「こんにちわッ、テディちゃでス!
ふゆがァ、きたらァ、ほしぞらかんさつゥ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!澄んだ空に星!)
こんにちは、ネーさです。
澄んだ夜空に冴えわたる、月、星、人工衛星の軌跡……
本日ご紹介いたしますのは、
秋から冬にかけての星空観察の合間に、
そして、連休の読書タイムにも最適のSF作品ですよ♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 火星の人 ――
著者はアンディ・ウィアーさん、原著は2014年に、画像の日本語版は2014年8月に発行されました。
英語原題は『THE MARTIAN』、この意味は――
「ずばりィ、かせいじんッ!!」
「ぐるるがぅるるるる!」(←訳:タコ型じゃないけど!)
地球から見上げれば、はるか彼方に、
その惑星は浮かんでいますね。
戦いの神の象徴でもある、赤い色に輝く星は……火星。
太陽や月に次いで、私たちに馴染み深い星でもあり、
現在は火星への探査計画が着々と進んでいるそうですが、
もしも。
「むふゥ? もしもォ~?」
「がるるるるぐる!」(←訳:トラブルの予感!)
もしもの話、どうしますか?
あなたが宇宙飛行士さんで。
火星探査計画“アレス”の第3陣、
アレス3のミッションに参加中で。
どうしようもないアクシデントのおかげで、
火星にひとり、
唯一人、取り残されてしまったとしたら。
「えええッ? ひとりィ??」
「ぐっるがるる?」(←訳:たったひとり?)
そう、ひとり。
キャンプを襲う猛烈な砂嵐!
火星から地球へ帰還するための上昇機がピンチ!
いまなら間に合う、まだ上昇機は機能する!
全ミッションを途中で放り出し、
アレス3のクルーさんたちは上昇機へ走る!
けれど、クルーのひとり、
マーク・ワトニーさんだけは。
砂嵐で吹き飛んだアンテナの直撃を喰らい、
火星の砂漠の只中で消息不明、
死亡と推定――
「うわあああァんッ!」
「がるるぅ!」(←訳:そんなぁ!)
無事であったクルーさんたちは
無念ではありましたが、上昇機で火星から離脱します。
マークさんの遺骸を回収することも出来ぬほどの、
それはもう、凄まじい嵐でしたから。
「でもォ!」
「ぐる!」(←訳:でも!)
そう、“でも”。
死んでなんていなかったんです、マークさんは。
大怪我は負いましたが、
生命はありました。
なんとか基地に戻り着いて、そして……
絶望します。
仲間はみな去ってしまった。
火星を脱出する手段はない。
地球にこの状況を報せる手段もない。
たったひとり……置き去りにされた、のだと。
いや、しかし、待て。
ひとり、だけれども、何もない訳ではない。
「みずゥ、ありまス! くうきもォ、ごはんもォ!」
「がるるぐるる!」(←訳:少ないけどね!)
水と食糧、空気……
限り有る資源をやりくりして、サバイバル!
たった独りで、マークさんは生き延びようと試みます。
あらゆる知識と技術を駆使して、
この超逆境をしのいでみせる!
「めげないィのでス!」
「ぐるるるる!」(←訳:踏ん張るぞ!)
サイバーだのITだののSF作品しか知らなかった方々は、
たぶん啞然!愕然!
押し寄せる危機また危機の展開に
ビックリ仰天することでしょう。
同時に、その新鮮さに快哉を叫ぶはずです。
こういう物語を待ってたんだー!ってね。
「ゆけゆけェ、まーくさんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:地球人で火星人!)
当初はネットで発表されたこの作品は、
あらためて書籍として発表され、
映画化も予定されているらしいですよ♪
小野田和子さんの名訳で、
皆さま、御堪能あれ~!
ふゆがァ、きたらァ、ほしぞらかんさつゥ!」
「がるる!ぐるるがるる!」(←訳:虎です!澄んだ空に星!)
こんにちは、ネーさです。
澄んだ夜空に冴えわたる、月、星、人工衛星の軌跡……
本日ご紹介いたしますのは、
秋から冬にかけての星空観察の合間に、
そして、連休の読書タイムにも最適のSF作品ですよ♪
さあ、こちらを、どうぞ~!
―― 火星の人 ――
著者はアンディ・ウィアーさん、原著は2014年に、画像の日本語版は2014年8月に発行されました。
英語原題は『THE MARTIAN』、この意味は――
「ずばりィ、かせいじんッ!!」
「ぐるるがぅるるるる!」(←訳:タコ型じゃないけど!)
地球から見上げれば、はるか彼方に、
その惑星は浮かんでいますね。
戦いの神の象徴でもある、赤い色に輝く星は……火星。
太陽や月に次いで、私たちに馴染み深い星でもあり、
現在は火星への探査計画が着々と進んでいるそうですが、
もしも。
「むふゥ? もしもォ~?」
「がるるるるぐる!」(←訳:トラブルの予感!)
もしもの話、どうしますか?
あなたが宇宙飛行士さんで。
火星探査計画“アレス”の第3陣、
アレス3のミッションに参加中で。
どうしようもないアクシデントのおかげで、
火星にひとり、
唯一人、取り残されてしまったとしたら。
「えええッ? ひとりィ??」
「ぐっるがるる?」(←訳:たったひとり?)
そう、ひとり。
キャンプを襲う猛烈な砂嵐!
火星から地球へ帰還するための上昇機がピンチ!
いまなら間に合う、まだ上昇機は機能する!
全ミッションを途中で放り出し、
アレス3のクルーさんたちは上昇機へ走る!
けれど、クルーのひとり、
マーク・ワトニーさんだけは。
砂嵐で吹き飛んだアンテナの直撃を喰らい、
火星の砂漠の只中で消息不明、
死亡と推定――
「うわあああァんッ!」
「がるるぅ!」(←訳:そんなぁ!)
無事であったクルーさんたちは
無念ではありましたが、上昇機で火星から離脱します。
マークさんの遺骸を回収することも出来ぬほどの、
それはもう、凄まじい嵐でしたから。
「でもォ!」
「ぐる!」(←訳:でも!)
そう、“でも”。
死んでなんていなかったんです、マークさんは。
大怪我は負いましたが、
生命はありました。
なんとか基地に戻り着いて、そして……
絶望します。
仲間はみな去ってしまった。
火星を脱出する手段はない。
地球にこの状況を報せる手段もない。
たったひとり……置き去りにされた、のだと。
いや、しかし、待て。
ひとり、だけれども、何もない訳ではない。
「みずゥ、ありまス! くうきもォ、ごはんもォ!」
「がるるぐるる!」(←訳:少ないけどね!)
水と食糧、空気……
限り有る資源をやりくりして、サバイバル!
たった独りで、マークさんは生き延びようと試みます。
あらゆる知識と技術を駆使して、
この超逆境をしのいでみせる!
「めげないィのでス!」
「ぐるるるる!」(←訳:踏ん張るぞ!)
サイバーだのITだののSF作品しか知らなかった方々は、
たぶん啞然!愕然!
押し寄せる危機また危機の展開に
ビックリ仰天することでしょう。
同時に、その新鮮さに快哉を叫ぶはずです。
こういう物語を待ってたんだー!ってね。
「ゆけゆけェ、まーくさんッ!」
「がるるるぐるる!」(←訳:地球人で火星人!)
当初はネットで発表されたこの作品は、
あらためて書籍として発表され、
映画化も予定されているらしいですよ♪
小野田和子さんの名訳で、
皆さま、御堪能あれ~!