「こんにちわッ、テディちゃでス!
こうようゥ、でスよゥ~♪」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!錦秋です!)
こんにちは、ネーさです。
東京・多摩地域のお山もそろそろ紅葉の季節になりました。
秋の旅のトップシーズン突入!というわけで、
本日の読書タイムは、旅への思いが詰まったエッセイ作品を、
さあ、どうぞ~!
―― 明日は、いずこの空の下 ――
著者は上橋菜穂子(うえはし・なほこ)さん、2014年9月に発行されました。
活字マニアの皆さまは、よく御存知ですよね!
『精霊の守り人』を始めとする《守り人》シリーズ、
『狐笛の彼方』、『獣の奏者Ⅰ~Ⅳ』他の作品、
今年夏には日本人としては二人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞、
さらには現在『鹿の王』(上・下)がベストセラーリスト入り!の、
著者・上橋さん――
「ふァいッ! テディちゃ、ふぁんでスッ!」
「ぐる『がる』るぐるるる~♪」(←訳:ぼく『狐笛』が好きだな~♪)
この御本は、上橋さんが『小説現代』2013年1月号~2014年8月号に
掲載したエッセイ21編から成っています。
いずれの作品にも、
投影されているのは上橋さんの異国での体験や、
旅の記憶、エピソード。
中には、活字マニア、とりわけ児童文学マニアの皆さまが、
いいなぁ!
羨ましい!
と溜め息しちゃいそうなお話もありますよ。
「がくせいじだいィのォ、だいぼうけんッ!」
「がるるるぐっるる!」(←訳:思い切ったね!)
まさに、やるなぁ!思い切った手に出ましたね!
そう拍手喝采してしまうのは、
上橋さんの初海外旅行での出来事……
17歳の夏。
学校が企画した英国への研修旅行に
上橋さんは参加することになりました。
旅行のコースを知って、上橋さんの胸はトキメキます。
ケンブリッジに行ける!
「けんぶりッじィ??」
「ぐるがるる!」(←訳:大学都市だ!)
いえ、狙いは大学ではないんですよ。
ケンブリッジの郊外には
『グリーン・ノウ』というマナーハウスがある……
そこには、児童文学作家として名高い、
ルーシー・M・ボストンさんが住んでいる……
お会いしたいー!
想いをこらえ切れず、上橋さんはボストンさんのお手紙を書き送ります。
「うきゃァ! だいたんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:そこがいい!)
さて、ケンブリッジ訪問の顛末は――
「はらはらァ~させられまス!」
「がるぐるぅる!」(←訳:心配しちゃう!)
学者さんとして、研究のために滞在したオーストラリア。
ステキな御母上と旅するフランス、
騎士装束を試着したウェールズの中世フェスタ、
イランで出会った優しい女学生さんたち。
巻末に収録されている『あとがき』代わりの、
《十七歳の夏からの遠い旅》を読めば、
上橋さんの小説作品ファンの方々は、
よりいっそう、文章のその奥の、
深い物語に思い馳せることになるでしょう。
つまり、もう断然必読~!
「もッとォ、よみたいィでスねッ!」
「ぐっるるがるるぐる!」(←訳:エッセイ第二弾切望!)
今年のエッセイ本ベストの推したい一冊です。
皆さまも、ぜひ♪
こうようゥ、でスよゥ~♪」
「がるる!ぐるぐる!」(←訳:虎です!錦秋です!)
こんにちは、ネーさです。
東京・多摩地域のお山もそろそろ紅葉の季節になりました。
秋の旅のトップシーズン突入!というわけで、
本日の読書タイムは、旅への思いが詰まったエッセイ作品を、
さあ、どうぞ~!
―― 明日は、いずこの空の下 ――
著者は上橋菜穂子(うえはし・なほこ)さん、2014年9月に発行されました。
活字マニアの皆さまは、よく御存知ですよね!
『精霊の守り人』を始めとする《守り人》シリーズ、
『狐笛の彼方』、『獣の奏者Ⅰ~Ⅳ』他の作品、
今年夏には日本人としては二人目となる国際アンデルセン賞作家賞を受賞、
さらには現在『鹿の王』(上・下)がベストセラーリスト入り!の、
著者・上橋さん――
「ふァいッ! テディちゃ、ふぁんでスッ!」
「ぐる『がる』るぐるるる~♪」(←訳:ぼく『狐笛』が好きだな~♪)
この御本は、上橋さんが『小説現代』2013年1月号~2014年8月号に
掲載したエッセイ21編から成っています。
いずれの作品にも、
投影されているのは上橋さんの異国での体験や、
旅の記憶、エピソード。
中には、活字マニア、とりわけ児童文学マニアの皆さまが、
いいなぁ!
羨ましい!
と溜め息しちゃいそうなお話もありますよ。
「がくせいじだいィのォ、だいぼうけんッ!」
「がるるるぐっるる!」(←訳:思い切ったね!)
まさに、やるなぁ!思い切った手に出ましたね!
そう拍手喝采してしまうのは、
上橋さんの初海外旅行での出来事……
17歳の夏。
学校が企画した英国への研修旅行に
上橋さんは参加することになりました。
旅行のコースを知って、上橋さんの胸はトキメキます。
ケンブリッジに行ける!
「けんぶりッじィ??」
「ぐるがるる!」(←訳:大学都市だ!)
いえ、狙いは大学ではないんですよ。
ケンブリッジの郊外には
『グリーン・ノウ』というマナーハウスがある……
そこには、児童文学作家として名高い、
ルーシー・M・ボストンさんが住んでいる……
お会いしたいー!
想いをこらえ切れず、上橋さんはボストンさんのお手紙を書き送ります。
「うきゃァ! だいたんッ!」
「がるるぐる!」(←訳:そこがいい!)
さて、ケンブリッジ訪問の顛末は――
「はらはらァ~させられまス!」
「がるぐるぅる!」(←訳:心配しちゃう!)
学者さんとして、研究のために滞在したオーストラリア。
ステキな御母上と旅するフランス、
騎士装束を試着したウェールズの中世フェスタ、
イランで出会った優しい女学生さんたち。
巻末に収録されている『あとがき』代わりの、
《十七歳の夏からの遠い旅》を読めば、
上橋さんの小説作品ファンの方々は、
よりいっそう、文章のその奥の、
深い物語に思い馳せることになるでしょう。
つまり、もう断然必読~!
「もッとォ、よみたいィでスねッ!」
「ぐっるるがるるぐる!」(←訳:エッセイ第二弾切望!)
今年のエッセイ本ベストの推したい一冊です。
皆さまも、ぜひ♪