「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうもォ、せんせんきょうきょゥッ!」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!雷に大雨~!)
こんにちは、ネーさです。
えーと、こうしてキーボードを打っている瞬間にも、
遠くの方でゴロゴロという音が聴こえるような……
いえ、気のせい、きっと気のせいですわね。
戸締まりを確かめたら、
さあ、ココロを落ち着かせて読書タイムですよ♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!
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―― モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 ――
著者は内田洋子(うちだ・ようこ)さん、2018年4月に発行されました。
いかがです、この題名は?
活字マニアを自認なさる方々の頭脳が
ぐぐ~んと活性化しそうなワードがみっしり!じゃありませんか♪
「ちいさなァ、むらのォ??」
「ぐるるがるるる?」(←訳:旅する本屋さん?)
しかも、そこはトスカーナ――
美しい国イタリアの、美しい田園地帯が舞台、
そう聞かされると期待はいやが上にも高まります。
おっと、いけない、
お話は順序良く進めましょう。
“本屋さんの物語”を
著者・内田さんが最初に耳にしたのは、
ヴェネツィアの古書店さんで、でした。
「みずのォみやこォ~♪」
「がるるぐるるるるがる!」(←訳:運河とゴンドラの都市!)
かつてヴェネツィア共和国の首都であった、
アドリア海に面した都市ヴェネツィア。
お仕事に都合がよいから、と
著者・内田さんは北イタリアの大都市ミラノに
暮らしていたのですが、
縁あってヴェネツィアに住むことになりました。
水の都に於ける移動手段は、
車が使えませんからね、
水上バスか徒歩しかありません。
となれば、重い荷物を持ち歩くのは
どうもちょっと、と尻込みしたくなりますが。
ここに、重いモノでも
さくさくっと売り捌けてしまうお店がある……?
「まさかァ、それがァ??」
「ぐるがる??」(←訳:本屋さん??)
《ベルトーニ書店》さんで扱うのは、
すべて、ヴェネツィア関連か美術の古書。
その素晴らしい品揃えにすっかり魅せられ、
足繁く通ううち、
内田さんは店主のアルベルトさん、
アルベルトさんのお父さんとも
言葉を交わすようになり、知ったのです。
店主さんの先祖は皆、
古本を売りに歩いて生計を立てていたのだ、と。
父祖の出処は、
モンテレッジォ村――
紙の産地ではなく、
印刷所もないけれど、
でも、村の稼業は本を売ること。
「むむむゥ! しんじがたいィのでス!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:不思議な村だねえ!)
謎かけのような
“本売り村”の存在は、
内田さんの好奇心を掻き立てます。
その村は、トスカーナのどこにあるのだろう?
どうやって行けばいい?
「あわわゥ、それがァなかなかァ~」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:タイヘンなんだよう!)
本の村を探しに、
本を売る旅人を探しに、
内田さんもまた旅に出発しますが、
その旅の、ゆくすえは……?
「しィーッ! ひみつゥでスよゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:読んでのお楽しみ!)
ええ、この御本はノンフィクション作品です。
けれど、一級のミステリにも負けないミステリアスな旅路は、
どうか読み手の皆さまが
御自身で辿ってみてくださいね。
活字マニアさんに、
愛書家さんに、
激おすすめの一冊です。
ぜひ!!
きょうもォ、せんせんきょうきょゥッ!」
「がるる!ぐるがる~!」(←訳:虎です!雷に大雨~!)
こんにちは、ネーさです。
えーと、こうしてキーボードを打っている瞬間にも、
遠くの方でゴロゴロという音が聴こえるような……
いえ、気のせい、きっと気のせいですわね。
戸締まりを確かめたら、
さあ、ココロを落ち着かせて読書タイムですよ♪
本日は、こちらの御本を、どうぞ~!

―― モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語 ――
著者は内田洋子(うちだ・ようこ)さん、2018年4月に発行されました。
いかがです、この題名は?
活字マニアを自認なさる方々の頭脳が
ぐぐ~んと活性化しそうなワードがみっしり!じゃありませんか♪
「ちいさなァ、むらのォ??」
「ぐるるがるるる?」(←訳:旅する本屋さん?)
しかも、そこはトスカーナ――
美しい国イタリアの、美しい田園地帯が舞台、
そう聞かされると期待はいやが上にも高まります。
おっと、いけない、
お話は順序良く進めましょう。
“本屋さんの物語”を
著者・内田さんが最初に耳にしたのは、
ヴェネツィアの古書店さんで、でした。
「みずのォみやこォ~♪」
「がるるぐるるるるがる!」(←訳:運河とゴンドラの都市!)
かつてヴェネツィア共和国の首都であった、
アドリア海に面した都市ヴェネツィア。
お仕事に都合がよいから、と
著者・内田さんは北イタリアの大都市ミラノに
暮らしていたのですが、
縁あってヴェネツィアに住むことになりました。
水の都に於ける移動手段は、
車が使えませんからね、
水上バスか徒歩しかありません。
となれば、重い荷物を持ち歩くのは
どうもちょっと、と尻込みしたくなりますが。
ここに、重いモノでも
さくさくっと売り捌けてしまうお店がある……?
「まさかァ、それがァ??」
「ぐるがる??」(←訳:本屋さん??)
《ベルトーニ書店》さんで扱うのは、
すべて、ヴェネツィア関連か美術の古書。
その素晴らしい品揃えにすっかり魅せられ、
足繁く通ううち、
内田さんは店主のアルベルトさん、
アルベルトさんのお父さんとも
言葉を交わすようになり、知ったのです。
店主さんの先祖は皆、
古本を売りに歩いて生計を立てていたのだ、と。
父祖の出処は、
モンテレッジォ村――
紙の産地ではなく、
印刷所もないけれど、
でも、村の稼業は本を売ること。
「むむむゥ! しんじがたいィのでス!」
「がるるるるぐるる!」(←訳:不思議な村だねえ!)
謎かけのような
“本売り村”の存在は、
内田さんの好奇心を掻き立てます。
その村は、トスカーナのどこにあるのだろう?
どうやって行けばいい?
「あわわゥ、それがァなかなかァ~」
「ぐるるるがるるるる!」(←訳:タイヘンなんだよう!)
本の村を探しに、
本を売る旅人を探しに、
内田さんもまた旅に出発しますが、
その旅の、ゆくすえは……?
「しィーッ! ひみつゥでスよゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:読んでのお楽しみ!)
ええ、この御本はノンフィクション作品です。
けれど、一級のミステリにも負けないミステリアスな旅路は、
どうか読み手の皆さまが
御自身で辿ってみてくださいね。
活字マニアさんに、
愛書家さんに、
激おすすめの一冊です。
ぜひ!!