「こんにちわッ、テディちゃでス!
ぞろぞろォ~ぞろめッ!」
「がるる!ぐるるがるるぐる!」(←訳:虎です!人気の日付けです!)
こんにちは、ネーさです。
今日11月11日は、みんな大好き『ポッキーの日』から、
『狆穴子の日』『介護の日』『シマリスの日』『チーズの日』……
多過ぎて数え切れない~!と目を丸くしながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 和菓子の愉しみ ――
著者は堀部美奈子(ほりべ・みなこ)さん、
2024年6月に発行されました。
『ながめて、愛でて、味わう工夫×新しい和菓子24×基礎知識』
と副題が付されています。
「わがしのォ、おいしいィ~きせつゥ!」
「ぐっるるがるぐるる!」(←訳:やっぱり秋冬だよね!)
水ようかん、くずきり、冷やした白玉など、
夏季に味わう和菓子の良さもあれば、
秋冬の、寒い季節ならでは、
いえ、寒い季節にこそ美味しい和菓子もありますね。
この御本では、
part1『ながめて、愛でて、味わう工夫』
part2『和菓子の今を知る新しい和菓子24』
part3『和菓子を愉しむ基礎知識』
という構成で、
和菓子の歴史、基礎の作り方や用語、
季節ごとの代表的な和菓子、
包み紙と箱、器やお皿、
和菓子と相性の良いコーヒーまで、
実に幅広~く
和菓子情報が紹介&解説されています。
「ちゅうもくゥしたいィのはァ~…」
「がるるるる!」(←訳:和菓子の今!)
ええ、そうなんです。
part2の『新しい和菓子』では、
京都、名古屋、岐阜、滋賀、秋田、福岡、
兵庫、香川、東京のお菓子屋さんの
”看板の一品”ともいうべきお菓子が
取り上げられていて、
なるほど、これは新しい!
と身を乗り出してしまいますよ。
岐阜・大垣の『柏屋つちや』さんの
《kasane》は、琥珀糖――寒天製のお菓子。
京都・大宮の『亀屋良長』さんの
《小倉バター》は、スライスシート型のようかん。
富山・石動の『薄氷本舗 五郎丸屋』さんの
《木.林 きりん》は、和風メレンゲ菓子。
「うむむゥ? そうぞうゥできないィ~のでス!」
「ぐるるるがるるるる?」(←訳:どんな味なんだろう?)
斬新な素材選びと、
ハッとさせられる美しいルックス。
これを掌にのせて、
ひとくちいただいたら、
いったいどんな心地がするものかと、
想像せずにはいられない
未知の”なにか”。
和菓子という括りから
軽々と飛び立ってゆきそうな
『新しい和菓子』の情報を、
甘いもの好きな御方は
読み逃さないでくださいね。
「おしゃしんもォ、かくべつゥ!」
「がるるぐるる……!」(←訳:劇的に上手い……!)
著者・堀部さん御自身が制作した
お菓子(16~47ページ、84~91ページ)の出来栄え、
写真の見事なことにも圧倒されます。
本屋さんで、図書館で、
ぜひ、探してみてくださいね~♪