「こんにちわゥ、テディちゃでス!
ふゥ~…たいふうゥもうけッこうゥ!なのでス!」
「がるる!ぐるがる~…!」(←訳:虎です!疲労蓄積~…!)
こんにちは、ネーさです。
台風による気圧の乱高下と暑さでフラフラしておりますが、
今日はTwitterの方をお休みしまして、
はい、↓こちらの御本で読書タイムを、どうぞ~♪
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―― サメ帝国の逆襲 ――
著者は土屋健(つちや・けん)さん、
監修は田中源吾さん/冨田武照さん/小西卓哉さん/田中嘉寛さん、
2018年7月に発行されました。
『海洋生命5億年史』と副題が付されています。
先日ご紹介しました沼口麻子さん著『ほぼ命がけサメ図鑑』が
現代のサメたちの生態についての御本だったのに対して、
こちらは地球と生物の歴史に比重を置いている
ノンフィクション作品です。
「ごおくねんのォ、むかしィ?」
「ぐるるる~!」(←訳:遠すぎる~!)
御本冒頭の『はじめに』には、
著者・土屋さんによる簡明な生命史が記されています。
最新の研究によれば
39億5000万年前の海には
すでに生命が存在していた――
それから30億年以上の時間をかけて、
生命はゆっくりと進化してゆく。
その殆どの期間、生命はいわゆる
“顕微鏡サイズ”でした。
が、およそ5億7500万年前になると、
ヒトの肉眼で認識できるサイズの生命が登場。
そして、およそ5億4100万年前になって、
古生代と言われる時代に入ると――
「いッぱいィ~うまれまスゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:小型動物たちが!)
海で誕生した生命は、
魚類へ、次に両生類へと歩みを進めて、
舞台は海洋から陸上へと移り、
初期の爬虫類、単弓類(哺乳類の祖先を含むグループ)、
そうして恐竜の時代に突入……
ってところで、ストップ!
「えッ?」
「ぐるっ?」
著者・土屋さんは訴えます。
陸上で様々に進化してゆく生命たち。
ええ、それはそれでいい、んですけど、
海は?
華々しい陸のイノチたちに目を奪われて、
海で何が起きていたのかを見過ごしちゃっていいの?
「よくなァ~いィ!」
「がっるるぐる!」(←訳:そっちも必見!)
そうなのよね、
陸が忙しいのはもちろんだけど、、
海は海で大忙しだったのよ。
全長10センチ以下の、小動物の世界から、
節足動物たちが生まれる――
“生命史上最初の覇者”と呼ばれる
アノマロカリスの大きさは、なんと、1メートル!
「でッかいィ!」
「ぐるるがある!」(←訳:巨人級だね!)
アノマロカリスの覇権は、
やがてウミサソリ類に、
ウミサソリ類の覇権は
魚の仲間に、と移り変わって。
軟骨魚類と板皮類の生存競争から、
板皮類の甲冑魚が台頭するも、
軟骨魚類の中の“初期のサメ”が、
ぐいぐいっとのし上がってきたそこへ、今度は。
陸で進化した爬虫類が
海へカムバ~ック!
「ふァ? もどッてきちゃッたでスかァ?」
「がるぐるるる?」(←訳:海は大荒れだ!)
およそ1億年前には、
海棲爬虫類の或るグループが猛威を振るいました。
モササウルス類って、
聞いたことあるでしょ?
「あはァ! えいがァ、でスゥ!」
「ぐぅるっるがーるる!」(←訳:ジュラシックワールド!)
顕微鏡サイズに始まり、
全長15メートルのモササウルス・ホフマニイの時代が終わって、
サメの祖先、
クジラの祖先たちが産声をあげる――
誕生と、進化と、絶滅と、さらなる誕生の物語。
著者・土屋さんが織り成す壮大なタペストリーを彩るのは、
月本佳代美さん、
服部雅人さんによるイラストレーションなのですが、
これがもう愉快というか爽快というか♪
「かいちゅゥ~だいばとるゥ!」
「がるぐるぅるる!」(←訳:再現しちゃおう!)
海の生きものたちの歴史は、
恐竜マニアさんに、
動物好きな御方に、
サメ大好き?な方々にもおすすめです。
本屋さんで見つけたら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。
ふゥ~…たいふうゥもうけッこうゥ!なのでス!」
「がるる!ぐるがる~…!」(←訳:虎です!疲労蓄積~…!)
こんにちは、ネーさです。
台風による気圧の乱高下と暑さでフラフラしておりますが、
今日はTwitterの方をお休みしまして、
はい、↓こちらの御本で読書タイムを、どうぞ~♪
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―― サメ帝国の逆襲 ――
著者は土屋健(つちや・けん)さん、
監修は田中源吾さん/冨田武照さん/小西卓哉さん/田中嘉寛さん、
2018年7月に発行されました。
『海洋生命5億年史』と副題が付されています。
先日ご紹介しました沼口麻子さん著『ほぼ命がけサメ図鑑』が
現代のサメたちの生態についての御本だったのに対して、
こちらは地球と生物の歴史に比重を置いている
ノンフィクション作品です。
「ごおくねんのォ、むかしィ?」
「ぐるるる~!」(←訳:遠すぎる~!)
御本冒頭の『はじめに』には、
著者・土屋さんによる簡明な生命史が記されています。
最新の研究によれば
39億5000万年前の海には
すでに生命が存在していた――
それから30億年以上の時間をかけて、
生命はゆっくりと進化してゆく。
その殆どの期間、生命はいわゆる
“顕微鏡サイズ”でした。
が、およそ5億7500万年前になると、
ヒトの肉眼で認識できるサイズの生命が登場。
そして、およそ5億4100万年前になって、
古生代と言われる時代に入ると――
「いッぱいィ~うまれまスゥ!」
「がるぐるるるる!」(←訳:小型動物たちが!)
海で誕生した生命は、
魚類へ、次に両生類へと歩みを進めて、
舞台は海洋から陸上へと移り、
初期の爬虫類、単弓類(哺乳類の祖先を含むグループ)、
そうして恐竜の時代に突入……
ってところで、ストップ!
「えッ?」
「ぐるっ?」
著者・土屋さんは訴えます。
陸上で様々に進化してゆく生命たち。
ええ、それはそれでいい、んですけど、
海は?
華々しい陸のイノチたちに目を奪われて、
海で何が起きていたのかを見過ごしちゃっていいの?
「よくなァ~いィ!」
「がっるるぐる!」(←訳:そっちも必見!)
そうなのよね、
陸が忙しいのはもちろんだけど、、
海は海で大忙しだったのよ。
全長10センチ以下の、小動物の世界から、
節足動物たちが生まれる――
“生命史上最初の覇者”と呼ばれる
アノマロカリスの大きさは、なんと、1メートル!
「でッかいィ!」
「ぐるるがある!」(←訳:巨人級だね!)
アノマロカリスの覇権は、
やがてウミサソリ類に、
ウミサソリ類の覇権は
魚の仲間に、と移り変わって。
軟骨魚類と板皮類の生存競争から、
板皮類の甲冑魚が台頭するも、
軟骨魚類の中の“初期のサメ”が、
ぐいぐいっとのし上がってきたそこへ、今度は。
陸で進化した爬虫類が
海へカムバ~ック!
「ふァ? もどッてきちゃッたでスかァ?」
「がるぐるるる?」(←訳:海は大荒れだ!)
およそ1億年前には、
海棲爬虫類の或るグループが猛威を振るいました。
モササウルス類って、
聞いたことあるでしょ?
「あはァ! えいがァ、でスゥ!」
「ぐぅるっるがーるる!」(←訳:ジュラシックワールド!)
顕微鏡サイズに始まり、
全長15メートルのモササウルス・ホフマニイの時代が終わって、
サメの祖先、
クジラの祖先たちが産声をあげる――
誕生と、進化と、絶滅と、さらなる誕生の物語。
著者・土屋さんが織り成す壮大なタペストリーを彩るのは、
月本佳代美さん、
服部雅人さんによるイラストレーションなのですが、
これがもう愉快というか爽快というか♪
「かいちゅゥ~だいばとるゥ!」
「がるぐるぅるる!」(←訳:再現しちゃおう!)
海の生きものたちの歴史は、
恐竜マニアさんに、
動物好きな御方に、
サメ大好き?な方々にもおすすめです。
本屋さんで見つけたら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね。