「こんにちわッ、テディちゃでス!
おにィはァ~そとッ!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!福は内!)
こんにちは、ネーさです。
豆まきをして、恵方巻きもいただいて、
さあ、節分の日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み ――
著者は太田紫織(おおた・しおり)さん、2013年5月に発行されました。
以前に御紹介しました『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』に続く
シリーズ第二作目です。
「だいこうひょうゥ~なのでス!」
「ぐぅるがる!」(←訳:ファン多し!)
文庫で、可愛いイラストが表紙で、
これライトノベルかしら?と
カン違いされたらしいシリーズ第一作『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は
その硬派な内容から、たちまちミステリファンの間で
大好評を博しました。
そして、シリーズ二作目の『骨と石榴(ざくろ)と夏休み』も、
前作同様、
《骨》にまつわる物語です。
「ううゥ、それだけはァ~…」
「がるるるるるぐる~…」(←訳:慣れられないけど~…)
櫻子(さくらこ)さん――
名門・九条家のお嬢さまである九条櫻子さんは、
容姿端麗、
頭脳明晰、
立派な御屋敷に暮らして、
ひとも羨む婚約者さんがいて、
欠点なんてどこにも見当たらないような女性。
なのですが、
櫻子さんの年下の友人・館脇(たてわき)くんは
櫻子さんの実像を(ほぼ)知っています。
櫻子さん、実は、
“骨マニア”。
「おうちにはァ、ほねがァ、いィ~ッぱいィ!」
「ぐるぐるるる!」(←訳:骨格標本の海!)
小動物の死骸に出くわしちゃったりしたら、
櫻子さんは大喜び。
拾い上げ、お家に持って帰り、
骨をクリーニングして標本に仕立てるのが
何より大好き♪なんですね。
しかし、
《骨》を探して歩いたりすれば、
どうしたって……事件、ってものにぶつかります。
「だよねェ~…」
「がるる~…」(←訳:今回も~…)
御本の第一話、いえ、第壱骨では、
櫻子さんと館脇少年、
旭川市から少し離れた場所でミニ登山の最中に
或る《骨》と出逢います。
そして第弐骨では、
館脇少年と迷子ちゃんの巡り合いが
櫻子さんを或る《骨》のもとへ
導く契機となります。
第参骨は、
中編といってもいい分量の作品ですが、
旭川から札幌へ舞台が動きます。
「さッぽろォ??」
「ぐるるがる?」(←訳:札幌で何が?)
櫻子さんと館脇少年が訪れたのは、
高級住宅地の中でも一段と目立つ和風建築のお屋敷。
そこで起きる《骨》がらみの事件とは――
「やぱりィ、じけんッ!」
「がるぅ!」(←訳:出たぁ!)
三つの物語ならぬ三つの《骨》から成る連作ミステリは、
ミステリ好きさんに、
また博物学好きな活字マニアさんにも
おすすめしたい一冊です。
できれば、第1作→第2作の順にお読みくださいね~♪
おにィはァ~そとッ!」
「がるる!ぐるる!」(←訳:虎です!福は内!)
こんにちは、ネーさです。
豆まきをして、恵方巻きもいただいて、
さあ、節分の日の読書タイムは、こちらを、どうぞ~!
―― 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み ――
著者は太田紫織(おおた・しおり)さん、2013年5月に発行されました。
以前に御紹介しました『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』に続く
シリーズ第二作目です。
「だいこうひょうゥ~なのでス!」
「ぐぅるがる!」(←訳:ファン多し!)
文庫で、可愛いイラストが表紙で、
これライトノベルかしら?と
カン違いされたらしいシリーズ第一作『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は
その硬派な内容から、たちまちミステリファンの間で
大好評を博しました。
そして、シリーズ二作目の『骨と石榴(ざくろ)と夏休み』も、
前作同様、
《骨》にまつわる物語です。
「ううゥ、それだけはァ~…」
「がるるるるるぐる~…」(←訳:慣れられないけど~…)
櫻子(さくらこ)さん――
名門・九条家のお嬢さまである九条櫻子さんは、
容姿端麗、
頭脳明晰、
立派な御屋敷に暮らして、
ひとも羨む婚約者さんがいて、
欠点なんてどこにも見当たらないような女性。
なのですが、
櫻子さんの年下の友人・館脇(たてわき)くんは
櫻子さんの実像を(ほぼ)知っています。
櫻子さん、実は、
“骨マニア”。
「おうちにはァ、ほねがァ、いィ~ッぱいィ!」
「ぐるぐるるる!」(←訳:骨格標本の海!)
小動物の死骸に出くわしちゃったりしたら、
櫻子さんは大喜び。
拾い上げ、お家に持って帰り、
骨をクリーニングして標本に仕立てるのが
何より大好き♪なんですね。
しかし、
《骨》を探して歩いたりすれば、
どうしたって……事件、ってものにぶつかります。
「だよねェ~…」
「がるる~…」(←訳:今回も~…)
御本の第一話、いえ、第壱骨では、
櫻子さんと館脇少年、
旭川市から少し離れた場所でミニ登山の最中に
或る《骨》と出逢います。
そして第弐骨では、
館脇少年と迷子ちゃんの巡り合いが
櫻子さんを或る《骨》のもとへ
導く契機となります。
第参骨は、
中編といってもいい分量の作品ですが、
旭川から札幌へ舞台が動きます。
「さッぽろォ??」
「ぐるるがる?」(←訳:札幌で何が?)
櫻子さんと館脇少年が訪れたのは、
高級住宅地の中でも一段と目立つ和風建築のお屋敷。
そこで起きる《骨》がらみの事件とは――
「やぱりィ、じけんッ!」
「がるぅ!」(←訳:出たぁ!)
三つの物語ならぬ三つの《骨》から成る連作ミステリは、
ミステリ好きさんに、
また博物学好きな活字マニアさんにも
おすすめしたい一冊です。
できれば、第1作→第2作の順にお読みくださいね~♪