「こんにちわッ、テディちゃでス!
いッきにィ~やまッ?」
「がるる!ぐるがるぅ!」(←訳:虎です!急坂だよぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2018は、
第1ステージの平坦なコースから、
登りと下りが重なる難しいコースへと変化します。
これはちょっと誰が上位になるのか予想できませんね。
では、レース結果がスペインから届くまでの間は、
読書タイムと参りましょう♫
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― “世界の果て”の物語 ――
著者はドミニク・ラニさん、絵はキャサリン・ドゥリング=フロジェさん、
原著は2015年に、日本語版は2018年7月に発行されました。
英語題名は『ATLAS OF IMAGINARY LANS』、
『地上の楽園をめざした34の冒険譚』と日本語副題が付されています。
世界の果てに在る地上の楽園――
って、私たち日本人にとっては、
なんていうか、思わず苦笑いしちゃいそうなフレーズ、ですけど……。
「それはァ、じぱんぐゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:極東の夢の島!)
かつて、地図が空白だらけだった頃。
冒険家さんと、
冒険家さんのスポンサーたる王族や富豪を動かしたのは、
まさにそんな“世界の果て”にあると伝えられる理想郷や、
黄金の国でした。
この御本では、
ヨーロッパ、
アジア、
アフリカ、
アメリカ、
南極地方、
辺境の地、
と、エリアごとに分けて
冒険者たちの心を捉えてやまなかった
《伝説の地》34ヶ所が紹介されています。
「じつざいのォ、ばしょもォ~」
「がるぐるるがるる!」(←訳:幻の場所もあるよ!)
地球上にちゃんと存在はしていても、
遠い都会の人々へは
誇張され、誤解されて伝わってしまったのは、
例えば、
ムガール帝国。
東方の三博士はムガール王国から来たとされ、
宝石があふれる素晴らしい土地には
フェニックスやユニコーンが住んでいる――
「すんでェないィでス!」
「ぐるるがるるるぐるるる!」(←訳:宝石は出なくもないけど!)
逆に、伝説だと思われていたのが、
あったじゃないの、ここに!
というパターンは、トロイ、ですね。
1870年、ドイツ人実業家ハインリヒ・シュリーマンさんは、
ダーダネルス海峡西端の丘で遺跡を発見し、
確信します。
こここそ、神話の地……!
「だいィはッけんッ!」
「がるるぐっる!」(←訳:苦労が実った!)
そして、いまだ人々を惹きつける謎の王国――
エル・ドラド。
本文106ページで解説されている
黄金の国の伝説は、
まだ終息してはいないんですね。
広大な南アメリカ大陸の密林、
その樹々と泥の下に、
《金箔の男=エル・ドラド》の都市が
誰かに見つけ出されるのを
待っているのかもしれない……?
「ろまんッ、なのでス~!」
「ぐるるるがる!」(←訳:全探検家の野望!)
どこかにあるはずの、
地上の楽園。
楽園の幻影に振り回される者と、
幻影を信じて船出する者と、
幻影の真実――
ノンフィクション作品ではありますが、
フィクション好きな方々も
きっと楽しめる一冊です。
地図好きな御方にもおすすめですので、
本屋さんで見かけたら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♪
いッきにィ~やまッ?」
「がるる!ぐるがるぅ!」(←訳:虎です!急坂だよぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2018は、
第1ステージの平坦なコースから、
登りと下りが重なる難しいコースへと変化します。
これはちょっと誰が上位になるのか予想できませんね。
では、レース結果がスペインから届くまでの間は、
読書タイムと参りましょう♫
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― “世界の果て”の物語 ――
著者はドミニク・ラニさん、絵はキャサリン・ドゥリング=フロジェさん、
原著は2015年に、日本語版は2018年7月に発行されました。
英語題名は『ATLAS OF IMAGINARY LANS』、
『地上の楽園をめざした34の冒険譚』と日本語副題が付されています。
世界の果てに在る地上の楽園――
って、私たち日本人にとっては、
なんていうか、思わず苦笑いしちゃいそうなフレーズ、ですけど……。
「それはァ、じぱんぐゥ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:極東の夢の島!)
かつて、地図が空白だらけだった頃。
冒険家さんと、
冒険家さんのスポンサーたる王族や富豪を動かしたのは、
まさにそんな“世界の果て”にあると伝えられる理想郷や、
黄金の国でした。
この御本では、
ヨーロッパ、
アジア、
アフリカ、
アメリカ、
南極地方、
辺境の地、
と、エリアごとに分けて
冒険者たちの心を捉えてやまなかった
《伝説の地》34ヶ所が紹介されています。
「じつざいのォ、ばしょもォ~」
「がるぐるるがるる!」(←訳:幻の場所もあるよ!)
地球上にちゃんと存在はしていても、
遠い都会の人々へは
誇張され、誤解されて伝わってしまったのは、
例えば、
ムガール帝国。
東方の三博士はムガール王国から来たとされ、
宝石があふれる素晴らしい土地には
フェニックスやユニコーンが住んでいる――
「すんでェないィでス!」
「ぐるるがるるるぐるるる!」(←訳:宝石は出なくもないけど!)
逆に、伝説だと思われていたのが、
あったじゃないの、ここに!
というパターンは、トロイ、ですね。
1870年、ドイツ人実業家ハインリヒ・シュリーマンさんは、
ダーダネルス海峡西端の丘で遺跡を発見し、
確信します。
こここそ、神話の地……!
「だいィはッけんッ!」
「がるるぐっる!」(←訳:苦労が実った!)
そして、いまだ人々を惹きつける謎の王国――
エル・ドラド。
本文106ページで解説されている
黄金の国の伝説は、
まだ終息してはいないんですね。
広大な南アメリカ大陸の密林、
その樹々と泥の下に、
《金箔の男=エル・ドラド》の都市が
誰かに見つけ出されるのを
待っているのかもしれない……?
「ろまんッ、なのでス~!」
「ぐるるるがる!」(←訳:全探検家の野望!)
どこかにあるはずの、
地上の楽園。
楽園の幻影に振り回される者と、
幻影を信じて船出する者と、
幻影の真実――
ノンフィクション作品ではありますが、
フィクション好きな方々も
きっと楽しめる一冊です。
地図好きな御方にもおすすめですので、
本屋さんで見かけたら、
ぜひ、手に取ってみてくださいね♪