ)さんという名の、
彼女=少女修法師さんは、
仕込み杖を手に、はるばる生地の津軽から
江戸の町へとやって来たのでした。
時は、文政期(1818~1830)の或る年の冬。
悪鬼、疫病を祓い、
口寄せ(降霊)も行う修法師(祈祷師)として
この江戸で暮らすために。
「つがるゥというとォ~…あのッ!」
「ぐるがるる!」(←訳:あの有名な!)
生国で修業を積み、鍛えられた百夜さん。
津軽では、
イタコ、ゴミソ、などの修法師さんは
《カミサマ》と呼ばれ、
非常に尊ばれているのです。
けれども、ここは異郷――江戸。
少女修法師さんは
見知らぬ土地に受け容れられるのでしょうか。
「ぶるるッ!
おばけェ、でるのでスかッ?」
「がるるぐる?!?」(←訳:恐怖で絶叫?!?)
プロローグ+短編8作品で描かれる百夜さんのお仕事ぶりは、
ホラーというよりは
ファンタジーに近い色合いが感じられます。
そして、不思議な仄明るさも。
「ふむむッ! こわくゥないィならァ~」
「ぐるぐるるがるるるる!」(←訳:応援しよう修法師さん!)
年明け以来、
アート系やノンフィクション系の作品紹介が続きました。
久しぶりに読んだフィクション作品がこの御本だったのですが、
なんとも楽しくって、
私ネーさ、百夜さんの大ファンになってちゃいましたよ♪♪
今後の展開にも期待したいシリーズ第一作、
活字マニアの皆さまも、ぜひ一読を!