「こんにちわッ、テディちゃでス!
せかいじゅうゥがァ、わーるどかッぷゥ!」
「がるる!ぐるっるるるるがるるる!」(←訳:虎です!染まってますねW杯色に!)
こんにちは、ネーさです。
駅、繁華街には代表グッズ、新聞雑誌、TVではブラジル特集!
余りの迫力にビビリながら、
さあ、今日もささやかに読書タ~イム♪
本日は、こちらのミステリ作品を、どうぞ~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/41/1033a2f939ad8850d6b1b122a05ea453.jpg)
―― キャリア警部・道定聡の苦悩 ――
著者は五十嵐貴久さん、2013年12月に発行されました。
前回記事ではミステリ界の大御所・北村薫さんのエッセイ作品を御紹介いたしましたが、
北村さんなら……ここに登場する警視庁の刑事さんたちを
どう評するかしら~??
「えりーとォ、でスかッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:首都警察の顔!)
そうね、警視庁捜査課の刑事さんたち、といったら、
首都の治安を守る第一線の精鋭。
警察という組織に奉職したからには、
目指してみたい花道!
難事件を解決し、表彰されたい!
……なぁんて思うのが常識でしょうけれど。
この御本の主人公、
道定聡(みちさだ・さとし)警部の考えは、
ちょっと違うようです。
「けいぶさんッ、ためいきィ~してまスねッ?」
「がるるぐるる~?」(←訳:元気もないよ~?)
東大出。
公務員第Ⅰ種試験合格。
そして警察庁へ。
イヤミなくらいエリート道を走ってきた道定警部さん、
なんと、出世街道の途上で
つまづいてしまいました。
で、流された先が、警視庁捜査一課。
「えりーとがァ、げんばへッ!?!」
「ぐるるがる~?」(←訳:大丈夫かな~?)
キャリア畑=実務の道を歩んできた道定警部は、
当然ながら事件の捜査に立ち会った経験などありません。
でも、ここで挽回せねば!
エリートの本線に復帰するにはガンバらねば!
「ううゥ、なみだぐましィ~」
「がるぐるる!」(←訳:努力ですね!)
ああ、なのに。
相棒として割り当てられたのは、
モデル並みの美女さんなのに、
性格は最悪、という、捜査一課のハミ出し者……
こんなヤツと組んで、
首都の平和が守れるのかっ?
「あやしィ~いッ!」
「ぐる~!」(←訳:不安~!)
道定警部、すぐにメゲ……たりはいたしません。
出世について、
《楽な道などない。困難に立ち向かうしかないのだ。》
と捉える彼は、
律儀に、真面目に、しぶとく、
犯罪と闘う道を選んだのでした。
が、その様子を傍から見ると……
やっぱりなんかヘン?
「びみょうゥにィ~?」
「がるるるぅ?」(←訳:ズレてるぅ?)
道定警部と相棒さんの捜査活動は
まるでモンティパイソンのコントのよう。
そうとうにシュールで、際どくて、危なくて。
……こんなんで出世街道に戻れるんでしょうか?
「もどらないィほうがァ~…」
「いいかもッ?」
ユーモアミステリ、いえ、
エッジのきいたブラックユーモアミステリ♪
笑える御本をお探しの方々に、おすすめです!
せかいじゅうゥがァ、わーるどかッぷゥ!」
「がるる!ぐるっるるるるがるるる!」(←訳:虎です!染まってますねW杯色に!)
こんにちは、ネーさです。
駅、繁華街には代表グッズ、新聞雑誌、TVではブラジル特集!
余りの迫力にビビリながら、
さあ、今日もささやかに読書タ~イム♪
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/41/1033a2f939ad8850d6b1b122a05ea453.jpg)
―― キャリア警部・道定聡の苦悩 ――
著者は五十嵐貴久さん、2013年12月に発行されました。
前回記事ではミステリ界の大御所・北村薫さんのエッセイ作品を御紹介いたしましたが、
北村さんなら……ここに登場する警視庁の刑事さんたちを
どう評するかしら~??
「えりーとォ、でスかッ?」
「ぐるがるるる!」(←訳:首都警察の顔!)
そうね、警視庁捜査課の刑事さんたち、といったら、
首都の治安を守る第一線の精鋭。
警察という組織に奉職したからには、
目指してみたい花道!
難事件を解決し、表彰されたい!
……なぁんて思うのが常識でしょうけれど。
この御本の主人公、
道定聡(みちさだ・さとし)警部の考えは、
ちょっと違うようです。
「けいぶさんッ、ためいきィ~してまスねッ?」
「がるるぐるる~?」(←訳:元気もないよ~?)
東大出。
公務員第Ⅰ種試験合格。
そして警察庁へ。
イヤミなくらいエリート道を走ってきた道定警部さん、
なんと、出世街道の途上で
つまづいてしまいました。
で、流された先が、警視庁捜査一課。
「えりーとがァ、げんばへッ!?!」
「ぐるるがる~?」(←訳:大丈夫かな~?)
キャリア畑=実務の道を歩んできた道定警部は、
当然ながら事件の捜査に立ち会った経験などありません。
でも、ここで挽回せねば!
エリートの本線に復帰するにはガンバらねば!
「ううゥ、なみだぐましィ~」
「がるぐるる!」(←訳:努力ですね!)
ああ、なのに。
相棒として割り当てられたのは、
モデル並みの美女さんなのに、
性格は最悪、という、捜査一課のハミ出し者……
こんなヤツと組んで、
首都の平和が守れるのかっ?
「あやしィ~いッ!」
「ぐる~!」(←訳:不安~!)
道定警部、すぐにメゲ……たりはいたしません。
出世について、
《楽な道などない。困難に立ち向かうしかないのだ。》
と捉える彼は、
律儀に、真面目に、しぶとく、
犯罪と闘う道を選んだのでした。
が、その様子を傍から見ると……
やっぱりなんかヘン?
「びみょうゥにィ~?」
「がるるるぅ?」(←訳:ズレてるぅ?)
道定警部と相棒さんの捜査活動は
まるでモンティパイソンのコントのよう。
そうとうにシュールで、際どくて、危なくて。
……こんなんで出世街道に戻れるんでしょうか?
「もどらないィほうがァ~…」
「いいかもッ?」
ユーモアミステリ、いえ、
エッジのきいたブラックユーモアミステリ♪
笑える御本をお探しの方々に、おすすめです!